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 制服の上着をめくってブラ姿の全容を真正面から拝観させてもらってから、おれはカーペットに正座して頭をさげた。まるで下僕のように。
「二人のおっぱいで窒息させられたいです」
「遺書は書いた? 私と彩世の顔面圧迫、まじでおじさんを殺せるよ」
 萌美ちゃんが上着を下ろして両脚を組んだ。
「殺されても恨みません。どうぞ好きなだけ苦しめてください」
「エム」
 と彩世ちゃんが片足を伸ばしてきておれの頭を踏んづける。女王様に破廉恥行為を許諾してもらえるのは、下僕にとってなによりの栄誉だ。
 おれは立て膝のまますり寄って、まずは彩世ちゃんのGカップに甘えた。ブレザーを豊かに盛り上げるふくらみ。谷間に顔を埋めると、彩世ちゃんが頭をぎゅっと抱きかかえてきて上半身をゆっくり左右に振った。顔面をなぶるみたいに。
「やぁあかふへ幸せえふ……」
「まだ息する余裕あげてるし。本気出すとこうだよ?」
 さらに抱きしめる手に力を込めて、今度は左右にも上下にもGカップを動かさなかった。単純に呼吸域を封鎖されて息苦しくなる。女子高生のおっぱいを味わえているのに、柔らかさも張り具合も寸評している暇がなく、生への執着が命の危険を知らせた。
「ぎ、ギブ……」
 降参するように彩世ちゃんの背中を叩いた。
「殺せるって言ったじゃん」
 急激に圧迫感が弛緩して酸素を吸いこめた。Gカップに飽きるほど頬ずりする。
「そんなにおっぱいに飢えてたの?」
 二十歳近くも年下の女の子に見下される恥辱が、なぜこうも心地よいのだろう。

 たっぷり五分間は彩世ちゃんのおっぱいに甘えると、今度は萌美ちゃんの爆乳に顔を埋めた。牛級の乳房がふんわりと押しつけられる。上下左右にスライドするJカップは張りが強めで、思いっきり頬ずりしてもひしゃげる感触がなかった。
「えい」
 萌美ちゃんが制服を頭にかぶせてきた。
 視界がブラックアウトし、その数秒後、眼前に大きく盛りあがった乳房とパールホワイトのブラジャーが拡がる。女子高生の体臭を感じながら、ぬくもりを浴びながら、ブレザーに覆われながらおっぱいで圧迫させてもらえるのは男冥利に尽きる。おれは深呼吸して恍惚となった。ほんとまじで、今すぐ萌美ちゃんに圧殺されてもこの世に未練はない。
「苦しい?」
「もっお擦いつけえくあはい」
「死んじゃえ」
 頭を抱きかかえられて息の根を止められた。
 十秒もしないうちに命の保証を懇願した。

 GカップとJカップの顔面圧迫に再びち○ぽがフル勃起していた。
「生乳見せてください。ていうかご祝儀はいくらでも払うから、二人に授乳手コキされたいです。お願いします」
 興奮へのブレーキが利かなくなると、お店のルールがどうとか言っていられない。リビドーが暴走しはじめて願望まっしぐらになるのだ。
「オプションにないし」と彩世ちゃん。
「そこをなんとか。店長には内緒でご祝儀は取っ払いにする。一生のお願い」
「いくら出すの?」
 萌美ちゃんが上着を整えた。
「二人が満足する追加料金で」
 あぶく銭が消えたらすぐATMに行ってやる。
 すると萌美ちゃんの表情が緩んだ。
「ウ・ソ。おじさん、いい人っぽいからお願い聞いちゃう。一生懸命働いたのにクビにされて辛かったよね。私と彩世のおっぱいでいいならタダで癒してあげる」
「……!」
 神様にまだ見捨てられていない気がした。酷い仕打ちに遭っても、それに等価交換される幸せが人生には待っているのだ。
「ありがとうございます」
 おれは深々と土下座した。
「やめてよ。あんまり卑屈になられるとちょっとどん引きする」

 彩世ちゃんと萌美ちゃんが上着とキャミソール、そしてブラジャーを脱いで上半身裸になった。彩世ちゃんのおっぱいは美巨乳で乳首がくすんだピンク色。萌美ちゃんのほうは、釣鐘型で乳輪が大き目だ。きれいな桜色で惚れ惚れする。
「来て」
 と彩世ちゃんが膝枕を促した。
 おれはフル勃起を晒したまま太ももに仰向けになった。
「無理言ってごめん」
「元気出せ」
 彩世ちゃんが顔を近づけてきてキスを求めた。おれは頭を上げてそれに応えた。密着する唇。絡み合う舌。吸ったり吸われたり、貪ったり貪られたり、女子高生とは思えないキス責めだ。時には頬っぺたにチュウする。萌美ちゃんが暇そうに乳首を弄ってきた。空いたもう一方の手ではフル勃起を握る。
「ちょ……まじくすぐったい」
「乳首弱点じゃん」
 萌美ちゃんが右の乳首を吸ってきた。彩世ちゃんが左の乳首を摘んで引っ張りあげてくる。女子高生のダブル乳首責めに愚息が硬度を増す。けれどのけぞっても、棹はしっかり管理下に置かれていた。
 
