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バレンタイン妄想寄稿 Angel Heart 21/2/14(日) 14:51 小説
Re:バレンタイン妄想寄稿 ろくべえ 21/2/17(水) 21:36
Re:バレンタイン妄想寄稿 矜持衝突ファン 21/2/18(木) 1:12
Re:バレンタイン妄想寄稿 純西別森木 24/4/27(土) 5:12

バレンタイン妄想寄稿 小説  Angel Heart  - 21/2/14(日) 14:51 -

妄想寄稿『Prank for Valentine』

 ……よう相棒。せっかくのバレンタインなのにこんなエロ小説読んでるなんて親近感がわくぜ。本命どころか義理チョコすらもらえない境遇を恨んでるんだろ? 世の中、恋いっぱいのお花畑デ―だからな。悶々とするその気持ち、わかるぜ。
 ――あ? 俺様が誰かって? クリスマスにお前ぃらの鬱憤を晴らしてくれたサタンクロース≠フ悪友性バレンティヌス@lよ。聖バレンティヌスはバレンタインの語源になった、俺様のそっくりさんだ。そいつが司る『愛の日』とやらを惨劇に変えるのが俺様の愉しみってわけよ。
 おっと……そうこうしてるうちに犠牲者を見つけたぞ。朝イチで登校してきた女子高校生か。憧れの先輩に直接チョコレートを手渡す勇気がないもんだから、こっそり机の中に忍ばせようって寸法か。青春だねえ。
 ……って馬―鹿。てめえのチョコレートは間違った席に誘導してやるよ。学校中で嫌われてるキモヲタブサイクの席にな!

               ***

 机に教科書をしまおうとした途端、違和感を覚えてボクは手を留めた。見れば机の中にきれいな箱が入れられてある。可愛らしいリボンや便箋と一緒に。
(う、嘘だろ)
 慌てて周囲の目を気にしてしまった。今日はバレンタインデー。一年に一度、女の子がありったけの勇気を振り絞って想いを伝える日だ。
 けれど不幸を寄せ集めて造ったような外見のボク。女の子からチョコレートをもらえるはずがない。バレンタインは都市伝説。いやリア充だけのイベントなのだ。
(なにかの間違いだよな)
 信じられない一方で淡い期待を抱いている自分もいた。世の中には外見ではなく中身を尊重する女の子もいるのだ。
 クラスメイトに気づかれないよう便箋だけを抜き取り、屋上へ続く階段に隠れた。便箋に目を通してみると、女の子らしい字体で想いが綴られていた。

『ずっと先輩に憧れてました。よかったら受け取ってください。
                         1年A組 神咲安奈』

 神咲安奈ちゃんといえば文化祭のミスコンで初優勝した美少女だ。おっぱいも大きいので狙っている男子は多い。かくいうボクも偶然垣間見えた彼女の透けブラや、廊下ですれ違った時の残り香で粗チンを慰めたものだ。
 ていうか彼女は図書委員会の後輩だ。顔見知りだけに本当にボクのことを好きなのかもしれない。
(そうだ……直接安奈ちゃんに確かめてみよう)
 決心した。贈り先が間違っていても当然なのだ。

 教室中に響きわたる悲鳴。鳥肌を立てる女の子たち――。
 図書委員会の用事にかこつけて、昼休みに1年A組の教室に足を運んでみると、予想通りのリアクションが返ってきた。人間として認知されていないボクは嫌われ者なのだ。安奈ちゃんを呼ぶようお願いした女の子も泣きながら教室に入っていった。
 けれど安奈ちゃんだけは違う。素直に応対に出てくれたのだ。
「図書委員会の用ってなんですか」
「実は委員会の用事じゃなくてこれのことなんだけど。今朝、ボクの机の中に入ってた」
「……あ。それ須藤先輩にあげた手紙です。どうして先輩が持ってるんですか?」
「須藤先輩? 須藤って……あの須藤桜子?」
「そうですよ。吹奏楽部で一番憧れてる先輩ですもん、友チョコ……じゃない、感謝チョコあげるの当たり前じゃないですか。……あそっか。私、間違った席に入れちゃったんだ」
 最近のバレンタインには本命や義理チョコ以外にも友チョコがある。友誼と信頼をカカオに託すのだ。同性先輩に対する感謝チョコだったとはどんでん返しだ。
「そっか。間違ってボクの席にね。なんだ、どうりでおかしいと思ったよ」
「すみません、なんか勘違いさせちゃったみたいで」
「別に気にしてないよ。ミスコンの優勝者に突然告られてびっくりしただけ」
 納得できたような残念だったような。
 すると安奈ちゃんがつぶやいた。
「間違いで本命に渡せたとかヤバいかも」
「え?」
「実は、先輩にあげるの恥ずかしくてチョコ作るのやめたんです」
 耳を疑った。安奈ちゃんの本命がボク? なんだこの壮大などっきりは。
「えっと……よく聞き取れなかったんだけど」
「好きです! 私と付き合ってください!」
 安奈ちゃんが頭をさげると、廊下にいた全員がフリーズした。

