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みっちゃん 小説  ゆきなと言う愛すべき者  - 24/1/6(土) 12:39 -

高校2年の時に母さんが再婚。
大学生の姉が出来た。
大人しくて、風が吹けば飛ぶような華奢。
陰キャガチ勢
でも、結構可愛いw

半年もすると姉ちゃんとも結構話すようになり、母さんと、オッサンは遅めのハネムーンに3泊で北海道へ。
ちょうど俺も姉ちゃんも、夏休みで、俺は友達を家に呼んでゲームしてた。
姉ちゃんが気を効かせてジュースとお菓子を、持って部屋に運んでくれて、そのまま俺たちのゲームを見て和んでた。
友達の1人が、ふいに
「おねーさんって、彼氏とかいるんすか?」
「えっ?!急wいませんけど」
「えっ!マジで!オレ立候補するかな!」
俺は、こんなやつ兄弟にしたくなく
「やめろ!お前が兄弟たとかキモイだろ!」
流石に姉ちゃんもちょっと嫌そうに部屋を出てった。
「ほらみろ!お前らが変な事言うからー」
「ごめんてー!」

翌日も奴らは俺ん家に「ゲームしようぜ!」
俺ん家だけどな!
友達の1人が「あれ?おねーさんは?」
「あ?ああ、お前ら来るって行ったから出かけたぞ?」
「えっ!マジ!マジきらわれてんじゃん!俺らwww」
「なんか、すげーキモがられてたぞ?」
「マジかぁーすんげーショック」
「って、俺の姉ちゃんで遊ぶなよ」
「マヂだって!いいよなーお前の姉ちゃん」
「はぁ?マジで言ってんの?」
「まぢに決まってんじゃん!めちゃ可愛いくね?」
「まぁな、俺も最初、やべーなーって、思ったけど」
「だろ?今の俺よ、ソレw」
「なーあー、やめて?変な事考えたろ?やめろ?まぢで」
「別によくね?妄想だし」
「いや、普通にキメーよ」
結局、姉ちゃんが居ないと言う理由で2時間もゲームして帰って行った。
翌日。
「ねえ?またあの子たちくるの?」
「いや、もう家には呼ばない」
「良かった」
「姉ちゃん、嫌いそうだから、外で遊ぶよ」
「なんか、ごめん」
「うんん、俺も奴らのああいうの聞くとイラつくし」

