急に話を始める彼女はこの日の中でも最も強張った表情をしていた。
ましろ「あのね・・アタシ・・う・・うん、シン・・今日まだ一緒にいてくれる?」
と、「エッチしたい」という気持ちを遠まわしに言ったつもりだったのか?と僕は認識した。
僕「うん、まだまだ一緒にいたい。」
ましろ「アリガト・・・アタシも一緒にいたい・・・」
僕「あ、ごめん・・こういう事は俺から言わないとダメだめだったね」
そう言って、僕は彼女と正面に向き合い、両肩に手を添えて、
「ましろ・・・俺はましろが大好きです。ましろとエッチしたいよ!シヨウ!?」
と勇気とも言えず、何かを悟ったように切り出した。しかし、
「アリガト・・ウレシイ・・・でもね、言っておかないといけない事があって・・・」
「え?」
ちょっと頭によぎった事ではあったけれども、まさか予感が的中するとは・・・彼女が続ける。
「でも・・・アタシ・・まだシタことないの・・・シン・・それでも大丈夫?」
「え?そうなん?前々から思ってたけど、今の彼氏って初めて出来た彼氏?」
「うん、バレてた?」
そう、彼女は高校が女子校で、合コンなども「興味ない」と言って行った事がなかった女の子と聞いていて、「女子校出身なのでチョット感覚がオカシイかも」なんて言っていたので・・・。だからこそ、ウチの会社でも掃除しながら半ケツ出してても気にならないのかな?と僕は思っていました。そのため、「もしかしたら・・・」というのは思っていたけど、まさか処女だったとは・・・。
僕「もしかしたらって思ってたけど・・でも初めてが俺で良いの?」
ましろ「もちろん、だって・・彼氏だもん。好きなヒトにお願いしてるだけだよ。ダメ?」
僕「ダメじゃないけど・・・10歳も年上のオッサンだよ?」
ましろ「違うよ。シンはまだまだ若いじゃん!!それに・・・アタシにとっては・・・・大好きな彼氏だよ!」
僕「なんかそれ嬉しいな、もう1回言って欲しい」
ましろ「シンは大好きな彼氏だよ!・・・恥ずかしい・・・けど、なんか嬉しいな。ウフフッ」
僕「初めてでも、俺は大丈夫だよ。大好きな彼女とエッチするんだから・・・気持ち良い事しようね!!」
ましろ「うん・・」
そう言うと、ましろは「行こう」と言ってベンチを立ち、僕の手を取って移動を開始。
僕「どこに行きたいの?あっちのホテル行く?」
ましろ「んんん・・・シンのおウチがイイ」
僕「俺んち?いいの?」
ましろ「うん・・シンのおウチじゃないと嫌だ」
僕「わかった。じゃあ帰ろっか?」
ましろ「うん」
そして僕等は自然と手を握り合い、僕はわざと親指をましろの掌に突っ込んだりしてセックスアピールをしてみたりしていた。思わずお互いに顔を合わせると、ましろは顔を真っ赤にして恥ずかしがっていましたが、同時に少し喜んでくれていました。
電車で10分もかからず、今現在いる公園から僕の家のドアまでは20分あれば着くであろう距離。ところが、電車は満員だったので、「女性専用車両乗る?」と言っても、ましろは「一緒じゃなきゃダメ」と言うので、車内では隅っこに入り込んで彼女をガードするように顔を突き合わすような体勢に。ましろと抱き合うような状態での満員電車は興奮しながらも、痴漢防止のために集中力を研ぎ澄ます体力を使いました。もっとも、僕の股間はましろに何度か触られていたので、"逆痴漢"に遭っていたのですが・・・。
電車が僕の家の最寄りに到着。ましろは握るモノを僕の股間から手に替えた。家まで5分も離れていないので、「すぐそこだからね」と言う僕の言葉のあとは緊張感からか?お互いに言葉があまり続かない。
僕「ましろ、大丈夫だった?」
ましろ「え?・・・」
僕「満員電車ってましろみたいな可愛い女子大生は危険だからさ」
ましろ「う、うん。大丈夫だったよ。」
と、質問と返答をするのみの会話を下を向きながらする感じだった。最後に僕の部屋のあるマンションのエレベーターの前に着く頃に、やっと冗談ぽく、
僕「あ〜、この手でさっき俺の触ってたやろ?」
ましろ「う、うん、ゴメンナサイ」
僕「オッキカッタ?」
ましろ「うん」
僕「ましろの手に臭いがついちゃったかもね」
ましろ「え?ウソ?」
そう言うと、ましろは急に自分の手の臭いを嗅いで、
ましろ「ウフフッ・・シンの手にもついちゃったかな?」
と、僕の事を気にかけてくれるのが嬉しかった。
僕「自分の臭いだから大丈夫。気にしなくて良いよ。で・・ましろはナニを触ってたの?」
ましろ「え?・・・シン・・・イジワル・・・え?言わなきゃダメ?」
僕「お部屋入れないよ。だって俺・・痴漢されたんだもん〜(笑)」
ましろ「え・・え〜っと・・・」
エレベーターが来たので乗り、僕の部屋の階に到着。ましろが言うのをためらってる間に自分の部屋の前にまで来た。
僕「言えないんだったら・・・中に入れないよ」
ましろ「え・・嫌だ・・おっ・・おチンチン」
僕「あ〜あ、言っちゃったね、ましろ。いらっしゃいませ、俺んちに。」
そう言ってお互いにエッチな表情と初々しい笑顔を合わせたような感覚で僕の部屋に上がった。
当然、僕は逆痴漢されていたので興奮して勃起が続いている。まだ夜とはいえ猛暑なので汗も結構かいていたが、靴を脱いだらそのまま彼女を抱きしめた。もちろん、口と舌を絡めてキスしながら、抱きしめた両手は彼女のお尻を掴んで自分のカラダに寄せるので勃起したモノをさらに彼女のお腹辺りに擦りつけるように刺激した。彼女も汗をかいている。しかも初体験なのだから、せめてシャワーくらいしてからが良いはず。でも・・。
(続く)
【次回予告】皆様の待望されている、おっぱい登場します!!
では、お楽しみに!!!