 それから突然の告白劇は学校中に伝播し、ボクは男子全員を敵にまわすはめになった。ただでさえ嫌われているのに、嫉妬が上乗せされる恰好になったのだ。殺意すら感じた。
 けれどまったく気にならない。なぜなら、そばには素敵な彼女がいるのだから。
「チュウだけで元気になってる」
「ちょ……安奈ちゃん」
「見てもいい?」
 放課後。ボクは安奈ちゃんと一緒にカラオケボックスにいた。恋心が全開になった彼女が離れたがらないのだ。当然、デートが初体験のボクは主導権を握られっぱなし。抱きつかれ、キスされて呆然としている。愚息を彼女にまさぐられながら。
 股座でひざまずいた安奈ちゃんがバックルを外した。そして慣れた手つきでズボンとトランクスをさげてくる。ち○こがそり返って安奈ちゃんが微笑んだ。
「かわいい」
「す、すごい恥ずかしいんだけど」
「どうして? これからたくさんセックスするんだよ?」
「じゃなくて女の子にち○ぽ見られるの初めてだから……ていうか安奈ちゃんエロすぎてイメージとかなり違うし」
「そうかな? 普通だよ」
 女性経験に疎いボクには同世代の恋愛事情がわからない。初デートでいきなり彼氏のち○ぽを悪戯するのもスタンダードなんだろうか。理解不能だ。
 けれどフル勃起を見られるのはまんざらでもなかった。羞恥心が快感に変わり、もっと観察してほしい欲求がわくのだ。自覚どおりボクはエム男だった。

「ふふ。私だけのおちん○ん」
 嬉しそうに微笑んで安奈ちゃんが亀頭にキスした。小さなベロを伸ばして裏筋を舐め上げる。ソフトクリームを舐める時みたいに優しく、一瞬を繰り返して。
「く、くすぐったいって」
「気持ちいい?」
「慣れてる感じが。ひょっとして前の彼氏さんに教え込まれた?」
「元彼を話題にするとかデリカシーないし。おしおきだ」
 はむっ、と先っぽを咥えられた。たちまち猛烈なくすぐったさに襲われて我慢できなくなる。ボクはち○こを引っこ抜いてミスコンの顔に精子を飛び散らせてしまった。
「んん……顔にかけるなら言ってよ。びっくりするし」
「ごめん。つい我慢できなくて」
「目開けられないじゃん」
 白濁液をたっぷり滴らせた彼女の顔を、ボクはティッシュペーパーで拭いた。脳ミソが吹っ飛ぶほどの射精だった。プチフェラでこの快楽なのだ、おま○こに挿入できたらどれほどの気持ちを味わえるのだろうか。

 顔射から解放された安奈ちゃんがみずからパンティを脱いだ。
「おちん○んはこれで拭いてあげる」
「変態なんだ、意外と安奈ちゃんって」
「彼氏の喜ぶことしてあげたいだけだよ。変態は先輩のほうでしょ?」
 こくん、とボクはうなずいた。人格形成期に周囲から疎外されていたぶん、性癖が歪んでいるのだ。三次元より二次元に興奮するし、現実ならフェチっぽいのが趣味だ。パンティコキされたり着衣パイズリされたり。
 安奈ちゃんが悪戯っぽく微笑んで脱ぎたてパンツをボクの鼻に押しつけた。洗剤と体臭とフェロモンが混ざったような香りだ。クロッチ部分を見ると少しシミができていた。粗チンで興奮したのかもしれない。
「深呼吸しないで、もう」
 鼻先からパンティを離した安奈ちゃんが亀頭を拭ってくれた。
「安奈ちゃんにお願いがあるんだけど」
「うん?」
「おっぱいでおちん○ん挟んでくれる? ブラ着けたままで」
「パイズリ? できるけど休憩しなくて大丈夫?」
「全然元気だし」
「ほんとだ……まだ上向いてる」
 理想の初体験に愚息は疲れ知らずだった。大量に射精した直後なのに萎えるようすがない。むしろ有り余る欲求を吐き出したがっていた。

