▼hillさん:
既にご出張に向かわれたのでしょうか。季節の変わり目らしく不安定なお天気が続きますが、筑紫島の空の下、お元気にお過ごしでしょうか。心浮き立つ季節ではありますが、相変わらず私はアレルギーに悩まされております。hillさんもお大事にね。
hillさんのような健全なお仕事では思いも寄らないことでしょうが、私のお仕事は常にリスクが伴います。恐れるリスクの最右翼は病気ですが、次点は良識のないお客様との接見です。薄々気付いてはいましたが、どうやら私、自宅までの帰路をストーキングされていたようです。
私のお客様と確信が持てませんでしたので、しばらく様子を窺うしかなかったのですが、昨日ハッキリとお顔を見てしまいました。今年に入ってお相手させていただいた新規様でした。会員制に移行してこのような目に遭うことは久しく無かったのですが、やはり世の中には様々な人がいらっしゃいますね。とても残念です。
恐らく自宅を特定されてしまったと思いますので、即日オーナーに連絡、ボーイさんの要請とお店の出禁BL入りを約束していただきました。ご紹介主様にも不穏通達がいくと思います。今日からボーイさんが運転してくださる送迎車で出退勤となりましたが、さてこれからどうなるのでしょうか。大好きなお買い物も自由にできません。最悪、引越しかなぁ。あ〜あ。
>ミサトさんは、迷信、おまじない、ジンクスを信じますか。ジンクスで起こったエピソードなどがあれば、紹介してくださいね。
おまじないやジンクスと呼べるのかどうかは分かりませんが、風俗嬢はすべからくスピリチュアルなことが大好きです。風俗は浮き沈みが激しいお仕事ですし、精神的に凄く病んでしまったり、色事に従事している事で恋愛も遠ざかったりしますので、占いやパワーストーン、オーラといった邪宗的な何かにすがりたいという気持ちはよく分かります。
私も「占いなんてウソっぽい」などと減らず口を申し上げてはいますが、正直、嫌いではありません(笑) でも出来るだけ聞く耳持たないようにしています。ときには壷を売りつけてくる同僚やお客様もいますしね(困ってます〜) 自分自身がハマりすぎないよう気持ち半分で占いも聞いてますし、何万もするアイテムには絶対に手を出さないようにしています。
風俗のお仕事場というものは実に最悪な環境で、とても悪い気が立ちこめている場所だと言われています。例えば、様々な事情や悩みを抱えてお仕事をしている嬢がいると思いますけど、やはり鬱とか負のオーラを抱えている人が多いというのも理由のひとつだそうです。風俗に来られるお客様も、やはり何かを抱えてお越しになるという人が多いです。鬱になりそう、仕事が上手く行かない、夫婦関係が上手くいっていないなど…。
そのような環境の中で働いていれば、やはり鬱々しくもなります。それに、風俗は疲れた殿方を癒す、性的・精神的に満足していただくというお仕事です。いわばヒーラーというお仕事と一緒なんだとか?
