■Episode1「女子高生にち○ぽ見られたいヤツ、ちょっと来い」
おれが椅子から立ち上がってベルトのバックルを外すと、穂乃花ちゃんが嬉しそうに微笑んだ。まるで、悪戯を前にした子供みたいに。
「なんで笑ってるの?」
「だっておちん○ん見るの初めてなんだもん」
「彼氏のは? 見たことあるでしょ?」
「ないよ。彼氏とかいないし」
ツインテールを小刻みに揺らしながら穂乃花ちゃんが首を振る。
梅雨明けも間近に迫ったある夜のことだ。
おれは週二回の家庭教師のため桜井家にお邪魔していた。通常は女子生徒の家に男性教師を派遣しないものなのだが、事務所の怠慢で例外扱いになっていた。「キモデブが先生なら男女関係になるはずがない」と、見くびられたのである。この業界では生徒と教師のロマンスはタブーだった。
だが、事務所に愚弄されたおかげでぐうかわ女子高生の家庭教師になることができた。それが桜井穂乃花ちゃんだ。聖フォレスト女学院高校の三年生である。
背中まで伸びた長い髪は漆黒。両の耳たぶあたりでツインテールに結われている。どこかあどけなさを残す顔立ちは黄金比に整い、美少女から美人へと羽化しようとしていた。Tシャツを盛り上げるふくらみはDカップかEカップあるだろうか。
31歳でいまだ童貞、神様がふざけて造ったみたいな容姿のおれには縁のない存在だ。
それなのに――。
こうして出会うことができた。幸運を超えて奇跡と言っていい。指導してまだ三カ月だけど、穂乃花ちゃんとの間には信頼関係が芽生えている。そうでなくてどうして、授業が脱線してエロトークになるだろう。ましてや、「先生のおちん○ん見たい」と穂乃花ちゃんのほうから好奇心をあらわにしてくるなんて。
「彼氏いないのか。もったいないなあ」
おれはつぶやいた。
「女子高で出会いがないんだもん。それに、そういうサイトとかもあんま興味ないし」
「いたことはあるんでしょ?」
「中三の時にちょっとだけ。でも二股されてたの知って別れた」
「どんな男? やっぱイケメンリア充?」
「まあ。でも今はそういう男は好きじゃない。……今は、年上で頭がよくて、外見にコンプレックス持ってる人がいいな」
――おれ? と率直に訊けないから草食系である。ただ、初彼氏に裏切られたせいで穂乃花ちゃんの理想が一変したのはわかった。世の中にはイケメンリア充至上主義じゃない女の子もいると知って救われた思いだ。
「手がお留守になってる」
と穂乃花ちゃんが脱衣を促してきた。
おれはズボンを脱ぎ、シャツも脱ぎ去って上半身裸になった。
グレーのボクサーパンツにでっぷりとたるんだお腹。冗談でも自慢できる体型じゃない。けれど、素っ裸になって痴態をさらすのがCFNM――いわゆる『着衣の女性と裸の男』(Clothed Female and Naked Male)の神髄だった。おれは、その性癖に目覚めた変態フェチ男である。
「ち○こちっちゃいから笑わないでよ」
「笑わないよ。男の子はおちん○んじゃない、ここの大きさ」
穂乃花ちゃんが両手でハートマークを作ってみせる。こういう理解ある女性が世の中に増えたら、リア終男子がどれだけ救われることだろう。
……ああ、ついにきたこの瞬間。今まで女子高生にち○ぽを見てもらえる状況を何度妄想したことか。その夢がついに叶う。
おれはボクサーパンツの裾を掴むとゆっくりとずり下げていった。そして、一瞬の溜めをつくってから一気に脱ぎおろした。ぽろん、と情けないち○こがこぼれ出る。
「んふ」
穂乃花ちゃんが微笑んだ。全身を駆けめぐる羞恥心。
「笑わないって言ったじゃん」
「ごめん。でも頬が緩んじゃうんだもん」
おれとしては両手で顔を隠して照れるとか、顔を真っ赤にして黙っちゃうとか、そういうリアクションを期待していた。けれど、現実はそう思うようにはいかないらしい。穂乃花ちゃんは本気でち○ぽに興味を持っていた。
「どう? 初ち○ぽの感想は」
おれはち○こを摘んでぶらつかせた。
「思ってたよりかわいい」
「かわいい?」
「うん。なんか亀さんがぐったりしてるみたい」
確かにうなだれた亀に見えなくもない。
ちなみにおれのち○こは短小で早漏気味だ。これで包茎も完備してたら悲惨極まりないが、不幸中の幸いかちゃんとムケていた。
