[放課後の出来事1]
文化祭以降、J子は自分の身体を見せてくれるようになりました。めったに人が来ない屋上への階段の奥で。見せてくれるといっても、制服は着たまま。そして、1〜5分程度。連日のときもあれば、1週間に1日のときも。もちろん、おさわりもなし。ただ、僕がじっと見るのを恥じらいつつ、ニコニコしながら”気を付け”の姿勢で立っててくれてました。
普段の仲は特に変わりなく。付き合ったりすると冷やかされまくったり、無理からに別れさせられたりと(多分、都市伝説)、今の関係が壊れるのが嫌で、何となく、踏み込めなくいました、お互いに。
そうこうしているうちに、3学期も終わりに近づき、3年生となればクラス替えとなります。クラスが替わると彼女と今までのような関係ではいられなくなるのではと焦っていました。
(中学生にとってみれば別のクラスの人と、しかも異性と接触する機会ってなかなか難しいものです、今思えばどおってことないんだけど^^)
もう、見ることができない、そう思った僕は、何を血迷ったのか体操服姿を見たい、とリクエストしました。
J子は意外にも「いいよ」
「でも、A君も体操服になってよ」と言ってきました。
そして放課後。いつもの階段の奥で、二人は制服を脱ぎ体操服姿になりました。
(制服の下に体操服を着ていたので下着は見てない)
久しぶりに間近で見るJ子の体操服姿。やはり、胸の膨らみは強烈でした。
「ちょっと見過ぎですよ(笑)」
「ごめん、なんか目が離せなくて」
そーいえば、不思議と、彼女は「エッチ」とか「スケベ」などとは僕に対して言わなかったなぁ。