登場人物
ぷりひろ:18歳の大学1年生。彼女いない歴18年。
あや:ぷりひろの上の姉。23歳。受付嬢。身長162cmで96cmのGカップのグラマー体型。
まみ:ぷりひろの下の姉。21歳。イベントコンパニオン&モデル。168cmの長身で、すらっとした長い脚が自慢。88cmのFカップ。
ここは3LDKのとあるマンションの一室。
3人は地方の実家から都会にでて、ぷりひろが大学に入った今年から一緒に住んでいる。
各自に一部屋づつの個室と共用のリビングダイニング。
もう夏を迎えようとしているある日の夜。
ぷりひろと風呂上がりのあやとまみのノーブラ姿がリビングにあった。
女2人から漂う石鹸の香りと甘いムースの匂いにもうむせかえりそうだ。
そこであやが声をかける。
「ねーぷりひろ、肩もんでくんない?」
「えーまたかよー」
「あたし乳でかいからさー、肩凝り半端ないの。ねー、お・ね・が・い」
「わかったよー」
とぷりひろはあやが座るソファーの後ろに回り込んで肩もみをはじめた。
ぷりひろはいやいややってるようで実はそうではない。
あやの張りのあるGカップが肩を揉むたびにゆさゆさと揺れるのを合法的に!間近で眺められるのだ。
あやは胸元のばっくり開いたビスチェで白い乳房がかなりのぞいている。
会社帰りに飲んで帰ってきて少し酒臭くてちょっと口調も酔っ払い調。
「ねーもう彼女出来た?」
「えーいやまだ・・・」
「もーほんともてないねー。好きな子いないの?」
「まあ・・・」
「ちょっといいなって思ったらさっさとコクっちゃいなよ」
「・・・」
ここでちょっとからかい気味に
「あんたさ、もしかしてまだ?」
「え、・・・」
「ないんでしょ。もう大学生だよ。あたしなんか中3だったよ」
「えーそうなんだ」といきなり話に乱入してきたのは自分の部屋から戻ってきたまみ。
「あんたは?」
「高1」
「ぷりひろ、まだなんだって」
「えーそうなんだ」
「まみ教えてやったら?」
「キャハハハハ」
完全にからかいの対象になっているぷりひろ。
そこまでばかにされてもぷりひろには反論できなかった。
あややまみを見て育ってくると他の女などみんなクズのようにしか見えなかった。
2人以上のレベルの女などいままで18年生きてきて出会ったことなどなかった。
ぷりひろも以前、付き合うまでは至らなかったがクラスの女子を家に連れてきたことはある。
しかし、たまたま家にいた2人に「ちょっと顔かわいそ」「乳ないじゃん」などと散々バカにされた過去があるのだ。
あの二人よりいい女を捕まえて見返してやりたい。
「くそーバカにしやがって」と思う気持ちと同時にぷりひろには「でもあの二人よりいい女、どこにいんだよ」という感情が芽生えていた。
そう、いつも女を見るときはあの二人の姉が基準だからだ。
あまりにも魅力的な姉たちを持ってしまったがゆえにぷりひろの女性観は大きくゆがんでしまっていた。
あやの爆乳Gカップを引っ提げた肉感的な体にと艶っぽいぽってりした唇、まみの整った目鼻立ちに抜群のスタイル。
それが妙にうとましかった。
それがいつしか「あんなでかい乳をわしづかみにしたい」「あんな整った顔をHしてひーひー言わせて歪めさせたい」という屈折した思いが芽生えてきたのだ。