「穂乃花ちゃんに見られてるとなんか満たされる」
「ぶらんぶらんしてるよ」
と、ち○こを指差す穂乃花ちゃん。
「穂乃花ちゃんの前で勃起しそう」
「見たい。おっきさせてみて」
穂乃花ちゃんの目が輝いた。現役女子高生に勃起の一部始終を観察される。これほど変態男の心を揺さぶるシチュエーションがあるだろうか。
おれはち○こを摘んでゆっくりと擦りはじめた。今この時を満喫するように。そして、ある程度まで興奮したところでセンズリをやめる。あとはただ、穂乃花ちゃんのガン見で勃起するだけだ。
――ぴくんっ……ぴくっ。……ぴくっ。
「アハ……ちょっとずつ大きくなってきた」
「そのままち○ぽ見てて」
途方もない羞恥心が快感へと転化していく。
――ぴくっ、ぴくっ。……ぴくんっ。
やがて穂乃花ちゃんに見守られながらち○こがそそり立った。
「すご〜い……ぴんって上向いた。パチパチパチ」
「穂乃花ちゃんのガン見でフル勃起しちゃった」
「見られてるだけでこんなになるんだ。おヘソにくっつく?」
「無理だよ。短小だもん」
とはいえ、穂乃花ちゃんの視線で興奮した愚息は、小さいなりに血管を浮き上がらせていた。先っぽから亀汁が滲みそうだ。
「男の人のオ○ニー、見たことないでしょ」
「ないけど、こんなふうにするんだよね」
と穂乃花ちゃんが手筒をつくってエアセンズリする。彼氏がいなくとも女子高生だ。友達とのエロトークで知識は得たのだろう。
「穂乃花ちゃんがおれのおかず」
おれはおもむろにセンズリを始めた。一番恥ずかしい行為を見られてよけいに興奮する。ああ楽しい。この充実した時間が永久に続けば。
「おかずってなに?」
「オ○ニーする時の興奮材料。普段はエロ動画とか画像がおかずだけど、今日は穂乃花ちゃんでシコりたい。先生の生おかずになって」
「教え子でひとりエッチするとか変態じゃん。いつも私のことおかずにしてるんでしょ」
「女運ゼロのキモメンだから。変態家庭教師でごめんね」
「けどおかずにされるような場面ってあったっけ? 私の顔とか服装でイケるの?」
「消しゴムを拾う時に胸チラが見えたり、セーラー服からブラジャーが透けてたりしてたから。今みたいに普通にしててもおっぱいが気になる。おれの最高のおかず」
おかずにしている女性に対して、面と向かってそうだと話す気まずさは半端じゃない。けれど、そんな秘密の吐露がエム男の魂をくすぐる。軽蔑されているような呆られているような、罪悪感に似た感情が興奮を煽るのだ。
「そう言えば授業の時、先生の視線感じることあるかも」
穂乃花ちゃんが虚空を見上げた。おかずにされて怒らないから天使だ。
「先生がオ○ニーするとこ見てて」
おれはセンズリを続けた。ややもすればすぐイキそうになるので、スローペースで、自分を焦らすように肉棒を擦る。
たまらず皮を捲りきり、穂乃花ちゃんの眼前に先っぽを突きつけたのはご愛敬だ。
「んふ……近いってば」
「ふうっ、て息吹きかけてみて」
「こう? ……ふうっ」
亀頭に感じる女子高生の吐息。絶妙にくすぐったい。
「くさくない?」
「大丈夫。ていうか石鹸のいい匂いがする」
亀頭に鼻を近づけてにおいをかぐ穂乃花ちゃん。今日こんな展開になるとは思ってもいなかったが、指導にくる時は必ずシャワーを浴びてきていた。彼女に嫌われないための、ブサメンなりのエチケットだ。
おれはちょっと調子に乗り、フル勃起で穂乃花ちゃんの顔を叩いてみた。
「おちん○んで顔叩いてるし」
「どう?」
「超カタい。ぺちぺち音がする」
穂乃花ちゃんの美麗な顔に向かい、何度もフル勃起を叩きつける。時には撫でるように擦りつけ、美少女の顔面を堪能した。
鼻先が裏筋をくすぐると途轍もない幸せに襲われる。頬っぺたをつつくと先っぽから透明な糸が引いた。唇には触れた時には、疑似フェラされている錯覚さえ覚えた。
「穂乃花ちゃんのツインテールでシコりたいんだけど」
「え……髪? 髪の毛をどうするの?」
「ち○ぽに巻きつけてシコシコって」
「なにそれ。聞いたことない」
それはそうだろう。女子高生の髪の毛に興奮するのは究極のフェティシズムだ。柔らかな毛に包まれ、肉棒を擦る場面を何度夢見たことか。相手が理想のツインテールなら変態冥利に尽きるというものだ。
「だめ?」
「別にだめじゃないけど……そんなので気持ちいいの?」
