「いったーい!」 「やったなー!!」
二人の相撲対決からしばらくして2泊3日宿泊学習が始まった。
昼間の規律訓練での疲れなどなかったかのように、部屋では枕が飛び交い、明るい声と枕が身体にぶつかる音が入学後の緊張から打ち解けた雰囲気を象徴している。
その中には当然絢音と美花の姿もあるが、あの激しい取り組みの後、絢音は胸対決で勝利したこともあって美花から関心を失い、一方美花も絢音に話しかけることなく、両者の間では無言状態が続いていた。
やがて時計は夜12時を指し、不意に扉からノックの音が聞こえた。
「ヤバイ!寝たふりしなきゃ!」
電気を消し、みな布団に潜り込むが突然のことであたふたし、一部には複数人で同じ布団に入ってしまう所が出てきた。
「ちょっと!あかり!同じ布団に入ってこないでよ!w」
「なんで4人も同じとこ入ってくるのー!w」
絢音もなかなか空いている布団を見つけられず、ようやく見つけて潜り込んだとき、もう一人の子もその布団に入ってきた。
「「ふぐぅ!!だ、誰!」
絢音「あ、美花ちゃん」
美花「あ、絢音ちゃん」
お互いに相手をすぐに認識し気まずい雰囲気になる。
学校の宿泊施設ということでただでさえ小さい布団に豊満な二人の身体が同時に入る余裕はなく、おっぱい同士がぶつかり合ってしまっていた。
前の乳相撲で完全勝利したと思っている絢音は当然譲る気はなく、美花ちゃんなら押し出しても抵抗しないだろうと押しのけるように自分の乳房を押し付け始める。
絢音「ちょっと狭いかな。美花ちゃんもうちょっとよってもらえる?」
しかし絢音の予想に反し、美花の方からも絢音の乳房を押しのけるかのうように巨乳が押し込められた。
美花「こっちももうスペースないや。絢音ちゃん他の布団行ってもらえない?w」
絢音「えー、先生来たら起きてるのばれちゃうしww美花ちゃん他行ってよ!w」
美花「私だってやだwwんっ、けどこのままだと汗だくになっちゃいそう!www」
絢音「私たちのおっぱいすごいことになってるよね!wwあんっ、このままだと美花ちゃんのおっぱい潰れちゃうよ?ww」
美花「ちょっと息苦しくなってきてない?ww呼吸乱れて、あっ、るよ?絢音ちゃんのおっぱいこそ大丈夫?w」
絢音「えー、私の方が潰してない?wwほら、もっとくっつけば、ぐうう、わ、か、る、よ!」
自分の予想と違い、美花が譲らずに挑発合戦になっていったため、しびれを切らして布団を引っ張り美花を引き寄せようとすると、美花も同じようにやってきたため、布団をぐるぐる巻きにした海苔巻きのような状態になり、逃げ場のなくなった二人の乳房は凄まじい潰し合いを始めてしまった。
どちらも自分の想像以上に密着しほっぺた同士がくっつき合うほどにまで密着しあってしまったため身動きが取れず、ただただ相手の胸を潰すしかなくなってしまう。
パジャマに包まれた二人の乳房はその豊満度を互いに主張し合いお互いに潰し合って共倒れになってしまっており、余りの息苦しさに悶えながらも意地を張り続ける二人の肌は真っ赤に紅潮している。
それから数十分、結局先生も来ないまま皆が寝静まった部屋の中で二人の息遣いだけが聴こえる。
しかし不意にゴロンとぐるぐる巻きになった布団が回転し、ひとまず決着が着く形となった。
「あああ、重いいいい!!!」
「くっ苦しい…!」
激しい乳相撲の末、美花が上をとり、絢音は一度勝った相手の巨乳に上から押しつぶされるという屈辱的な体勢にプライドが傷つけられた。
一方美花も余りの苦しさに勝利の美酒に酔える余裕もなく、しばらくして布団からもぞもぞと抜け出した両者のパジャマは汗でびちゃびちゃになっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「ふーっ、ふーっ」
乱れた呼吸を整え、横を向き隣のライバルと視線を絡め合わせる。
美花「結局どっちの胸がおっきいのかなぁ?」
絢音「決着つけようよ。明日みんなの前で。」
美花「………私、負けないから。」
絢音「………私の方が大きいよ。」