夏休み明け
だけど、奴らはそれから段々と俺を遠ざけ始めた。
しまいには、俺と姉ちゃんが出来てるとか、なんとか変な噂が耳に入る。
アイツら・・・
音速より早く、俺は透明人間にされた。
なんとか、奴らの証拠を掴みたくて、隣のクラスの仲のいい友達にそれとなく探って貰うように頼んだ。
やっぱり、噂の張本人は奴らだった。
俺はイライラご絶頂
クラスに戻って2人をクラスでボコボコにした。
とち狂って、発狂して、2人を机や椅子や目に付いたもの全てでくしゃくしゃにした。
2人とも全治3ヶ月。
骨折もしてたらしい。
年少は間逃れたが、もちろん退学。
親や先生に
「なんでそんな事になった?」
俺は
「別に?前からムカついてからやった」
家に閉じこもってどれくらいだろう?
姉ちゃんが俺の部屋に来て
「みっちゃん、ごめんね。あたしのせいなんだよね?」
「いいって、俺もムカついた。それだけだよ」
「でも、ありがとう。」
「姉ちゃんは、なんも悪くねーから気にしないでよ」
「気にするよ!気にするなって、無理だよ!」
「もう、この話し辞めよ?なんかさ、憂さ晴らしに遊び行こ?」
「えっ?あたしと?」
「うん、姉ちゃんと」
「うん、いいけど・・・あたしなんかでいいの?」
「あ、うん、姉ちゃんと行きたい」
「わかったー・・・じゃ、したくしてくる」
茶色の薄手のワンピースに白の透け透けのカーディガン
姉ちゃんなんだけど、可愛い。
まだみんな学校の時間。
映画観て、ファミレスで姉ちゃんと飯食って、ゲーセンで遊んだ。
「でもね、まだみっちゃんを、弟に思えなくて」
「えっ?なんで?」
「じゃ?みっちゃんは?みっちゃんはあたしのことどう思ってる?」
流石に言葉に詰まる。
「それは・・・」
「ね?だから、イラついて、やっちゃったんでしょ?わたしもわかっちゃうのイケナイけど、みっちゃんの事すきだから」
「えっ!?」
「だからね、弟じゃないの。あたし的に」
「お、俺も・・・」
「ね?みっちゃん?ちょっと寄り道してかない?」
「いいけど?何処いく?」
「ちょっと」
そう言って姉ちゃんは、ニコっとして俺の手を引いた。
付いた場所。
「ね、姉ちゃん!?ここ、ラブホなんだけど・・・」
「来ちゃった!www」
「き、来ちゃった!で、来るとこなの?www」
「いいじゃん、来ちゃったんだしw入ろw」
「えっ?マジ?するの?」
「みっちゃんは、どうしたい?あたしはいおよ?みっちゃんなら」
「えっ!?き、きゅうに言われても」
「はいっ!したいんだね!しよっ?」
「姉ちゃん、オレ・・・」
「ね?ユキナって読んでよ。今日だけ」
「ゆ、ゆきなちゃん・・・」
近親相姦!
「俺さ、姉ちゃんが初めて。」
「あ、ごめん。誘惑しちゃったよね」
「うんん、嬉しかった。初めてが姉ちゃんで」
「血は繋がってないもんね」
夜の8時過ぎ、家に戻った。
オッサンも母さんも別に驚く様子もなく
「どうだった?デート楽しかった?」
と茶化す
「でも、ゆきなも光春と打ち解けて良かった。」
とオッサン。
4人で、テレビを観てたけど、オッサンも母さんも寝室に行った。
「ね?みっちゃん?」
「ん?」
「今日は、ありがとう。すき」
さすがに照れるが、最強過ぎた
照れた俺にお構い無しに
「あ、みっちゃんの部屋に遊びに行こかな?なんかゲームしよ?」
俺の部屋に入り、俺のベッド。
隣に姉ちゃんが座る。
ゲームなんかする気もなく。
姉ちゃんにキスをする。
良かった姉ちゃんもつもりだったらしい。
小さな姉ちゃんの胸を触る。
小さな声で
「部屋ではダメ、お口でするから・・・」
初めてのフェラだった。
そういえば、さっきはしてもらって無かった。
勢いだったし、夢中だった。
きっと姉ちゃんは、こういうの慣れてるんだろうな・・・
ちょっと嫌な気持ちだった。けど、直ぐに姉ちゃんの口の中に我慢できずに射精した。
姉ちゃんは、笑顔で、それを飲んでくれた。