穂乃花ちゃんが片方の髪房を掴んだ。
おれはその巨大な毛筆みたいな束を手に取り、フル勃起に巻きつけた。柔らかく、それでいて繊細な黒髪が肉棒にまとわりついてくる。さわさわした触感がカリ首をくすぐった、裏筋をこそばゆくなぞった。
「く……くすぐったくて気持ちいい」
「ただの髪の毛なのに」
穂乃花ちゃんには理解できないプレイらしい。
おれはさんざんに穂乃花ちゃんの髪の毛を堪能すると、ツインテールからち○ぽを解放してまたセンズリを続けた。ち○ぽ全体をガン見してもらえるように。
「穂乃花ちゃんのおっぱいって何センチ?」
「86センチだよ」
「アンダーは?」
「67センチ」
ていうことは、カップサイズは『E65』か。目測どおりだ。
「見たいんだけど」
「ええっ」
「おかずにしたい。チラッとでいいから見せてくれない?」
そう懇願すると、穂乃花ちゃんがためらってから、椅子に座ったまま前かがみになった。そして、Tシャツの胸元をくいっと引っ張って谷間を見せてくれる。
ピンク色のブラジャーに包まれたふくらみは豊かな谷間をつくっていた。色白で、見るからにモッチリ感がありそうだ。左乳房の上に小さなホクロがあるのは大発見だった。
「はい、チラッと」
穂乃花ちゃんが胸チラをしまった。
「あと30秒だけ。もう一回見せて」
「エッチ」
とか言いながら見せてくれるから嬉しい。
おれは二度目の谷間をおかずにフル勃起をしごいた。射精欲が高まれば自分に寸止めし、亀頭を突き出して穂乃花ちゃんに見せつける。頭の中では彼女のEカップに挟まれる空想が拡がったけれど、あまりの興奮に途中で途切れてしまうのだった。
全身が火照っていた。手が汗ばんでいる。
「27……28……29……30。はい、おしまい」
「穂乃花ちゃんのおっぱいでイキたい」
「またあ? 今度はどれくらい? 1分? 2分?」
「じゃなくて、穂乃花ちゃんのおっぱいが見たい。服脱いでほしい」
パイズリでイキたいのは山々だ。が、女子高生の生おっぱいをおかずにオ○ニーしたい思いのほうが強かった。それが変態フェチ男の哲学というものだ。
「脱ぐのはちょっとなあ。恥ずかしいもん」
「誰もいないんだしいいじゃん」
おれは両手を合わせた。穂乃花ちゃんの両親は共働きだ。帰ってくるまでまだ一時間以上あった。
う〜ん、と唸っていた穂乃花ちゃんはけれど、おれが頼み続けると「スマホで撮らないなら」とうなずいてくれた。亀汁を垂らす勃起ち○ぽを見て、彼女もエロスイッチがオンになっていたのかもしれない。
穂乃花ちゃんがTシャツを脱ぎ、ブラのホックを外す。そして、寒がるような姿勢でストラップをおろしていき、左右のカップを思いきったように捲り取っていく――。
彫刻のようにきれいなEカップがあらわになった。
「下も?」
「脱いでくれるなら嬉しいけど」
穂乃花ちゃんが椅子から少し腰を上げ、部屋着のズボンをするすると脱いでいった。
ちなみにズボンは『プージャー』だ。おれみたいなフェチ男にはたまらない服である。光沢のある紺生地に、腰元から足首にかけて伸びたピンク色のラインは、女子高生だけに許された特権と言える。これほどプージャーが似合う種族は他にいない。
「パンツはだめだからね。イヤなんじゃなくてあの日だし」
穂乃花ちゃんが両手の指でバツ印をつくった。見ればブラとお揃いのパンティから『羽』が生えている。
「すごいきれいなおっぱい。しかもおっきいし」
「よく視姦されるからもっと小さいほうがいいんだけど」
と両方の乳房を寄せて手ブラする穂乃花ちゃん。「あ……先生は別だよ」
「やわらかそう」
「やわらかいよ。触ってみる?」
穂乃花ちゃんが誘ってきた。
「いいの?」
「ちょっとだけなら。けど乳首吸ったり乱暴に触ったりしたら怒るから」
口調は優しいが目は真剣だった。
おれは片手をそっと伸ばし、穂乃花ちゃんのふくらみに手のひらをのせてみた。
童貞男には感動の一瞬だ。控えめに握力を込めると乳房がぷんにゃりとへこみ、搗きたてのお餅みたいな感触が跳ね返ってくる。
そのまま優しく揉みしだくとふくらみは変幻自在に形を変え、スライムを捕獲しているような錯覚を覚えた。
左右の乳首を指先でいじってみれば、穂乃花ちゃんが恥ずかしそうに身体を強張らせ、流れているだろう電流に吐息をもらす。まるで哺乳瓶の吸い口みたいだった。