 安奈ちゃんが脇のジッパーを上げてセーラー服を脱いだ。キャミソールの向こうにはシンプルなデザインのブラ。あっという間にふくらみの三分の一がこぼれ出た。
「おっきい……何カップあるの?」
 ボクはブラ越しにおっぱいを揉んだ。もちろん安奈ちゃんは拒絶しない。ポリエステル製のカップに包まれた乳房がマシュマロみたいな反作用をくれた。妄想してた感触とは大違いだ、本物のおっぱいは。
「Fカップだよ。けどトップサイズは内緒だから。計算するとアンダーデブってばれるもん」
 スレンダーなのに体型を気にするのは女性の性(さが)なんだろうか。ボクは気にしないし、気にしたこともない。
「変態でごめん」
 そう謝り、ボクはフル勃起を彼女に捧げた。安奈ちゃんがカップの繋ぎ目部分を浮かせて、早漏ち○ぽを優しくいざなう。ミスコンのFカップは壮絶なやわらかさだった。はちきれそうな肉棒をぷにぷにとなだめてくる。
「また大きくなった」
「めっちゃ……やわらかい」
「先っぽ舐めれるかも」
 安奈ちゃんがすぼめた舌先を伸ばし、谷間から覗いた亀頭をちろちろとくすぐった。射精前であれば暴発したかもしれない。けれど大量に放出した直後だ、愚息はなんとか耐久力を誇示した。
 スーパーフル勃起したち○こが悲鳴をあげはじめた。やわらかな谷間に挟まれ、敏感な亀頭をくすぐられ、二発目の発射を催促してきたのだ。目の前では安奈ちゃんが上半身を揺すり、滑らかなポリエステルをカリ首に擦り続けている。
「で、出ちゃう――!」
 Fカップに包まれたまま至高の時をむかえた。脳ミソが吹き飛ぶどころか死んでも悔いはないオルガズムだった。全世界のあらゆる事象が自分を讃えているような、この世に生まれたことを神に感謝するような。それは二発目とは思えない量だった。
「またたくさん出たぁ」
 谷間に這い垂れる粘液を変態な彼女が見つめていた。

               ***

 ……おい。チョコを忍ばせようとした相手が同性の先輩なんて聞いてねえぞ。これじゃバッドエンドを期待した読者に対する裏切りじゃねえか。
 なあんてな。冒頭で言っただろ、俺様は『愛の日』を惨劇に変えるのが愉しみだって。本命どころか義理チョコすらもらえないお前ぃらがハッピーエンドの物語を読ませられるのがまさに惨劇ってわけよ。バレンタインの悪戯(Prank for Valentine)だと思って諦めな。
 また来年のバレンタインに会おうぜ。この巨乳好きの童貞どもが!


              妄想寄稿『Prank for Valentine』おしまい。

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Re:バレンタイン妄想寄稿  ろくべえ  - 21/2/17(水) 21:36 -

 クリスマスに続き、バレンタインも妄想寄稿をありがとうございます!こんな悪魔のいたずらならば、大歓迎です。次はホワイトデーでしょうか…これからも天使の降臨を楽しみにしています。

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Re:バレンタイン妄想寄稿  矜持衝突ファン  - 21/2/18(木) 1:12 -

これは!?クリスマスの悪魔に続いてバレンタインにも悪魔が悪戯をしていましたとは!!

今回は、みんなから悲鳴をあげられる程のブ男が後輩のミスコン優勝巨乳美女と付き合うようになりカラオケボックスで夢のような時間を過ごすなんて、チョコより甘くて夢のようなストーリーに心と股間が温まりました!

図書委員なのに積極的にエロい安奈ちゃんもいいですね!

それにしてもなんだか勝手に今年のイベント日が楽しみになってきました!今年も先生の作品を楽しみに読ませていただきます!!

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Re:バレンタイン妄想寄稿  純西別森木  - 24/4/27(土) 5:12 -

ヒロイン、悪魔にとりつかれてるしビターエンドぽい(効果なくなったらふられるし命危ない)
それより葛西彩世ちゃん、結城萌美ちゃんが25歳の男に爆乳で顔を埋めさせて甘えさせるシーン好きなので書いて欲しいです。

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