翌日、姉ちゃんと近くのスーパーに親に言われてた買い物をしに来た。
姉ちゃんに「よお!ゆきなじゃん。だれ?彼氏?」
となんかチャラそうな男。
姉ちゃんはめちゃ嫌な顔で
「なに?なんの用?彼氏とか関係ないでしょ!」
「キレんなよwなーまた、遊ぼーぜ、ゆきな」
「は!?嫌に決まってんでしょ!大声だすよ!どっか行って!」
男は「ちっ!」と吐き捨てて遠ざかった。
「姉ちゃん?今のって・・・」
「ああ、ごめんね、元彼なの。タチ悪いよね、ホントごめん」
「あ、うんん、だとは思ったけど・・姉ちゃんは、ああいうの好きなの?」
あまりに自分とは正反対で、そっちの驚きだった。
「うんん、ちょっと話せない」
「そつか。じゃ聞かない」
「うん、好きとか言っといて、なんかごめん」
「いいよ大丈夫。」
この日、昼間のちょっとした事だったけど、確実に姉ちゃんの過去をちょっとだけだかど知って嫉妬してる自分。
なんか家に帰ったら姉ちゃんに冷たくしてた。
"コンコン"
「みっちゃん?入るよ?」
「あ、うん」
「みっちゃん?もしかして、昼間の事?」
「姉ちゃん、ごめん。わかってるんだけど・・・冷たくして、ごめん。おれ。」
「うん。じゃないかなと思って来た。でも、ほんとに終わってるから、ね?」
そう言って、姉ちゃんは抱きしめてくれた。
そして、優しいキスをしてくれた。
「ね?みっちゃん?あした又、ホテル行こ?」
「いいの?」
「うん、みっちゃんとしたい」
「うん、俺も姉ちゃんとしたい」
「後でさ、お父さん達が寝たら、みっちゃんの部屋に来ていい?」
「いいけど、こっちで寝るの?」
「うん、みっちゃんといたい」
翌朝の4:00姉ちゃんは、コソコソと自分の部屋に帰って行った。
午前中、学校の先生が来て、少し話をして、昼に姉ちゃんと街に出かけた。
すると後ろから「よ!ゆきなじゃん!」
また、アイツだ!
「ちょっと!しつこいて!なんなん!」
と、俺と姉ちゃんが振り返る。
見るとガラの悪そうな男が3人。
「ちょっとさ、付き合えよ、ゆきな」
「ヤダって言ってるでしょ!どっか行ってよ!」
「んな、つまんねー事いわねーでさ、なんな、彼氏も一緒にwww」
「彼氏じゃないって!弟なの!」
「あー再婚したんだっけか?弟かぁwwwんなら、いいべ?付き合えよ!」
「ちょっと!あんたら、なんなん?姉ちゃんになんか用?」
「お!姉ちゃん思いの弟くん!いいねー」
「みっちゃん、行こ」
「おーいおい、ゆきなはこっちだろ?来いって」
「ちょっと!ヤダって姉ちゃん言ってんだろ!はなせ!」
「はぁ!?うるせーガキ!だまっとれや!」
バキッ!ドカっ!
「みっちゃん!わかった!わかったから!暴力やめて!行くから!」
気がつくとおばさんに起こされてた。
「はっ!姉ちゃん!」
おばさんにお礼をいい、急いでスマホを見る。
「みっちゃん、心配しないでね?お父さんとか内緒にしてて!お願い。警察も、言わないで!ちゃんと後で帰るから、心配しないで!」
続けて
「絶対!絶対に誰にも言わないで!言ったらみっちゃんでも嫌いになる!」
これを送られて、、俺は何も出来なかった。
夜、21:00ちょっと過ぎ、姉ちゃんがめちゃ疲れて帰ってきた。
オッサンも母さんも心配して
「ちょっとー、ゆきなちゃん、、どうしたの?大丈夫?」
「あーぁ、ごめんなさい、ちょっと風邪っぽくて、ごめんなさい、、もう休みます」
と部屋に閉じこもってしまった。
俺はもう心配で心配で姉ちゃんの部屋に行った。
「姉ちゃん?姉ちゃん?はいるよ?」
「みっちゃん!」
姉ちゃんは、抱きついてきた。
その姉ちゃんの身体からタバコの匂いと男の出したアノ匂いが混ざっていた。
「ね、姉ちゃん・・・もしかして、アイツら・・」
「みっちゃん、ごめん・・・聞かないで」
「アイツらー・・・」
「お願い!みっちゃん!聞いて!」
「だって、姉ちゃん!」
「聞いて!ちゃんと、ちゃんと終わらせて来たから!もう、、こんなの無いから!だから、だから、ね?」
「ほんとに?もう姉ちゃん、絡まれない?」
「うん、もう、無いから。だからね?」
「姉ちゃん?怪我は?ない?」
「うん、何ともない」
「嘘だ!怪我してんじゃん!」
「えっ!怪我してないよ?痛くない」
「見えないだけ、姉ちゃんの心、怪我してる!」
「ね!みっちゃん!お願いだから、復習とか!やめて!お願い!」
「だって!だって!オレっ!」
「これ以上したら、なんかしたら、ほんとにみっちゃんに会えなくなるから!年少いかされちゃうのヤダから!」
そうだった・・・オレ、ギリで間逃れたんだった。
「ほんとに?もう、姉ちゃん、絡まれない?」
「うん、だからね?信じて?」
「わかった。」
本当にそれ以来、奴らは姉ちゃんの前に姿を表さなかった。
「ね?みっちゃん?行こ?」
「行こ?って何処?」
「着いてきて!」
「姉ちゃん・・」
「来ちゃったぁー!」
「で、でも・・・この前のとこもあるし、おれ」
「だから、余計にね。みっちゃん?上書きしてよ?記憶の上書き。アイツらの記憶のまんまでお姉ちゃん可哀想じゃない?」
「そうだけど・・」
「みっちゃんは、嫌なの?」