おれは教え子の両胸を揉みまくり、乳首に吸いつきたい衝動を必死にこらえた。――ち○ぽをぎんぎんに勃起させながら。
「おちん○ん自分で気持ちよくさせるんじゃなかったの?」
穂乃花ちゃんがおれの手を押し返した。おっぱいタイム終了だ。
おれは再び肉棒を握り、教え子にフル勃起を見てもらいながらセンズリを続行した。おかずは現役女子高生の生おっぱい、下着、太もも。
おれは身をかがめ、穂乃花ちゃんの太ももにち○ぽを擦りつけた。まばゆいばかりの脚が裏筋をくすぐる。絶対領域をつくるだろう流線が気持ちいい。
「変態」
「脚、椅子の上に乗せてみて」
「こう?」
穂乃花ちゃんがM字型に両足を開いた。羽つきパンティから今にも割れ目が透けそうだ。
「……穂乃花ちゃんのパンツ」
「変態」
「おっきいおっぱい」
「すけべ」
「ツインテールかわいいい……ハァハァ」
「そんなに髪が好きなの?」
穂乃花ちゃんが両方のツインテールを摘んでふさふさと揺らす。
おれはその萌え筆に愛撫されているようで、あっという間に興奮のゲージを99%まで上げてしまった。
「き、気持ちいい。……ね、穂乃花ちゃんのブラ貸して」
「おかずに持ち帰っちゃだめ」
「じゃなくて、においを嗅ぎたい」
「はあっ? なにそれ(笑)」
本心を言えばパンティのにおいを嗅ぎたかった。けれど、生理中ではそうもいかない。体臭が染み込んだクロッチ部分に替わる代替品が欲しかった。
「先生ってどこまで変態なの? もう意味不明なレベルだし」
恥ずかしそうにブラジャーを手渡してくれる穂乃花ちゃん。タグを見るとちゃんと『E65』とあった。おれはパッド入りのカップに顔をうずめて深呼吸した。女子高生の、甘酸っぱいようなデオドラントが染み込んだような、そんな恍惚とさせる香りがする。
(スウハァ、スウハァ……ああ、これが穂乃花ちゃんのぬくもり)
たまらずフル勃起にブラジャーを巻きつけてしまった。
「どんなオ○ニーなの、もう」
穂乃花ちゃんは蔑みを超えてもはや呆れている。
おれは脱ぎたてのブラジャーをち○ぽに巻きつけながら、最高に幸せなセンズリを続けた。カップがカリ首と裏筋をくすぐってこそばゆい。手を動かすたびにストラップが揺れる。変態極まりない行為を女子高生に見守られる。
穂乃花ちゃんがエロく、かつ興味津々な眼差しで肉棒をガン見してくる。
(ハァハァ、ハァ……ハァハァ………ハァ、ハァ)
き、亀頭がムズムズするっ。
「あ……先っぽからなんかこぼれてきた。――わ、ちょっと! きゃあっ!!」
イクっ、と宣言しないで出してやった。ぼたぼたとこぼれ出たのは我慢汁混じりの精液だ。最高に気持ちいいオ○ニーの時だけに出る、噴射のサイン。
水鉄砲みたいに飛び出した精液が穂乃花ちゃんの首もとに命中した。間髪入れず後続のスペルマが噴出し、全身が痺れるような快感に襲われる。
(きっ、気持ちいいっ)
穂乃花ちゃんの顔に降りかかる精液。さすがに彼女は手をかざして防御したけれど、それで止められる勢いじゃない。女子高生にぶっかけている感動がよけいに興奮をあおる。ますます射精したくなる。
(穂乃花ちゃんの顔にぃぃっ――!)
飛び散る精液はツインテールに着弾し、手のひらに降りそそいだ。
おれは穂乃花ちゃんの手をどけ、おっぱいに向けてち○ぽを擦った。
どぴゅっっ……ぴゅっ、ぴしゃっ……ぴゅぴゅっ! 噴出するスペルマがEカップを汚し、乳房が白濁液でまみれる。ナメクジのように谷間を這う精子を見た時、おれは皮を捲りきって最後の射出を終えた。
自分の手も精液でべとべとだ。お掃除代わりに穂乃花ちゃんの太ももにち○ぽを擦りつけ、滲み出るスペルマを拭う。羽根つきパンティが精子で染みになりはじめていた。
「いっぱい出たし」
「めっちゃ気持ちよかった……ハァハァ。先生が精子だすところ、ちゃんと見ててくれた?」
「うん。びっくりしたけど面白かった」
「また、穂乃花ちゃんに生おかずになってほしいんだけど」
「親がいない時なら、まあ」
ティッシュを手に取った穂乃花ちゃんが、自分の身体より先におれのち○ぽを拭いてくれる――。
おれの人生は、これから、失ってきた時間を取り戻せそうな雰囲気だった。
(Episode1 END)