「おじさん、かわいい」
 彩世ちゃんのGカップに吸い付くと、頭を撫でてきてそうつぶやいた。美巨乳に顔面が塞がれているし、そもそもおれはうっとりと目を瞑っているので視界はゼロだ。が、きっと彩世ちゃんは女王様とは違う優しい笑みを浮かべているに違いない。
「女子高生のおっぱい、美味しい?」萌美ちゃんが尋ねる。
「おいひいでふ」
「左ばっかりじゃだめ。右側も吸って」
 彩世ちゃんが右の乳房を押しつけてきた。
 哺乳瓶の吸い口みたいな乳首が突起してくるのがわかる。おれは吸って、舐めまくって、顔面をみずから密着させた。それでも喘ぎ声のひとつすら洩らさない余裕は、さすが百本抜きの耐久力だ。
 ……一滴でもいいから母乳が出てくれないか、と願いながらGカップに甘えていると、ふと愚息の握り方が変わった。萌美ちゃんから彩世ちゃんの管理下に移ったのだ。本来の授乳手コキが完成する。
「また精子ぴゅってしていいよ」
 赤ちゃん言葉にならないところがいい。
 賢者タイムを端折ったので、彩世ちゃんが手コキを始めると猛烈なくすぐったさが愚息を襲った。しかもハンドスキルが高すぎる。ノーマルな感じで肉棒をしごいていたかと思えば、そのまま親指の腹でカリ首をなぞるようにして擦り上げ、亀頭全体を手のひらで覆ってぐりぐりとこねくりまわす。そしてVサインで亀頭を挟んで滑りおろすと、溝辺りでぴたりと止めて左右に捻った。
「おじさんの弱点、亀頭全体でしょ?」
「なんえわかうんあよ」
 Gカップに顔を塞がれていてちゃんと喋れない。
「先っぽ触るとおちん○んがすごい硬くなるもん」
「……!」
 ピンポイントで責めるように、彩世ちゃんが棹を握らず、亀頭だけを握って手コキしてきた。そんなエスっぽいテクニックと母性あふれる授乳プレイに、おれは数分後、下半身をがくがく震わせて二発目を発射した。

「私もおじさんとチュウ」
 飛び散ったスペルマを彩世ちゃんに拭き取ってもらってベッドに起き上がると、休む暇もなく萌美ちゃんが無理やり顔を振り向かせてキス責めしてきた。
 唇を触れさせるだけのフレンチキスが戯れるように繰り返され、舌を絡めあうディープキスへ移行する。ベロの裏側をくすぐってあげると、それを防ぐように萌美ちゃんが少し吐息を洩らしながら、おれの舌を吸引してきた。
「寝て」
 太ももをぽんぽんと叩く萌美ちゃん。
 むちっとしたそこに頭を載せると、巨大なJカップが眼前に垂れ下がっていた。迫力満点の光景だ。そりゃこんなおっぱいなら百人抜きは簡単だろう。牛を超えて兇器だ。
 それを証明するかのように、萌美ちゃんが左右の下乳を顔面に押しつけてきた。一瞬で視界と呼吸が塞がれる。重たくて柔らかくて張りが最高だけお、こへは授乳ぷれひっていふかまた殺人みふいあと思ひまふが。
「三発目出せる?」
「出へうと思ふ」
「思うじゃだめ。約束しないとおっぱい吸わせてあげない」
「や、やくほくひまふ」
 彩世ちゃんに水をあけられたくないプライドがどこかにあるのだろうか。

