※ 大まかな話の筋は実話に、細部は想像に基づいています。
私は都内の大学に通う大学生。
一人暮らしをしているが、夏休みや正月には、田舎にある実家に帰省する。
実家には6歳下の妹がいる。
去年の夏休み、妹は中学2年生だった。
私が家に着いた時には、部活で外に出ていて、夕方、ジャージ姿で帰ってきた。
男勝りな妹だが、気難しい年頃なのだろう。ろくに挨拶もせずに、すぐ風呂に入ると言う。
せっかく実家に帰ってきたのだから、私も一緒に入ることにした。
風呂場に行くと、妹は先に、ジャージを脱ぎ始めていた。背が伸びたようで、私は少し見上げ目線だ。中学生らしく、横幅もそれなりにあり、私より一回り大きな体格といったところだ。
「背伸びたね」
私も隣で、服を脱ぎ始めた。
黒のTシャツを脱いで、ブラとジーンズ姿になったところで、妹がぽつんと、
「姉ちゃん痩せた?」
と言ってきた。
確かに、私は大人の女の体型だし、スタイルには人並みに気を遣っている。
ウェストなど、妹から見れば羨ましい細さだろう。
「痩せたかな」
と腰のくびれに手をあててみせてから、ジーンズを脱ぐためにかがんだ瞬間、
「胸も痩せた?」
と妹。
まだ女らしくもない妹にそんなことを言われて驚いたが、
「え!本当?」
と、ブラのカップに肉を集めてみた。
私が着けていたE65のTシャツブラは、以前はぴったりだったのに、今は確かに、精一杯集めても隙間が出来る。ちょっと腹が立って、
「少し痩せたかな。でも、お子ちゃまに言われたくないよ。」
と言って、妹の胸を見た。そして驚いた。
妹はジャージを脱ぎ終わり、白の体操着姿になっていたが、胸がくっきりと膨らんでいたのだ。
しかし、私の焦りなど意にも解さず、
「姉ちゃんに胸勝ったかも」
と言って、体操着を脱ぎ始めた。両腕を袖から抜いて、体操着を一気に捲り上げると、太いウェストの上に、丸く張り出したスポーツブラが現れた。
「あんた成長したね〜!この前までぺったんこだったのに」
妹はさらに、恥ずかしげもなくスポーツブラを脱ぎ捨てると、ぶるんっと想像以上の乳房が飛び出した。
「…まだ子供っぽいけど、ボリュームはあるね」
私は冷静を装って、妹の乳房に触れてみた。
贅肉といった感じでもあり、乳間も離れていて、色っぽいとは言えないが、ボリュームは馬鹿にならない。前会った時とは全然違う。
私のこの痩せた体で、勝てるだろうか…。
「姉ちゃんも脱いで」
私の胸を見下ろしながら、容赦ない言葉。
「わかった」
私は観念して、手を後ろに回し、ブラを外した。
妹は片手で私の胸を、もう一方の手で自分の胸を掴んだ。
「同じくらいかな?」
「形が違う…」
しばらく触った後、妹は大きさを比べるために、私のブラを着けてみたいと言い出した。
「やだよ。アンダーが違うから合わないよ。私65だし」
「やってみるだけ。いいじゃん」
(続く)