ヒーラーは一回のお仕事にかなりの精神的パワーを使うそうです。でも風俗は精神に加えて体力も使うお仕事。母乳風俗に至っては栄養の源であるお乳まで出さなければいけません。身体的にあらゆるパワーを使うことになりますから、生気を吸い取られた嬢が病気がちになったり、気持ちが落ち込んでしまったりするのも頷けます。
確かに、それで病んでる女の子は多いです。逆に稼いでる子はパワーがすごく強い。精神的にも体力的にも強い子が多い気がします。負のパワーを受け付けない強靱さを持っているんだろうなぁって思います。手前味噌にはなりますが、私はこの強さだけはお店の中でも上位クラスだと思います。何せ呆れるほど健康そのものですので…。
風俗嬢の中で大変人気があるスピリチュアルグッズの一つがパワーストーンです。風俗のお仕事をしているのは、ほぼ99%がお金のためですから、お金をより稼げるように金運がアップする石が大人気です。
外せないのが人気運や恋愛運。この人気運や恋愛運が上がると、比例して取り高も上がるそうです。そして恋愛は女性の美の特効薬でもあります。恋愛をしている女性はやはり美しいです。風俗嬢とは言え、恋愛にはいつも憧憬の念を抱いております。
当然のことながら風俗は魔除けも必要です。先にも申し上げましたが、風俗は負のオーラの巣窟。嬢、お客様、それぞれがどんな思いで風俗で働いている、遊びにこられているのか知れたものではありません。ですから自分自身を守る為にも、魔除けの石を持ち歩く子がとても多いのです。
とまぁ、風俗嬢人気のパワーストーンの解説をしてしまいましたが、実は私、何一つ持っていません。いただくことがあっても、すぐ同僚にあげてしまいます。だって、嫌いではないですけど信じていませんから。私は初詣の際に購入した災難除けのお守りで充分です(笑)
>ホワイトデーのプレゼントを決めました。フラワーベースです。水を入れるだけで、花瓶に変わります。今回は、ピンクを選びました。安価なのが嬉しいです。
へぇ〜、こんなのがあるんですね。一輪挿しと言われなきゃ絶対に分かりませんね。私にはお銚子に見えましたよ。ほんと呑み助ですねぇ〜。それで、受け取られた女性の反応はいかがでしたか? 興味アリアリなんですけど〜。
私ならお花も少しいただきたいなぁ。図々しいかな?(笑) でもお花をプレゼントされて嬉しくない女性なんていませんよ。カワイイお花を目の前にしたら誰だってニッコニコですよね〜。
>会話上手の嬢だからこそ、身を任せ、全てを任せることが私はできますし、至福の射精を味わっています。ミサトさん、悲しい男を救済してあげてくださいね。
救済というわけでもございませんが、母乳風俗にお越しになって私を指名していただけるお客様には、どうにかして気持ち良くなってお帰りいただきたいという勤労意欲はいつも持っています。
単純に発射したいというお客様がいらっしゃるのは当然として、中には悩みやコンプレックスを抱えながらも勇気を振り絞ってお越しになるお客様もいらっしゃいます。そのような方々に気持ち良く射精していただくには、何より「その気」になっていただけるよう、まずは自信を回復していただくことから始めます。
それにはペ○スを褒めて差し上げること! とてもシンプルなことなのですが、想像を超える絶大な効果があるんですよ。悩み多きお客様を「その気」にさせる秘策としてこれに勝るモノはございません。少なくとも、どなたも嫌な気分にはならないというのが大切なのです。
「うっわー! すごく大きいですねぇ。ビックリしました」
お客様は「ええ? そうかなぁ? いやー」なんて目尻を下げつつ謙遜なさるものの、まんざらでもないご様子でいらっしゃいます。
「うーん、たまに言われるけどね」お客様は更に付け足されます。「だってさ、誰とも比べたことないんだよね。温泉や銭湯に行ってもそこだけ凝視出来ないでしょ? その時は膨張していないしさー」
