今から4・5ヶ月くらい前のことです…
当時の仕事場(自分は個人事業主のため、仕事場を転々としています)は本当に雰囲気が良く、良くある“仕事がし辛い”と感じたことも全くないくらい、環境も良いトコでした。
その頃、この仕事場に入った時から世話になっていた先輩が去ることになり、当時いたチームで飲み会が開催されたんですが、飲み会大好きのメンツ揃いだったせいか大盛り上がり!最後の一言では、感動したその先輩が男泣きをする程、本当に楽しかった酒の席でした。
ただ、俺は『あの人、酔うと説教するの』と女性から嫌われていた同僚と隣同士になったことで、延々と愚痴を聞かされ、酔ってからは予想通り(?)説教を長々と受ける罰ゲームに。
そのおかげで、俺のテンションはダダ下がり…二次会のカラオケに行くテンションにならず、他の同僚達と別れて帰宅することにしました。
「全く…何で酒の席で説教を受けなきゃいけねぇ〜んだよ?」
テンションダダ下がりの俺は、憮然とした表情で駅に向かって歩き始めた。今回の飲み会の会場が繁華街だったことに加え、金曜の夜ともあって、客引きが多い。俺も例外無く声を掛けられたが、ドコも高い…キャッシュカードを持って来れば、こんなことは無いのだが。
そうこうする内に、俺は駅が見えるトコまで来ていた。今日は美味いビールとツマミでも買って、自宅で二次会をしよう…そう思っていた矢先のこと。
『ガールズバーです。1時間でも良いので、バニーちゃんと一緒に飲みません?』
声を掛けてきたのは、綺麗系の女性だった。すぐ近くでは、うさ耳バンドを付け、ロングコート(下はバニースーツ)を着た可愛い女の子が、道行く人にビラを配っていた。
普通なら「また今度」とスルーしていたトコだが、独特の雰囲気が俺の足をその店の前で止まらせた…そんな俺に“チャンス♪”と言わんばかりに、綺麗系の女性が店の説明をする。
説明は貰ったパンフとほぼ同じだったのだが、何でも女の子が皆バニーガールの格好で、女の子の年齢も割と幅広い、だ。面白そうな雰囲気ムンムンだったが、資金が心配な俺…それを話すと、綺麗系の女性が『まだお客いないので、少し割引しますよ』と一言。
決意は決まった。
俺はこの店で可愛いバニーとの二次会を選択した。綺麗系の女性に先導され、俺は店に入った。客はゼロだったが、御揃いの“バニースーツ・うさ耳バンド・蝶ネクタイ・シッポ・網タイツ”を身に着け、素敵なバニーガールに変身した女の子達が既に3・4人出勤していた。
この光景だけで十分に目の保養になる…そればかりか皆“ボン・キュッ・ボン”と言う表現が相応しい程のナイスバディだ。下手なキャバより、はるかに女の子のレベルは高い!
綺麗系の女性に案内された席は、端っこの席だった。端っこは好きでないが、この席に座ったことが後に起こる奇跡の始まりだった(俺はまだ分からなかったが)
どの女の子が付いてくれるのか…俺は首を長くして待っていた。そして、数分後
『お待たせしました♪』
そう言って俺に付いてくれたのは、見覚えのある顔の女の子…下で綺麗系の女性と一緒にビラ配りをしていた、可愛い女の子だった。
ただ、俺の視線はその子の顔でなく、完全に体に行っていた。待機バニーよりも明らかにデカいと分かる、バニースーツからはち切れんばかりの爆乳・肉付きバッチリなのに、網タイツに包まれてセクシーに見える太腿…
それだけでもお腹一杯なのに、俺のビールを入れるために後ろ姿になって露になった、明らかに90cmオーバーのヒップ…ウエストが少し太めだったが、そんなことはどうでも良い(笑)
ナイスバディにしばし見惚れていると、その女の子がビールを持ってきてくれた。その子はユナと言う名前で、年齢は俺より年下の26歳だったが、童顔なせいか“綺麗”よりも“可愛い”の方がピッタリな子だ。
『もし良かったら、私も一緒に乾杯して良いですか?』
こんなナイスバディを前に、断る理由は全く無い。俺の「オッケー!」の一言に、ユナは嬉しそうに自分の分のカクテルを作り始めた。もちろん、俺の視線は太腿とヒップでした(笑)
そして、ユナが戻ってきたトコで乾杯し、俺にとっての二次会が始まった。話し易い雰囲気だったこともあり、乾杯の直後から話は止まらなかった。そればかりか、立って接客しているためか、すぐ目の前に太腿が、カウンターにある鏡にヒップが写っている…胸と太腿とヒップをオカズにアルコールもイイ感じで進み、俺の下半身も暴れ始めていた(笑)
それから30分くらいした頃、ユナとの会話が大盛り上がりしているトコに、別のバニーガールがやって来た。お客が俺以外ゼロで、待機中の女の子が多いせいか、どうやら追加である。
身長はユナと同じくらい、そして、ユナ同様に爆乳&太腿の肉付きバッチリな女の子だが、俗に言う“グラマースタイル”なせいか、女性のユナはもちろん、男の俺よりも横幅がある(ムッチムチしていた&超爆乳だった全盛期の立花まりあみたいな感じです)
『私も一緒に付いて、乾杯しても良いですか?』
ユナ以上のダイナマイトバディを前に、断る理由は無い。俺の「オッケー!」の一言に、その子は嬉しそうにカクテルを作り始めた。しかし、後ろを向いたことで露になったヒップは、ユナより明らかにデカい…95cmは確実に超えてそうな勢いだ。そして、ユナよりセクシーな柄の網タイツに包まれた太腿は、ユナよりも明らかに肉付きが良い。
その女の子がカクテルを作り終えて戻り、3人になった俺達はまた乾杯した。追加されたバニーはアリサと言う名前で、年齢は俺より年上の33歳。店の中では最年長と言うこともあり、出勤が週1回にも関わらず、この店のリーダー的なバニーだとユナが教えてくれた。
俺はあまりにも最高の時間を過ごしていた…付いてくれた女の子が2人とも“胸がデカい・ヒップがデカい・太腿ムッチリ”と、下手なソープじゃ絶対に経験できない組み合わせだ。
だが、楽しい時間はあっと言う間に過ぎるもの…綺麗系の女性が割引してくれたとは言え、現在の俺の資金では90分が限界だ。何故にキャッシュカードを持ってこなかったんだ、俺?
俺はダメ元で「番号とメルアドの交換をしたい」とユナとアリサに頼んでみた。この店はそう言った客との情報交換が禁止(店の人からも言われた)とは言え、この2人との縁を今日だけで終わらせてしまうのは、あんまりに勿体なさ過ぎる…店の規則通り、断られると思ったのだが
『もちろんっ♪』
ユナもアリサも店の規則を破ってまで、俺に番号とメアドを教えてくれた。ユナは『実は…他の子もやってたりするよ、交換♪』と言いつつも、姉さん格のアリサが『絶対内緒よ♪』と締める…どうやら、俺達の繋がりは今日だけでなく、今後も続く感じだ。
帰り…俺をこの店に誘ってくれた綺麗系の女性に変わって、ユナとアリサが見送りをしてくれた。さすがにハグは出来なかったが、ロングコートを着て、駅まで付いてきてくれた…俺は初めて出会ったとは言え、ここまで優しく接してくれたユナとアリサに感謝した。
PART1 終了!