「うんん、嬉しけど・・・」
姉ちゃんは、終わった後のまったりした時間が好きだと言った。
俺の肩に顔を乗せて姉ちゃんは
「ね?みっちゃん?」
「なに?」
「恨むよね?」
「えっ?誰を?」
「お父さん」
「なんで?実はキライとか?」
「キライじゃないけど。愛し合えない未来でしょ?あたしとみっちゃん」
「そうだね。切ない」
「姉ちゃん?」
「なに?」
「いつか、お嫁さんになって、家出てくんだろうね」
「やだぁー。今いうのそれ」
「だってさ。」
「行って欲しくない?」
「当たり前じゃん!やだよ!そんなの」
「嬉しい。」
「今だけかぁ・・・」
「みっちゃん、顔が寂しいぞ?」
「マジ泣ける」
「ね?みっちゃん?」
「なに?」
「あのさ・・・出よっか?」
「出る?ここ?」
「うんん。じゃなくて。家。家出しよ?2人で」
「えっ!?」
「家出てさ。、あたしも結婚しない。籍なんか入れなくてもいいじゃん!みっちゃんが居ればあたしはいい。みっちゃんがいい。」
「姉ちゃん・・・」
「どう?」
「俺・・・働くわ。姉ちゃん!俺、姉ちゃんと居たい!」
「いいのね?あたし、本気よ?」
「俺も、本気」
「じゃ、帰って、お母さんの最後の夕ご飯食べに帰ろ?」
夜、幸い顔に傷もなく1件を親が疑うことも無く、平和な最後の家族の夕飯を食べて、自分の部屋に行き、静かに荷造りをした。
姉ちゃんからLINE
「まだよ?明日、一緒にアパート探そう!」
気持ちが早まっていた。
翌日、姉ちゃんと、アパートを見つけ、姉ちゃんは前金で3ヶ月分の15万を払う。
家に戻り、明日運ぶ衣類をカバンに詰める。
翌日、服を、アパートに運び、いよいよ、その翌日に
家を出る。
両親には姉ちゃんが遅くなるとLINEをした。
俺と姉ちゃんは、またホテルで愛し合う。
遅くに家に戻ると
両親ご起きていて。
「2人とも、ちょっと座って」
俺と姉ちゃんは、リビングに行き。
「貴方たち?何か私たちに言うことはない?」
姉ちゃんも俺も黙る。
母さんが
「貴方たち、兄弟よね?ゆきな?」
「母さん?なんの事?」
「さっきね、お父さん、見たのよ?貴方達がホテルに入るところ。」
「えっ!?・・・」
「それに、洗濯物をしまいに行ったらないじゃない、貴方達の服。どういう事か説明して」
姉ちゃんは、グッと決心を決めて、
「お母さん、、おとうさん、私たちね、みっちゃんと愛し合ってます。」
「はぁ・・・」とオッサンが項垂れる。
「もう、子供ではありません。勘当というのならば、構いません。私もみっちゃんもお互い、ちゃんと愛し合ってます。籍なんか入れなくていい。一緒にいられれば。お互いに愛し会えればいい、だから、明日、家を出るつもりです。」
「まって!折角、家族になれたんじゃない、光春!光春はどうなの?」
「俺も姉ちゃん、ゆきなさんを愛してる。それも命懸けで愛してる」
「命懸けって、おまえ・・・意味わかってんのか?」
オッサンが言う。
(ああ、さっき命懸けたさ)
「そんな急に家をでるなん・・・はっ!もしかして、貴方達、住むところも決めて来たなんて、いわないわよね!」
「いえ、お母さん、決めて来ました。明日、でます。本当に申し訳ないです。でも、例えお父さんやお母さんに勘当されてもわたしとみっちゃんは、明日、この家を出ます。」
オッサンは項垂れたまま「わかった、もう、行きなさい。今日は家にいるんだろ?ゆっくりしてけ」
「お父さん、お母さん、短い間でしたけど、こんな形で去る私たちを恨むなり、して構いません。しかし、私もみっちゃんもおふたりを決して忘れません。今まで、、本当にありがとうございました。どうか健やかに」と
姉ちゃんが頭を下げた。
俺も
「母さん、そして父さん、もうゆきなさんじゃないと俺ダメなんだ。例え止められても、ゆきなさんと明日出ます。今まで、本当にありがとう、そして、親不孝をお許しください」
「まって。」
母さんが止める。
「ね?誰が反対しましたか?」
俺と姉ちゃんは顔を見合わせて
「えっ!?」
「母さんもね、悪いのよ。年頃の2人に引き合わせてしまったのは私達でもあるの。でもね、尻切れトンボは、やめて頂戴。」
「父さんもな、仕方ないと思ってる。たまには帰ってきなさい。お前たち2人は血は繋がって居ない。いずれ、子供も出来るだろう?それに光春、お前はまだ、私たち親の支援がないとろくな職に付けない。だからな、もう少しだけ私達に2人の応援はさせてくれ」
ふと隣を見ると姉ちゃんは泣いていた。
「父さん、母さん、じゃ、2人で住むのは許してくれるの?」
「仕方ないじゃないか、不幸になるとわかって、ほっぽり出せるわけないだろ?それに、もう決めちゃったんだろ?アパート」
「うん、今日、決めた」
「あした、父さん、車出してやるから、みんなで引越しやろう。な?ゆきなもいいな?それで」
姉ちゃんは、とう!母さんと泣いて詫びていた。
翌朝、父さんは会社を休んでまでしてくれて、母さんも一緒に手伝ってくれた。
「いいか?いい格好しようとして、無理なんかするんじゃないぞ!不幸にさせる為に出すんじゃないんだからな!困ったら直ぐに来るんだぞ」

