「絢音おっきーい!!実際Gカップあるんじゃないの?笑」
「グラビアアイドルみたい!デビューしちゃえば笑」
絢音「えー、そこまでじゃないよ笑けどうちの高校なら私が一番かな笑」
新学期が始まって早一か月。
一年生たちもすっかり新しい学校生活にもなれ、グループを作って和気あいあいとおしゃべりしていた。
このグループの会話の中心にいるのは絢音。
他の一年生と比べても身体のプロポーションが半端ではなく、一年だけでなく学校全体でも有名人だった。
特に胸から突き出ているその巨乳はGカップはあるのではないかというほど目立ち、校内の男子たちの注目の的であった。
「けど美花ちゃんも大きいよね!絢音と殆ど変わらないくらい!」
絢音「美花ちゃんもすっごいよねー!比べっこしてもたいなー笑」
「私たちも興味ある!ちょっと呼んでみようよ!」
友達が美花を呼びに行く。
自分と張れる身体の持ち主との初めての比べっこにわくわくする反面、もし負けたらどうしようという不安が絢音の中に生まれた。
美花「絢音ちゃん!みんな!どうしたの?」
「ねえ、絢音ちゃんと胸比べしてみてよ!」
美花「え…!?いやー、絢音ちゃんの方が大きいからやんないかな笑」
「えー、わかんないじゃん笑やってみようよ!」
美花「やらなーい笑バイバイ!笑」
「ちぇー、巨乳対決見たかったなー笑」
「絢音はどっちが大きいと思ってる?」
絢音「え、どうだろー笑殆ど同じくらいだけど僅差で私かなー笑」
「いつか二人の対決見てみたいなー笑」
ここでチャイムが鳴り、みな席に着く。
多分私の方が大きい、きっとそうだ。
そう思いながら絢音も席に着き、胸をわざとらしく机の上に乗せ、授業に集中した。