「サキ…」
アイリの掌中、いや乳中に捕まってしまったサキに視線を送るカナだが、それを助ける力は残されていない。
「アイリも一見大人しそうだけど、結構やることはエグいからさ。あのサキって子もただじゃ済まないわね。
それに、あんたは他人の心配してる余裕なんてないでしょ。ほら、行くわよ」
カナのHカップバストをLカップバストの下敷きから解放すると、上半身を起こすレイコ。
カナの自慢のHカップは、レイコの重量級Lカップ特大バストの圧倒的威力の前に(下に)、無残にも潰されてしまっていた。
「さて、じゃあ、私もちょっと本気出しちゃおうかなぁ?」
さんざんLカップ超爆乳の脅威を見せつけておきながら、まるでこれまでのことがお遊びであったかのようなことを言うレイコ。
今にも内側からの圧力に負けて生地が破裂してしまわないかと心配になるほとパツパツに張り詰めた競泳水着の極太の肩紐を両肩外し、一気に水着を胸の下まで引き下ろした。
ブルンッ!
音を立てて飛び出したレイコのLカップバストは、窮屈な競泳水着の締め付けから解放され、さらに一回り、いや二回りは大きくなったように見える。
巨大な瓜か西洋スイカのようなそのバストは、カナのHカップとは比較にならない大きさだ。
「あぁ、そうそう。昔あんた、由美子先生にこんなことしてたわよね?」
そういってレイコが持ち出したのは、先ほど胸を押し付けているときに弾き飛ばしたカナの水着のブラだ。
カナのHカップを覆っていただけあって、それなりの大きさだが、レイコの特大スイカの前では小さく見えてしまう。
その水着のブラを自分のバストにあてがい、腕を通すレイコ。当然、Hカップ用の水着ではレイコのLカップ超爆乳を収めることなどできるはずもなく、ブラのカップ部分から乳肉があふれ出てしまっている。
「ふんっ!」
ブチッ!
レイコが胸を張ると、無理やり付けたカナの水着は音を立てて引きちぎられてしまった。
丈夫なはずの水着の生地も、レイコの規格外のバストの圧力には耐えきれなかったのだ。
「あんたの胸も潰れちゃったし、これももういらないでしょ?どっちにしても、これじゃもう着れないけどね」
今回の修学旅行用にカナが購入したお気に入りの水着は、レイコのバストによって見る影もない姿にされてしまった。