「オッキすると、ますますご立派ですね〜」私はどんどん焚きつけます。するとお客様はますます思慕の情を募らされることになります。
「デリ嬢のミサトちゃんに言われるなんて嬉しいなぁ。ああっ、出そう! うううっ!」
こうなるとお客様は完全に私の支配下にいらっしゃって、それはもう気持ち良く射精をしてくださいます。面白いですよね〜。ペ○スをほんの少し褒めて差し上げるだけでムクムク大きくなさって発射してくださるんですもの。
あまり大きくないペ○スを褒めそやし、浮かれ気分にして差し上げる。どういうわけか、ほとんどのお客様はご自身のペ○スに自信のない方ばかりですので、あまり大きくなくてもとりあえず「大きいですぅ」とか、少し涙目になりながら「お口がイッパイになりますぅ〜」とか申し上げると、もう大喜びなさいます。目に余るような短小の殿方には逆効果ですけど。
ペ○スを褒めちぎるのは専務から教わった曲学阿世術です(笑) 「その気」にさせてご指名をいただけるなら、例えお口が曲がろうとも、空世辞でも何でも申し上げますよ。それで気分良くなっていただけるなら誰も損しませんもの。お世辞と分かっていらっしゃるお客様だって好意的に受け取ってくださいますしね。
常連様はきっと、こんな私のことを好きになってくださるから指名をしていただけるはずなのです。だけど「意図的に好き」というお言葉は一切なく、気が付いたら常連様になっていただいたというパターンです。私がそれまで「その気」にさせてきた結果が招いたことです。
悲しいかな、好いてくださるのも痛いほど分かるのですが、詰まるところ、風俗に来られるお客様ですし、私はデリ嬢。好きになっていただいても、私にその気持ちが起きるはずもなく、お客様はお客様としてしか見られません。当たり前のことですけどね。
ですが、お客様のご心境からすれば、何度も肌を合わせているうちに、お金をお支払いいただいていることなどすっかりお忘れになって、私の存在は彼女や妻みたいになっているようです。
実際は好きにさせたのではなく、好きになってくださったというのが本当のところでしょう。長年にまたがってご贔屓いただける常連様もいらっしゃいます。こうなると勝手が分っていますので楽といえば楽なのですが、お客様にすれば私はすっかり擬似彼女の立ち位置なのでしょうね。「好き」とハッキリおっしゃることはありませんが、ベッドで行う一連のプレイの中で「好き」の情熱がヒシヒシと伝わってくるのです。
「その気」にさせた結果のことですので、罪深いことだなぁとは思いますが、これもお仕事です。お客様もそこは分かっていらっしゃるはずなのですが、煩悩に後ろ髪を引かれるお客様が多数…。そこはドライに割り切れる女性と、いろいろ引きずっちゃう男性との違いなのでしょうか。
なにぶん人対人の接客業。いくら場を盛り上げて「その気」にさせても「あれ? 今日体調悪いかも」なんて言われて発射できなかった、そんなことも数々ございます。緊張も相まってのことだと思いますが、その緊張も解いて差し上げるような場をつくるのもデリヘル嬢のお仕事なのでしょう。お客様を「その気」にさせるのは、まず自分を「その気」と「やる気モード」にもっていくのが先決かも知れませんね。そうすれば自然の流れできっとお客様も「その気」になってくださると思います。
>身長178.5センチ、体重71キロ、腹廻り83センチ、靴のサイズ27センチ どこにもでもいる、くたびれたサラリーマンですよ。最近は、書類を持ち帰れないですが、通勤は、ショルダーバックを愛用しています。休日のファッションは、HPの左下の2枚の写真とほぼ同じ、ジーパンは、履きません。靴も同じ、但し、モデルさんは慎重170センチ、もう少しスリムです。(笑)
hillさんのプロフありがとうございました! 想像と全然違ってましたー(笑) いや、hillさん、おっきいんですね。すごーい。けっこうガッチリ体型でいらっしゃいますよね? 何かスポーツでもなさってたんですか?
