かれこれ20年くらい前の話です。
私は当時24歳で3歳年下の彼女とお付き合いをしていました。ちょっと太目でしたがGカップの巨乳ちゃんでした。B子と呼びましょうか。
当時、私は地元の悪い先輩を崇拝しており、私は舎弟のようなものでした。彼女といる時間でもポケベル(携帯電話はまだ高価だったので持てなかった)が鳴ると、5分以内には必ず先輩へ連絡をし、来いと言われれば、彼女を置き去りにしてででも行くしかありませんでした。
勿論、それが原因で何度も彼女とケンカしたこともありましたし、本当は別の彼女がいるのではないかと疑われたりすることも日常茶飯事でした。
そんなある日。
彼女とデート中に、またポケベルが鳴りました。この音が鳴るという事は即ちデートの終了時間を意味します。
かなり険悪な雰囲気になったのは言うまでもありません。先輩へ電話すると、またぞろ今から来いとのお達し。
それを彼女に告げると、そこからまたケンカでしたが、この日に限って彼女は
「それなら私も行く、無理なら別れる」と言い出したのです。
先輩の家へ行く道中に何度も彼女に帰るよう説得しましたが、全く聞き入れる素振りはなく、彼女を連れて行った事で先輩からぶっとばされる可能性にびびりながらも先輩の家へ歩を進めました。
先輩はマンションに一人暮らしで、たまに彼女や後輩がいることもありましたが、
その日は一人でした。
マンションにつき、思い切って彼女を紹介しました。どんな反応をするか賭けだったのですが、意外にも先輩は彼女に優しく接してくれましたので、私もいちおうは安堵しました。ただ、彼女を見る先輩の目が、彼女の大きな膨らみにいっていたことにその時は気づきませんでした。