次の日高校では水泳の授業があった。
あいりが着替えていると
「あれ、あいりちゃんおっぱいそんな小さかったっけ?」
さえが声をかけてきた。
「えっ」
確かに妹しほには負けたが、あいりもDカップだ。
あいりは腹が立ち
「貧乳のあんたに言われたくないよ」
「なら、比べてみる」
「望むところよ」
と言ってあいりは服を脱いだ。
「早く脱ぎなさいよ」
「全然大きくなってないじゃん笑、相手にならないよ笑」
確かにあの頃から全く大きくなっていない
あいりは焦りを感じていた。
「は?そんなこと言ってないで早くしてよ」
そう強がるあいりだったが
さえは笑みを浮かべると服を着を脱いだ。
そこには高校生とは思えない大きな胸があった。
「え、嘘!」
「どう、わたしHカップもあるの、小学校の時は恥ずかしかったな〜
でも、今は逆転しちゃたね、貧乳ちゃん笑」
さえは中学に入ってから急に胸が大きくなったのだ
といいさえは自分の胸をあいりの胸にくっつけた。
「ふふっ、比べ物にならないや」
さえの言葉通りDカップのあいりとHカップのさえとではその差は歴然だった。
大きさがまるで違う。
「どお?これでわかった?」
そう笑ってさえは出て行った。
昔バカにしていた妹やさえにまで自慢だった胸で完敗しあいりは目に涙を浮かべ何も発することなくその場に立ち尽くした。
終わり