お洋服といい、ポーターといい、hillさんはトラッドなコンサバ系がお好きなようですね。うん、これはイメージ通り。私も好きですよ。何せジャズのオーソリティーでいらっしゃいますもの。これがアバンギャルド系でいらっしゃったらどうしようかと思いました(笑)
ポーターがお好きな殿方は多いですね。撮影オプを入れてくださるカメラマニアさんのほとんどがポーターをお持ちですよ。やはりヘビーデューティーに耐えうるギア的なアイテムなのかしら? 男の子はこういうの大好きですよね〜。
かく言う私も吉田カバンのショルダーを持っていますよ。ポケットがたくさんあってとっても使い易いです。全然ヘタれませんからね。かなり長持ちしています。
>自転車も大興奮、どうしたら、胸を露出することができるかな、ミサトさんが胸を張ったらブラのホックは外すことができないのかな、なんてね。ミサトさんに全てお任せします。こちらでリクエストしたら、偏ってしまいますし、画像を探す手間もかかります。
いつの間にか画像アップが当たり前な局面になってしまいまして、これからどうしたものかなぁなんて、私もかねがね懸念していたのですけど、本意はhillさんとのおしゃべりをしたいものですから、やはりお話がなおざりにならないようにしたいなぁって思っています。
hillさんのお許しを得ましたので、これからは気の向くままとさせていただきます。アップしないときもあるかも知れませんが、その時はお許しくださいね。私も手持ちが無限にあるわけでもありません(と言っても数千枚はあるかも)ので、その時々を見計らってということにさせてください。とりあえず中途半端はキライですので、途中のモノは全部はき出します(笑)
ttp://fast-uploader.com/file/7013768734062/
>幻の秘技「トコロテン」のお話、ありがとうございました。亀頭の刺激を探求して出陣していますので、私には無理ですね。人間の身体とは摩訶不思議ですね。ご存じでしたら、別に秘技を教えてくださいね。
「トコロテン」は母乳デリ嬢ごときでサービスできるようなワザではありません。ただ、お乳を吸うだけで射精なさるようなお客様は、絶対にその素養をお持ちだと思いますので、ぜひチャレンジしていただきたい期待感もあるんですけど(笑)
「トコロテン」なんて高度なワザはできませんし、本番なしとされている?デリでは、素股やお口奉仕、パイズリ、手コキなどで射精していただくことになります。私はヘタっぴ過ぎて全くお話になりませんが、特にお口奉仕が上手な嬢は必然的に人気嬢となっていきます。
私が申し上げては全然説得力がございませんが、お口奉仕にも様々なワザがあるのはご存じですよね。「裏スジ舐め」「鈴口舐め」「玉舐め」「バキュームフェラ」などは一般のデリヘル、ハコヘルなら日常的にサービスされていますし、hillさんもご体験済みでいらっしゃることでしょう。
ですが、その中でも秘中の奥義とされる「喉輪締め」というワザは、特別な訓練を積んだ嬢しかできないスペシャルなワザですから、そのサービスを受ける機会は滅多にないと思われます。この「喉輪締め」とは一体何か? それは語るも恐ろしい、喉の奥にペ○スを極限まで飲み込み、ペ○スの先を喉の筋肉で締め付けるという、想像を絶する荒ワザのことをいいます。
窒息しそうなディープスロートをしつつ、なおかつ喉の筋肉を使ってペ○スを締めるというスゴワザなのですが、たいていの女性は「オェーッ!」となってしまいます。私など喉に達する以前に涙目でリバースしてしまいます。これには厳しい訓練が必要でして、喉の奥にペ○スが入っても「オェッ」とならないように、ディルドを喉の奥まで入れる練習、そして喉の奥を締める筋肉を鍛える訓練をしなければできないようです。
お口奉仕なら普通の女性でも経験済みかも知れませんが、この「喉輪締め」に限ってはとても危険なワザですので、なるほどお金の取れるプロのワザと言えるのではないでしょうか。日々の練習や訓練なしで実践することなど到底不可能です。にわか仕込みでは必ずリバースの大惨事になります。
