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妄想寄稿『妄想の宝箱』 小説  Angel Heart  - 21/6/20(日) 17:15 -

■Episode4『ハンズフリー』
(これが……女子高校生の口)
 ショッピングモール地下一階の多目的トイレで、鈴原正樹は感動に包まれていた。外回りの営業に疲れて一時サボタージュしたところ、モール二階の休憩席の向こうに理想の女子高校生を見つけたのだ。ベージュ色のカーディガンを腰に巻いたその女子高校生はギャルっぽい美少女だった。壁にもたれながら無心にスマホを操作していた。
 目の保養で終わらせるべきか尾行してパンチラ盗撮を狙うべきか悩んでいた時、彼女のほうから鈴原に近づいてきた。そして戸惑う鈴原に向かって言った。
「さっきメールくれた人ですよね? 友達と約束があるんで十五分でいいですか?」

 ……どうやらプチ円光相手と間違われたらしい。彼女と話すうちに鈴原は気づいた。ここが待ち合わせ場所だったのだ。
 本来彼女と歩くべき男には申し訳なかったが、この棚ぼたな状況をふいにしたくはなかった。鈴原は正式な円光相手のふりをして彼女とエスカレーターに乗った。十五分だけなので地下一階の多目的トイレで済ませたいという。大人びた女子高校生の容姿に鈴原は胸を高鳴らせていた。

 そして今。鈴原は現役ギャル女子高校生――ユウミの口にフル勃起を呑み込まれていた。トイレに鍵をかけた瞬間、ち○ぽを出すよう命じられ、羞恥心を覚える暇もなく咥えられたのだ。フェラ馴れした、ヌルヌルとくすぐったい口の中で、鈴原の愚息はあっという間に怒張させられていた。
 ただ不満なのは彼女がスマホをまた操作しはじめたということだ。ち○ぽを握るでも擦るでもなく、ただ咥えて顔をリズミカルに動かすだけ。視線はスマホの画面。LINEの片手間にフェラされているみたいだった。
(なんか適当に扱われてる気が……)
 スマホやめてくれと言いたかったが、彼女の機嫌を損ねるも怖い。
 鈴原はしかしユウミのフェラテクに驚いていた。高速でメールを打ちながらちゃんとツボを責めてくるのだ。じゅぼじゅぼと音を立ててスロートしつつ、口の中ではベロが亀頭全体にまとわりついてくる。射精欲が高まると口を離し、ハンズフリーでまた咥え直す。投げやりなプレイで寸止めできる技量に恐れ入っていた。

 メールを送信し終わったユウミがフェラをやめ、ブラウスのボタンを外した。一瞬の躊躇も見せず大きく広げ、ヒョウ柄のブラジャーを全開にする。カップを捲りあげて巨乳をさらした。経験豊富であろうそのふくらみは、美乳ではないが色白だった。
「巨乳だね……何カップあるの?」
「F」
 素っ気ない返答。照れるとか「当ててみて」とか言われたいのに無表情だ。鈴原が揉みまくっても悶えもしなかった。プチ円光程度の愛撫は屁でもないのだろう。
 鈴原がユウミの乳首をいじっていると着信音が鳴った。今度はメールではなく電話だ。
「もしもし。……なに?」
 友達かららしい。通話しながら鈴原に便座に座れとジェスチャーする。鈴原が座ると股座にひざまずいて谷間をち○ぽに押しつけてきた。そして空いた手で器用に乳房を操って挟み込む。現役女子高生の巨乳に包まれてフル勃起がそり返った。
「……まじで? 私は今モールでおじさんと遊んであげてるところ。……そんな違うって。いないって前も言ったじゃん。――え? 明後日?」
 片手で乳房を手繰り寄せたユウミが身体を上下させる。女子高校生の谷間で鈴原のフル勃起が見え隠れした。
「わかった。じゃあ佳奈子にLINEしてみる。ショウくんいっぱい懲らしめてやって。証拠の画像か動画待ってるから」
 通話を切ったユウミが続けてLINEのアイコンをタップする。どうするつもりなのか鈴原が悶えていたら、ユウミが片腕で乳房を抱えるようにしてパイズリを維持し、両手で文面を入力しはじめた。凄まじい速度だ。それなのにちゃんとち○ぽは天国に導いてくれる。激しくFカップを揺らして鈴原のザーメンを飛び散らせたのだ。
(ハァハァ、ハァ……)
「ちょっと待ってて。今友達とLINEしてるから」
 大量の射精に驚くこともなくユウミがつぶやく。鈴原が精子を拭いてもらえたのは、しばらく放置された後だった。