 指切りして三発目を約束した。萌美ちゃんが下乳圧迫から解放してくれたので、リビドーの赴くままJカップにむしゃぶりついた。
 乳輪が大きいので吸い付き甲斐がある。愛撫ではなく母乳を求める赤ちゃんみたいに乳首を吸引した。だがさすがにJカップだけあって、どんなに大きく口を開けても含みきれない。むしろ母乳を求めると、牛おっぱいが顔面に密着してきて苦しくなる。
「おちん○んも頑張れ」
 萎えたままのち○ぽを萌美ちゃんが手コキする。
「さっい出いあばっふぁりだかあ、ほんあすぐいわ……」
「そう?」
 萌美ちゃんがハンドスキルを全開にした。
 亀頭全体がおれの弱点だとわかっているので、そこだけを刺激して再々フル勃起を促す。指の輪でカリ首と溝を包んでしごき、左右に捻りまくる。ち○ぽが麻痺してしまいそうなほどの快感が迸った。
 のけぞったおれに牛おっぱいを吸わせ直しながら、今度はがっちり亀頭だけ握って激しめに擦る。そして愚息が復活し始めたところで、亀頭の真上から手のひらを被せるようにしてこちょこちょとカリ首をくすぐった。
 そんなコラボレーションを繰り返し、牛おっぱいに甘えさせられているうちに、愚息が懲りずにフル勃起してしまった。無理やり勃起させられてスペルマの充填が間に合っていない。
「や、ヤあひ」
「なにが?」
 萌美ちゃんの授乳手コキは遠慮を知らない。エム男のリアクションを楽しむように乳首を吸わせ、ハンドスキルを繰り出した。
「ヤあひっ……!」
 萌美ちゃんの手が加速度を上げた瞬間、腰が砕けるような電流が愚息に駆け巡って、装填が間に合った分だけの精液が垂れ流れた。おれはがくがくと下半身を震わせ、Jカップにむしゃぶりつきながら意識を失いかけた。
「出たよ」
 と手に垂れ流れた精液を萌美ちゃんが見せてくれた。

 ……それからおれは制限時間いっぱいを満喫しようと、添い寝とお尻枕を追加した。コスチュームチェンジもお願いして彩世ちゃんにチアリーダーコス、萌美ちゃんに牛コスしてもらいたかったけど、時間を延長してさらなるソドムを楽しむにはあぶく銭が足りなかった。とはいえ、二人に川の字で挟まれて寝そべって、解雇の愚痴を聞いてもらえたのは嬉しかったし、家でも枕にしたいお尻は寝心地がよかった。
「ありがとうございました」
 店の出口まで見送ってくれて彩世ちゃんと萌美ちゃんが深々とお辞儀した。言葉遣いがいきなり他人行儀になったのは、向こうで店長が見ていたからだろう。
 またね、と店長にバレないように二人が小さく手を振ってくれる。
 二人を再指名できるように稼がなくては。帰ったら早速求人サイトを検索しよう。
 繁華街の通りに出たおれはそこで気がついた。
 基本料金のマッサージやってもらってないじゃないか。

               ***

 メールを読んで深く長い溜息をつくと、おれは車のドリンクホルダーにスマホをほうった。面接で手応えのあった会社からの不採用通知だった。
 保険会社をクビになってから二カ月だ。多種多様な求人にエントリーしたが、どれもこれもがおれを拒絶していた。あとは正社員や契約社員の道を諦めて、誰でもウェルカムなアルバイト求人に望みを繋ぐしかない。
 入り口のアルコール消毒液を手に吹きかけてコンビニ入った。生活費の心配をするばかりで頭がおかしそうになる。パチプロやスロプロで生きていくスキルはおれにはない。
「あ……おじさんじゃん」
 ――と、一番安いおにぎりを買い物かごに入れた時、ふと声を掛けられた。
 振り向けば萌美ちゃんだった。
「久し振り。……ていうか覚えててくれたんだ」
「印象的なお客さんは忘れないよ」
 初指名だったインパクトか、解雇された不憫さが強烈だったのか、はたまたおれのち○ぽがなにか心に刺さったのか。
「コンビニのおにぎりとカップラーメンばっかりだと栄養が偏るよ」
「わかってるんだけどね、お財布が寂しくて贅沢してられなくて」
「じゃあ私と彩世が手料理作ってあげる。肉じゃがまじ得意だよ」
 涙が出そうになった。人生に落ちこぼれた男をこんなに優しく受け止めてくれる女の子がいるとは。
 萌美ちゃんがスマホで彩世ちゃんに連絡を取った。
 そういえば、コンビニにはちゃんとコンドームが売っている。

       妄想寄稿「違法じゃありません、校則違反なだけです」END


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妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけです』(前編) Angel Heart 24/4/19(金) 17:30 小説
妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけです... Angel Heart 24/4/19(金) 17:58 小説
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/19(金) 18:39
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... Angel Heart 24/4/20(土) 4:06
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/20(土) 4:39
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/20(土) 5:26
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... LEVEL E 24/4/21(日) 22:23
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/21(日) 22:42
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/22(月) 5:29
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... Angel Heart 24/4/22(月) 10:28
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/22(月) 19:56
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... Angel Heart 24/4/23(火) 13:33
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... Mr.774 24/4/26(金) 22:42
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/4/27(土) 5:08
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... Mr.774 24/5/12(日) 7:52
Re:妄想寄稿 Angel Heart 24/5/12(日) 13:43
Re:妄想寄稿 Mr.774 24/5/12(日) 18:40
Re:妄想寄稿 Angel Heart 24/5/12(日) 23:04
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... ろくべえ 24/5/4(土) 10:36
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... 純西別森木 24/5/4(土) 11:43
Re:妄想寄稿『違法じゃありません、校則違反なだけで... fob@webmaster 24/5/4(土) 20:52

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