性技を訓練するなんて、一般の方からすればとても滑稽でしょうが、指名を勝ち取らなければ稼げない嬢にとって死活問題そのものですので、訓練も必死です。でも私のように訓練の甲斐もなく、リバースしてばかりという嬢もいるんですよ(悲)
もがき苦しみ、何度もリバースしつつ、涙と鼻水をダラダラ垂らしながら壮絶な訓練をします。とても殿方にはご覧に入れられない、陰惨で汚らしい訓練現場となります。
私もいまだ訓練途中ですが、どうしたって嘔吐感を無くすことなどできません。全くの苦手です。ですから「喉輪締め」はおろか、ノーマルなお口奉仕ですら満足にできないダメダメなデリ嬢になってしまったわけですよ。あぁ自己嫌悪…。
専務曰く、舌を前後に大きく動かす運動をするだけでも違ってくるとか。やってるんだけどな〜。お口奉仕をしているとお口が疲れてしまいますので、お口の筋肉を鍛えるというのもお口奉仕が上達する訓練となるそうです。
お口の吸引力も「バキュームフェラ」「喉輪締め」をするためには欠かせないようです。吸引力を鍛えるためには、ペットボトルを使います。空のペットボトルを咥えて、吸ったり吐いたりすることでボトルを潰したり膨らませたりする訓練です。これをすることによって肺活筋が鍛えられるのだそうです。これがまた結構キツいんですよね。
でもお口奉仕に拘るあまり、それ以外をおざなりにしてしまってはせっかくの性技も影を潜めてしまいます。私など、ただでさえ拙劣なお口奉仕なのに、余計なことをしようとするだけで全体の流れが台無しになってしまうんですよね。
ヘタっぴならヘタっぴなりに、お口奉仕に至るプロセスに集中します。私は、お口奉仕をする前に、じっくり愛撫をする前戯を心がけています。太ももの付け根や腹筋などを舐めて、そこからペ○スまで到達するというように、お口奉仕をするまでに身体の細かな性感帯を責めて、殿方のご気分を昂ぶらせるという事が大切だと思っています。
ペ○スはとてもデリケートな部分ですので、優しく、そして時には強い刺激を与えるようにしています。最も重要なことは愛おしくペ○スを扱うことです。ペ○スの愛撫は授乳と同じです。エッチな興奮はお互いの愛を享受しつつ優しくソフティーにというのが大前提のはずですから。
それにしても「トコロテン」とか「喉輪締め」とか、世の中にはワザを極めたスゴ腕嬢が実際にいらっしゃるんですよね。すごいなぁ〜。ザ・プロフェッショナル! 私など足元にも及びません。風俗譲として遙か後塵を拝するばかりです。オッパイ揉んでもらってお乳飲んでいただくのがせいぜいです。母乳デリ嬢ですもの、これで許していただきたいものです(笑)
>今回も、嬢の内情の暴露、ありがとうございました。まだまだ、勉強が足りないですね。予習、実地、復習と頑張りたいです。先生に実情も興味があります。どんどん、お話をお願いいたします。
私自身の風俗嬢歴はそれほど永くはありません。お店には私よりベテランの嬢がたくさんいます。経験、年齢ともに中堅どころと思っているのですが、若い嬢(私もまだまだ若いつもりですよ!)や入店したばかりの新人の目には、あたかもお店の重鎮に写ってしまうようです。オーナーや専務、店長としばしば話し込んでいるところを見られているからみたいです。態度もデカいですしね(笑)
私はフリー客のお相手はしませんので、ヘルプ以外は基本的にお店待機しないのですが、それでもオプのお道具の用意やお片付け、現金の受け渡しに待ち合わせの時間調整にと、お店には絶え間なく出入りしております。その際、世故に疎く思い詰めた嬢から、しばしば相談を受けることになります。知らないということは暗闇を手探りで進むのと同じことですので、彼女たちのお顔は真剣そのものです。
私も風俗に足を踏み入れた時は右も左もさっぱり分からない状態でしたから、彼女たちの不安な気持ちは痛いほどよく分ります。ですから時間の許す限り彼女たちの不安を払拭してあげられるような助言をするようにしています。彼女たちの初々しい相談には「はっ」と思い起こさせられることがとても多いですね。私も助言をする立場ながらも、当時を忘れかけていた自分への戒めとして、彼女たちと一緒に考えるようにしています。