               ***

 どすんっとベッドの上に座り込むと、純奈は不機嫌な表情を浮かべ、仰向けになる弟を睨みつけた。
「納得できる釈明があれば聞きたいんだけど?」
「……姉ちゃん、まじでごめん。許して」
「許してじゃないでしょう? あんたの変態行為でお姉ちゃんがどんだけ恥をかいたと思ってるのよ。もう友達をお泊り会に呼べないじゃない!」
 無抵抗な弟の股間に純奈は強烈な蹴りを喰らわせた。
「ぐはっ」
 よくある女子高生どうしのお泊り会のはずだった。それなのに弟の変態行為で事件に発展してしまった。夜中に純奈の部屋に忍び込んだショウが、眠っている純奈とその親友――ユウミと佳奈子のおっぱいを触ったのだ。夢うつつに夜這いを察知したユウミが翌日純奈に告げ口した。ショウくんにおっぱい触られたんだけど、と。
 弟はC学二年生だ。思春期真っ盛りなので女の子に興味あるのはわかる。けれど友達の身体を勝手に触るなんて許せなかった。姉の下着をこっそりおかずに失敬するだけじゃ不満だったのか。
「許さない。お姉ちゃんの下着でいつもしこしこしてるのも知ってんのよ!」
「ぐはっ」
 股間をまた蹴った。制服のタイで後ろ手に拘束されている弟は悶えることしかできない。痛みをこらえるようにうずくまった。
「ユウミと佳奈子に動画送ってチャラにしてもらう。あんたがまた変な気起こしたら学校中に恥ずかしい動画を拡散させるから」
 純奈は両足を巧みに操り、弟のジャージをパンツごとずりおろした。

「あ、そうだ」
 と純奈が電話をかける。ユウミに。
「もしもし……お泊り会の時はごめん、今からショウのこと懲らしめるから。今何してた?」
 なぜか勃起している弟のち○ぽを右足で踏んづけた。
「おじさんと遊んでるとか言って、ほんとは彼氏とデートでしょ?」
 踏んづけたまま指先を折り、ソックス越しに亀頭を掴みつぶす。
「わかった。じゃあそういうことにしとく。ところで明後日だけどさ、佳奈子と一緒に例のスイーツショップ行かない? お泊り会のお詫びに食べ放題ご馳走してあげるよ。お金はショウの貯金箱が払うから全然平気。佳奈子にも都合聞いといてくれたら助かる。……うん、証拠はばっちり撮影しとくから。じゃね」
 通話を終えると純奈はスマホを動画撮影モードに切り替えた。
「ブレるから動くなってば」
 両足で包茎ち○ぽを起き上がらせ、動画に収める。そしてそのまま錐揉みするように激しく擦った。そうかと思えば左足の甲にフル勃起を寝かせ、右足でがしがしと踏みつぶした。踵で玉袋を揉みくちゃにも。――すべてがハンズフリーだ。
 姉の壮絶なお仕置きに、ショウがなぜか精子を飛び散らせた。苦痛の中の快感を経験した彼は、C学生としてはありえない性癖に目覚めはじめていた。
「靴下汚れたじゃん。なに射精してんのよ!」
「ぐはっ」

 ……それからショウは姉の下着を失敬することも、姉の友達に夜這いをかけることもぴったりとやめた。
 従順にしていれば、ご褒美にハンズフリーな姉からイジメてもらえるのだから。

                     Episode4『ハンズフリー』了


■Episode5 真祐子&沙弓――Appeared in『緊急ファン慰問企画』
 こんな展開になるとは思わなかった。真祐子先生がおれの家に忘れていったタブレットを翌日届けに行くと、お茶に招かれたうえ、人生相談が始まったのだ。しかもアパートにはもうひとり女子大生がいた。沙弓さん――真祐子先生とは通っている大学も、登録している家庭教師事務所も同じらしい。
「そんなに自分に自信ないの?」
 真祐子先生が哀しげな表情をたたえた。ふたりの巧みな話術に乗せられ、けっこう突っ込んだ悩みまで吐露させられている。男として魅力がない、劣等感の塊ですと。
「考えてみればまともな片想いすらしてないんで」
「辛いね。じゃあどんな経験をすれば自信を取り戻せると思う?」
「そうですね……たとえばええっと」
「うん?」
「クラスの男子より先に女性経験を多く積めれば……」
「ふふ。紘一くんの年頃じゃ、それが一番モチベーションあがるものね」
 真祐子先生が微笑むと沙弓さんもうなずいた。
「私と沙弓で紘一くんのこと応援してあげよっか、特別に」
「え?」
「励ましてあげる。こっちに来て」
 真祐子先生に手招かれて移動する――きれいにベッドメイクされた寝室に。

「そんな緊張しなくていいよ。リラックス、リラックス」
「そう言われてもこういう経験は初めてなんで心臓が」
 ベッドの端でおれは、真祐子先生と沙弓さんに挟まれる恰好で座っていた。美人な女子大生に囲まれて緊張しない童貞がいるだろうか。
「女性経験で初めにしてみたいことってなに?」
 と真祐子先生が訊いた。おれは素直に答えていた。
「おっぱいを触ってみたいです」
「おっぱい? キスとかハグじゃなくて?」
 うなずく。男子高校生の憧れはなんといってもおっぱいだ。キスやハグ、挿入なんて後回しでいい。男の夢が詰まったあのふくらみがどんな感触なのか知りたい。
 真祐子先生が長い髪を背中に払って胸を張った。
「じゃあ触りたいように触っていいよ」
 盛りあがりすぎの服が余計ぱんぱんに張っている。
 おれは両手を真祐子先生の爆乳にかぶせた。まるで巨大なマシュマロを鷲掴んでいるみたいだった。ぷんにゃりとへこみつつ確かな弾力も跳ね返ってくるのだ。
「初めてじゃないみたい」
「そうですか……?」
「うまいもん。触り方知ってる」
 お世辞だと思うけどなんか自信がついた。
 おれは真祐子先生にうながされて沙弓さんのおっぱいも揉んだ。こちらはプリンみたいに繊細だった。おっぱいは女性によって触り心地が違うらしい。勉強になってしまった。

