今回は以前書いた麻里子から聞いた高校時代の話を基に書いてみました。
ただし途中までは本人から聞いた実話ですが、都会知らずの麻里子が東京行くというところからは妄想話です。
もし麻里子が東京へ行ったらその後どういう運命をたどっていたのだろう?
いわば前回のスピンオフ作品?ともいえるものです。
詳しくは前作を一度読んでいただきたいのですが、あることがきっかけでしがない営業マンである私と地方出身の男性経験のない女子大生麻里子が出合い、交際に発展するという話です。
結局最後は別れてしまうのですが・・・・。
では簡単に麻里子のプロフィールを改めて書いておきます。
名前:T麻里子
出身:北国の人口数万人の小さな町
身長:166cm
BWH:91−57−88
ブラサイズ:65のG
ルックス:色白の肌に細面の、しゅっとしたきれい系
自慢:股下82cmのすらりとした長い脚
なお、身長やサイズは付き合っていたころの20歳のころの数字です。
ではさっそく。
「えーすごーい」
「こんな大きい子見たことないよ」
北国の小さな町の公立高校の一室に黄色い声が響く。
そこでは新入生のあるクラスの女子が初めての体育の授業で着かえてるところだった。
お互いに制服を脱ぐのを見るのは初めてのこと。
思春期の女の子たちにとってはほかの子の体にみんな興味津々。
その標的になったのが麻里子だった。
麻里子は成長が早く、高校に入った時にはもう身長も165cmでバストも堂々のFカップ。
「すごーい、通販の下着モデルみたい」
「わー3段ホックだよ、3段!」
「ソフトボール入るんじゃない?」
もう大騒ぎだ。
無理もない。
みんなまだ中学を卒業したばかりの15歳。
ブラはほとんどの子がAかB、そしてCが2,3人というところ。
そのなかでFカップの麻里子は群を抜いていた。
しかも腰の位置が高く日本人離れした抜群のプロポーション。
麻里子の噂が田舎の小さな学校に広がるのに時間はかからなかった。
あまり校則がうるさくない学校だったので制服のスカートは椅子に座ると中が見えそうなほどの短さで、自慢のすらりとした長い脚をこれでもかと見せつける。
もちろん階段は裾を抑えなければ上がれないほど。
それでも脚には絶対の自信がある麻里子には見られることが快感だった。
その上、夏服になると薄いブラウスをこれでもかとFカップバストが突き上げ、もはや麻里子は学校中の男子のオカズになった。
男子生徒だけではない。
男性教師からも目をつけられ、授業中にも麻里子は机の上にのっけたバストや短いスカートからむき出しになった脚をガン見され、運動会になると巨乳を包むピタピタの体操服姿に写真係の先生が麻里子に食いつくように撮り続けるありさま。
当然のごとく麻里子にコクる男は数知れず、と思いきや、田舎の純情男子高校生にとって麻里子はあまりに敷居が高く、誰も言い寄ることができなかったのだ。
それでも学校でも人気の先輩にも告白されたことも何度かあったが、振り続けていた。
しかし2年生の夏休み、東京に遊びに行ったことが麻里子の運命を大きく変えることとなる。