最近ではキャバ嬢からデリ嬢に転身してきた子から相談を受けましたが、これが見事なほど「水」と「風」のドグマに陥った状況でしたので、hillさんにご紹介しておきましょう。
元キャバ嬢という名のもと鳴り物入りでデリ嬢に転身したものの、指名が全く獲得できない不人気嬢となってしまう子が少なくありません。キャバクラで働いていたくらいですから容姿に問題はないはずなのに、かなりの確率でお茶挽き女になってしまいます。今回の相談もこれでした。
大抵のお話は風俗のお仕事をよく知らないまま安易に転身してきたことが原因になっていると思います。キャバクラに来られるお客様と風俗に来られるお客様では目的からして違っています。その違いが元キャバ嬢には理解できないようです。「水」と「風」の違い、それはズバリ「エッチな行為」です。
キャバクラに指名で通われるお客様は、女の子を口説いて、いつか「エッチな行為」をするのが目的でいらっしゃいます。それを上手に交わしながら長く長く引っ張るのが稼げる女の子であり、「エッチな行為」そのものは営業中に存在しません。
風俗の場合、お仕事の都度「エッチな行為」は必ず存在します。お客様の目的はいかにそれを楽しく満足する形で実行できるかになりますよね。それゆえにキャバクラでやってきた接客内容では全く歯が立たないわけです。
「水」商売では、お客様に触らせない、身体を寄せない、手を握らせない、キスをさせない…。「風」俗では、お客様の手を取って触らせる、自分から身体を寄せる、指を絡めてキスをする…。これはもう本質的な部分で正反対の違いです。これが理解できない間は「水では売れっ子でも風ではお茶挽き女」のデスティネーションから逃れることはできません。
キャバクラはお客様のお誘いをいかに断るかでしたが、風俗ではお客様に対して積極的に動かないといけません。例えば、風俗に来たお客様が「エロい事なんか求めてないから…」みたいな事(そんなお客様はいませんけどね)をおっしゃっても、風俗嬢は「私はあなたとエッチな事がしたいの」と誘わなければいけません。
お客様の欲望をかなえて差し上げるのが風俗嬢のお仕事です。恋人気分の夢を与えるのがお仕事ではありません。そんなものを求めて来られるお客様なんていらっしゃいません。風俗に身を置いた以上、身体を触らせないなどという変なプライドは即刻捨てるべきなんですよね。
元キャバ嬢なら、お客様との会話はお手の物でしょう。逆にこれが分かっている元キャバの風俗嬢は人気嬢になりやすいはずです。笑顔を作る、話題の豊富さ、お客様の事を覚えると言った事は得意ワザですからね。
お金をもっと稼ごうと思ってキャバクラから風俗へ転身してきたのなら、我を捨てて「エッチな行為」を受け入れるしかありません。得意な会話を織り込めば、拙劣なプレイでもお客様はどうにかご満足していただけるはずです。そうすれば容姿も良いはずですから、人気嬢には直ぐになれると思います。
ただ、ここ最近のデリヘルは素人接客、恋人接客などによる疑似恋愛空間の共有がもてはやされるようになってしまいました。キャバクラの強烈な色恋営業に疲弊してデリヘルに逃げてきた子には辛いご時世です。色恋に疲れて風俗嬢になったのに、また色恋だったら何やってんだか…となってしまいますよね。ほんとかわいそう…。
実際のお客様も「射精だけ」では無く「イチャイチャ」するのが目的になってきています。とは言え、キャバクラの色恋とはレベルが違います。「恋人の様な雰囲気を作る」と「言葉巧みに色恋を仕掛け気持ち良くして差し上げる」とでは全く異なります。営業メールをしたりするのと、ラブホの中だけで完結させるとの差でしょうね。機械的に射精させるだけじゃないと言うのは知っておいて欲しいものです。
>湯布院の「フローラルビレッジ」、初めて知りました。ハリーポッターは、全て見ていますので、童話の世界は大丈夫ですよ。
もし近くに寄られるような機会をお持ちでしたら、ぜひお話を伺いたいですね。でも遠回りするようなことでしたら無理しないでください。全てはお仕事優先でお願いします。今回のご出張は順調でいらっしゃるのかしら。またあのモラルの所長さんに意地悪されてませんか? どうか何事もなくお元気のまま帰京なさることをお祈りしております。またお目にかかりましょうね。チャオ!