 ……それからおれはふたりの上着を脱がせて直に爆乳を揉みまくった。ブラジャーのホックを外すのに手間取ったけれど、ふたりが外し方のコツを教えてくれて練習させてくれた。おかげで会得できた。サイドベルトを緩めるようにさらに交差させる。ホックの根元を摘み上げる。留め金が噛みあわないよう余裕を作ればいい。
 真祐子先生のおっぱいは97センチのHカップだった。沙弓先生のそれは94センチFカップだ。手のひらで掴みきれない爆乳を揉みまくって乳首に吸いつくうちに、お姉さんたちが儚い声をもらした。演技ではないと思う。乳首がちゃんと突起したのだから。女子大生を感じさせることができておれはまんざらでもない自分の愛撫に自信を覚えていた。

 存分におっぱい揉みを堪能するとおれは自然と全裸になっていた。カップルどうしのセクロスでもこうなのだろう。興奮すると羞恥心が消滅する。フル勃起を見せたいとか見られたいとかエム的な発想じゃなくて、本能的に脱ぎたくなるのだ。
 全裸になったおれの股間を見て真祐子先生と沙弓さんが小さく拍手した。
「すごい元気になってる」
「おっきい……全然コンプレックス持たなくていいよ」
「おっぱい揉んだらこんなになっちゃって」
 破顔する真祐子先生がそっとち○こを握ってきた。いたわるような、劣等感を慰めてくれるような優しさ。たったそれだけの愛撫でおれは感動に満たされていた。真祐子先生の手は魔法だった。白くしなやかな手が上下しはじめる。
「痛くない?」
「大丈夫です……ていうか真祐子先生の手、めっちゃ気持ちいい」
「ありがと」
 きれいな家庭教師から手コキされ、もうひとりの女子大生からはその様子を見守られる。永遠に続いてほしいと思える時間だった。
 けれどしょせんは童貞。一分もすると亀頭がムズムズしてきてたまらなくなった。おれは我慢する前に射精してしまった。

「ごめんなさい……我慢できなくなっちゃって、つい」
「謝らなくても平気。初めての経験なんだもん、すぐ出ちゃうよ」
「自分でシコる時はもう少し耐えられるんですけど」
「早漏だからって馬鹿にしないよ。そんな情けない顔しないの」
 真祐子先生がティッシュペーパーで精子を拭き取ってくれた。
 沙弓さんがおれの両足を取り、ベッドで仰向けにさせる。自然、真祐子先生の太ももに頭を載せる恰好になった。97センチの巨乳が目の前に垂れさがる。足元では、正座を崩した姿勢の沙弓さんが、おれの両足を誘導して腰をカニ挟みさせた。
「いっぱい自信つけようね」
 女神さえ癒される微笑を浮かべて、沙弓さんがぐいっとおれの下半身を引き込んだ。そして勃ったままのペニスを94センチの谷間にあてがう。
 手繰り寄せられる乳房。大きなふくらみに挟まれてち○ぽがスーパーフル勃起する。授乳パイズリは憧れていた以上の、いや夢見ていた以上の応援だった。
 おれは沙弓さんの愛撫に身を捩らせながら、真祐子先生のおっぱいを夢中で吸った。恍惚、というのはこういう気分なのかもしれない。優しいお姉さんふたりに励まされて、おれは生きる勇気に満たされはじめていた。

                   Episode5『いっぱい励まし隊』了


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妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/6/20(日) 16:50 小説
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ランド亀 21/6/20(日) 17:04
妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/6/20(日) 17:15 小説
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ランド亀 21/6/20(日) 17:29
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ろくべえ 21/6/21(月) 6:11
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/6/21(月) 15:44
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ろくべえ 21/6/21(月) 19:30
妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/6/23(水) 17:54 小説
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ランド亀 21/6/23(水) 19:58
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ろくべえ 21/6/24(木) 22:49
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/6/25(金) 14:26
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ろくべえ 21/6/26(土) 2:47
妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/8/12(木) 18:25 小説
妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/8/12(木) 18:45 小説
妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/8/12(木) 19:01 小説
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 ろくべえ 21/8/13(金) 20:53
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 LEVEL E 21/8/16(月) 20:39
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/8/17(火) 13:42
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 隠れファン 21/7/3(土) 5:19
Re:妄想寄稿『妄想の宝箱』 Angel Heart 21/7/3(土) 16:54

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