「どうしたんですか?怒ってます?」
「別に」
「お金は返しますよ。」
「別にそんなんじゃないよ」
「じゃあなんで怒ったり元気ないんですか?今日いつもと違いますよ!」
「ミナミちゃんも酔ってるの?」
「少し」
「ミナミちゃんも今日変だよ」
「うそ?どこがですか?」
「急に股間触ってきたりして・・・酔ったらオトコにあんなことするんだね!」
「え?しないですよ〜!そんなの!」
「うそ?俺に何回もしてきたやん!」
「それは私と南さんの仲だからですよ!初めて話した人とかもいるのに他の人にはできないですよ〜(笑)」
「そっかぁ〜、まあ確かに。」
「それにあの人達にこのあとの3次会にも誘われたり、連絡先とかも交換しよとか言われたりして、何とか断ってたとこなんです!」
「そうなん?」
「だって嫌ですもん!あの人達いつも仕事サボってるし、今日も他の女子には3次会誘ってないし、怪しいというかイヤらしいですもん!」
「うんうん、その通り。でも急に股間触ってくるミナミちゃんもイヤらしいわ!」
「え〜、わたしも〜、ゴメンナサイ(笑)」
「まぁいいよ、そんなことがあったんなら。それより、今日ミナミちゃんと全く話してないから、もうちょっとお話したいなと思ってるんだけど、どう?」
起死回生を狙って誘う!
「え?でももうアルコールとかは嫌ですよ!」
「じゃあ普通にお水とか炭酸で酔いさましながら、おしゃべりしたいな!」
「それなら行きます!」
「じゃあ次の駅が俺んちの最寄り駅なんやけど、おれんちでもいい?」
「え?おうちですか?どうしよ〜!」
「酒飲ませたり変なことはしないからさ」
「それなら行きます!」
と言うことで、起死回生のお持ち帰りに成功した!
家に着いてからは水や炭酸飲料をお膳に出し、出汁巻きタマゴだけ作ってお菓子などを摘みながら仕事の愚痴などを言い合ってストレス解消した。
その頃、いわゆる終電時間を迎えていたが、ミナミちゃんに帰る動きはないので黙っておいて強制的にお泊まりさせることになっていく。終電時間が過ぎた頃に、
「あっ、ミナミちゃん終電大丈夫?」
と、わざと言って、
「もうないかもー。どうしよ?」
「泊まっていく?俺ソファーで寝るからさ。」
「いいんですか?じゃあそうしま〜す」
強引かつエッチな香りがほぼないが、お持ち帰りが決まった。
あとはエッチな雰囲気だ。だから少し下ネタや今着ている服がセクシーで目にやり場に困る、逆にミナミちゃんからは胸元見過ぎだという指摘を改めて2人きりでした。
その上でミナミちゃんがお手洗いに行ったとき、僕は考えた。
「何とかオッパイぐらい揉みたい!チンチン触ってくるぐらいだから揉ませてはくれるはず!でも、何とか笑いながら今の良い雰囲気で」と。
そして、スマホを触っていた時に思い出した。
僕は馬鹿みたいにエッチなナゾナゾのクイズを閃いてはスマホにメモしておいたのだ。これを使わない手はない!
トイレから戻ったミナミちゃんにエッチなゲームへの参加を求める!
「ミナミちゃん、今日何回も股間触ってきたけど、ここでちょっとエッチなナゾナゾクイズしてアレの続きしない?」
「え?何それ〜?面白そうだけど(笑)」
「俺が問題出すから、ミナミちゃんが正解したら俺の股間触っていいよ!でも間違ったらミナミちゃんのオッパイ触らせてよ!」
「え〜〜〜!ドン引き〜!」
会話が止まる。しくじり先生よりしくじった(>_<)
と思ったが、
「でも楽しそーだからやる〜!全問正解するからね〜だっ!」