「ゆきなさん、父さんに言って、別の学校でやり直したい」
「うん、私、バイト始める」
「俺もバイトする」
「ね?みっちゃん?後悔してない?」
「もちろんだよ、ゆきなさんが居てくれれば学校もバイトも頑張るよ」
「うん、ありがとう」
それから、俺は別の学校に1年下で転入。
ゆきなさんは、大学とバイトを、掛け持ち。
親が心配がって、食料を差し入れてくれて。
1年、また1年と時が過ぎる。

「ゆきなー?行ける?」
「みっちゃん!まって!もう少し」
「うん、待ってる」
「よし、出来た!みっちゃんお待たせ!どう?」
「やば!めちゃ可愛い」
「ほんと?みっちゃんもカッコイイ」
「ね?ゆきな?結婚式だってよ。ちょい羨ましいね」
「する?あたし達も?」
「えーしたいけどさ、お金掛かるから、妄想でやめとく」
「じゃ、今夜は帰ったら新婚ごっこしよっかw」
「いいね!するする」
思えば、数奇な人生だ。
姉として現れたゆきながもし、別の人なら?
もし母さんの再婚相手がオッサンじゃなかったら?
もし、あのままゆきなに絡んだ男たちの言いなりだったら?
いま、良かったとおもっている。
おれの愛するひとがゆきなで。


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みっちゃん ゆきなと言う愛すべき者 24/1/6(土) 12:39 小説

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