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グラドル凛香はパイズリしたい2. 小説  パイ吉  - 23/8/18(金) 23:21 -

 築40年の年季が入ったアパートの一室、仕事を終えて帰って来た政宗はリュックを下ろし、そのままゴロリと横になった。染みだらけの天井を見つめ、深いため息をつく。

(やっちまった……凛香ちゃんにパイズリで2発も……)

 2年前の初共演の時に政宗自身、彼女が好意を寄せてくれているのは分かっていた。好きになった男性に尽くすタイプの彼女は、相手が喜ぶことなら手段をいとわない。
 正宗が巨乳フェチであり、ズリキチであることをいち早く見抜いた凛香は、彼にパイズリしてあげること、パイズリで喜ばせることを目標に芸能活動を頑張って来たのである。

(ま、仕事で凛香ちゃんと共演する機会は滅多にないし、俺から関わらなければ問題になることは無いか。さて、風呂入って寝るか)

 政宗が立ち上がったところで、玄関のチャイムが鳴った。

「おいおい、こんな夜遅くに誰だよ。はーい、どちらさんですか?」
 政宗の問いかけに返事は無い。
 政宗がチェーンをかけてドアを開く。
「ばんはぁ。ウーバーパイズリっす。パイズリ向きのJカップおっぱい、お届けに上がりましたぁ」
「おわぁぁっ」
 驚いた政宗がよろめき、玄関で尻もちをつく。

 ドアの前に立っていたのは、グラビアアイドル、山本凛香だった。
「り、凛香ちゃん? な、なんで? 何しに来たの?」
「マサさんのおちんちん、パイズリしにきましたぁ」
 凛香がJカップの乳房をムニュっと寄せて見せる。
「いやいや、おかしいでしょ。なんで俺んち知ってんの?」
「普通に尾行してきましたぁ」
 凛香がニッコリ笑う。
「ダメでしょ。それストーカーでしょ!」
「そんなことよりぃ、中に入れてくださぁい。凛香、疲れてもう倒れちゃいますぅ」
「はぁ……入れてあげるけど、おとなしくするって約束できる?」
「はぁい。凛香おとなしくするから、入れてくださぁい」
「Hなことしないって、約束できる?」
「はぁい。約束しまぁす」
 政宗はしぶしぶドアのチェーンを外し、凛香を部屋に招き入れた。

「凛香ちゃん、ごはんは?」
「食べる暇なんてありませんよ! ごはん食べてて、マサさん見失ったら困るじゃないですかっ。ホント大変だったんだから」
「あ、ゴメン……って俺のせい? 俺、なんも悪くないよね?」
「とにかく、凛香はお腹ペコペコです」
「わかった、わかった。ちょっと待ってて」
 政宗は冷凍庫から2つのタッパーを取り出すと、電子レンジで解凍して手際よくお皿に盛りつけた。
「わっ、カレーだ。美味しそう!」
「はい、どうぞ。凛香ちゃんて辛いの大丈夫だった?」
「うん。辛いの好き。すごいね。マサさんが作ったの?」
 凛香が目を輝かせる。
「そうだよ。カレー作ったらいつも冷凍させて、食べたいときにチンして食べるんだ。材料の野菜はカットしてある冷凍食品で済むし、けっこう簡単に作れるんだよ」
「2年前も、マサさんが料理作ってくれて、私はちょっと手伝うだけだったもんね」
「そうだったっけ?」
「それじゃ、いただきまぁす」
 凛香はカレーをスプーンで一口食べると、幸せそうな表情で「おいしぃ」と連呼した。あっという間にカレーを平らげた凛香は、両手を合わせ「ごちそうさまでした」としみじみ言った。

「マサさんはぁ、カレー食べた後の彼女とチューできますかぁ?」
「えっ? カレーの後かぁ……できなくはないけど、できれば口ゆすぐくらいはしてほしいかも」
 凛香が急に立ち上がり、流しの水道で口をゆすいだ。
「では、どうぞ」
「なにがっ!? 意味わからんわっ」
「マサさんが『チューする前に口ゆすげ』って言ったんじゃないですかぁ」
「彼女がいたとして、仮定の話な! 凛香ちゃんにチューするから口ゆすげとは一言っも言ってないから!」
 政宗が声を張る。
「うあぁ、最低っすね。若い女の子もてあそんで楽しいですか?」
「どこがだよっ。これまでの会話の中に、女の子もてあそぶ要素皆無だわ!」
「ほら、マサさん。早く、チュ」
「しません。Hなことしないって約束したよね?」
「チューはあいさつだよ。Hじゃないよ」
「外人かっ!」
 政宗がビシッとツッコむ。
「マサさん、デザート用意してないでしょ?」
「えっ、まあ。俺、甘いのあんま食べないから」
「デザートの代わりにチューで許してやんよ」
「どんだけ上から目線だよ」
「じゃ、今から買ってきて」
「はぁ? ここからコンビニけっこうかかるぞ。っつーか、金が……」
「じゃ、チューするしかないね。ほらほら、軽くチュってするだけでいいからさぁ」
 凛香が小悪魔っぽい笑顔で両手を広げる。
「……仕方ない。ホントに軽くな」

 政宗が顔を近づけ、凛香の唇に自分の唇を重ねた。
「んっ……」
 凛香の舌が政宗の口内にヌルヌルと侵入する。凛香の舌がうねうねと絡みついてくる。
 ふりほどこうとする政宗を凛香が逃すまいと力いっぱい抱きしめる。

(うあぁ……凛香ちゃんのベロ、気持ちい。めっちゃ動きまくってる。密着してると凛香ちゃんのいい香りでクラクラする……)

「っぷはぁ。えへへへ、マサさんと初チューしちゃいましたぁ」
 凛香が嬉しそうに微笑む。
  
 2人の口からタラリと唾液の糸が引く。

(か、カワイイ……いかん、いかん。落ち着け俺。凛香ちゃんのペースに乗せられてHなことしたら思うつぼじゃないか。すぐに離れないと)


*おっぱいシーン無くてすみません……多分続きます。

*ろくべえ様、 純西別森木様、爆乳フェチ 様、コメントありがとうございます!


引用なし

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グラドル凛香はパイズリしたい パイ吉 23/8/15(火) 14:56 小説
Re:グラドル凛香はパイズリしたい ろくべえ 23/8/15(火) 16:10
Re:グラドル凛香はパイズリしたい 純西別森木 23/8/15(火) 16:50
Re:グラドル凛香はパイズリしたい 爆乳フェチ 23/8/17(木) 7:38
グラドル凛香はパイズリしたい2. パイ吉 23/8/18(金) 23:21 小説
Re:グラドル凛香はパイズリしたい2. 純西別森木 23/8/19(土) 5:20
グラドル凛香はパイズリしたい3. パイ吉 23/8/19(土) 15:59 小説
Re:グラドル凛香はパイズリしたい3. 純西別森木 23/8/19(土) 17:18
Re:グラドル凛香はパイズリしたい3. LEVEL E 23/8/22(火) 15:05 小説
Re:グラドル凛香はパイズリしたい3. スアレス 24/1/7(日) 13:52

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