▼hillさん:
予定よりお返事が遅くなって申し訳ございません。何とか退院してまいりました。働いていらっしゃる方々には失礼なことですけど、hillさんがおっしゃる通り、病院は何だか生気が抜かれていくような感じがずっとしておりまして、気持ちが滅入ってしまいました。
残念ながら特筆すべき「入院生活中のエピソード」に巡り会うこともなく、実に単調な検査漬けの日々を送っておりました。あまりにも退屈で、hillさんに教えていただいた「EVAバイブレーター」に思いを寄せておりました ┓(;´_`)┏ヤレヤレ
結論から申し上げますと、私自身が感じていたほど良くはなっていないということでした。我がお耳を疑うような、実にあんまりな宣告に気が遠くなる思いです。あげくに、担当医の先生から「アナタはどうしてそこまで生き急いでいるのですか?もっと自分をいたわりなさい」とお叱りまでいただくことに...
自分ではまったくそんなつもりはなかったのですが、周囲からは「何かに駆られるかのように」働いているとしか思えないそうです。早々の復帰、遅番中心のシフト、春節...。確かに思い当たるフシはいくらでもございますが、かと言ってどれも避けて通れなかった道のようにも思います。そこにしか私の居場所がなかったのは事実ですし、私自らが好んで選んできたワケではなかったのですが、何にしてもいろいろと巡り合わせが悪かったようです。
私の守役でもあるお母さんまでもが病院に呼び出され、私の働き方の見直しまで迫られることになりまして、お母さんにもずいぶん辛い思いをさせることになってしまいました。その上、なんと和田先生まで病室にお越しいただくことになりまして、結果、お二人からデリ嬢の引退を強く勧められてしまうことになってしまいました。
担当医の先生からも「アナタが思っている以上に事態は深刻だよ」とまで脅されてしまいまして、術後経過を楽観視していた私はいきなり奈落の底に突き落とされることになったのです。「デリ嬢の引退はしたくない!引退したら生きる術がない!」と泣き喚いたのですが「アナタはこのまま片麻痺が進行してもいいの?」と返されると、ぐうの音も出ませんでした。
それからは病室でずっと塞ぎ込む日々が続き、食事も喉を通らず、全てにおいて無気力となっていました。その間も献身的に面倒を看て下さったお母さんにもずっと無口のままで、ずいぶんと不愉快な思いをさせてしまいました。でも立ち直って前を向くことがどうにもできなかったのです。
憔悴しきった私を見かねたお母さんは、再度先生に掛け合ってくださり、「出勤を極力減らしてしっかりと養生に努めること」を条件に、どうにか引退だけは免れることになりますと、自分に少しづつ元気が戻ってくるのを感じました。素直には喜べませんが、私は根っからの風俗嬢のようです。
だけどお母さんは渋い表情を崩してくださいません。引退を免除されたとは言え、私を現場に戻したら再び鬼出勤を繰り返すに違いないと睨んでいらっしゃるからです。確かにその通り。私の性格からしてそれを否定することは難しいように思います。そして、お母さんが私を娘のように思いやってくださることにお目々を背けることはできませんでした。
それで二人で下した結論とは...今のお店を辞めることでした。心が打ち震える悲しい選択でしたが、お母さんは今のお店で働くことを最後まで許してくださいませんでした。在籍する限り、周囲の状況に焦りを感じてまた身体を壊すまで働いてしまうからだとおっしゃるんです。
「ミサトは都内にいたら身体を治せないよ。嬢を続けたいんだったら、アタシの知り合いのところで出稼ぎするんだ。オマエの面倒はお願いしてやる」突然にお母さんは私の思うところの斜め上の道を提案して下さいました。
「出稼ぎって...どこなの?」「ミサトの身体に負担がかからない、今考えられるいちばんいいところだよ。自分の好きな時間にゆったり働けるって聞いてる」
退院した私は今、その地方へ向かう準備をしています。もう心は決まりました。嬢を続けられるならどこだっていいです。とても心残りなのはhillさんとこの「乳のおもてなし」スレです。PCは持参していきますが、行き先の環境がさっぱり分かりません。寮住まいになるのは確定していますが、とにかく現地をこのお目々で見てみないことには何も判断できません。
急な展開で、長年お付き合いいただいたhillさんにはお詫びの言葉もございませんが、この先、スレを放棄するつもりなどございませんし、hillさんとのお付き合いを反故するつもりも全くないことだけは、どうかご理解いただきたいと願っております。
ただ、落ち着いてお返事するには今しばらくお時間をいただきたい、それだけなんです。今の段階ではそれが長期になるのか短期になるのかすら分かりませんが、繋げる努力はずっとし続けると誓います。最悪、身体が養生されて都内に戻るようなことにでもなれば、また以前のように戻れると考えております。
hillさんとは立ち上げから途切れなくお付き合いいただいてきたのに、ここ二年間はいつも私の方から水を差すようなことばかりしてきて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。心よりお詫び申し上げます。
ですが、これでお別れするわけではありません。私の風俗嬢人生ステージ3が始まろうとする以外は、hillさんとのコネクションに何ら変わることはないことをお約束します。環境が整いしだい、必ず戻ってくるつもりです。
出稼ぎ先は、hillさんのご想像を超えるかも...言い過ぎかな? ではhillさんのマネをさせていただいて、1つ目のヒントですよ。「私の主戦場は辻・若狭というところらしいです」 お分かり? 難し過ぎたかな...
じゃぁ、特別サービス! 2つ目のヒント! 「波の上ビーチ」 hillさんならこれでもうお分かりですよね。なんと、私、こんなところで働くことになっちゃいましたよ。復帰後にこんなことになるとはぜんぜん想像してなかったなぁ〜
GWの後半ともなりますと意外に空席があるようでして、それで現地に向かうことになっています。今はその準備で大わらわ!...ってほどでもないですね。もともとミニマリストの生活でしたので、お荷物なんてお洋服以外はほとんどございません。お部屋の引き払いはお母さんがすべてやってくださるそうですので、安心して退居できそうです。
来月には新しい生活が始まります。知り合いなんて誰一人いませんし、いつも助けてくれるお母さんや友人もいません。土地勘も全くナッシング。とても不安です。きっと源氏名も変わるでしょうね。ここではミサトのままの方がいいかしら? 今さら変えてもねぇ〜。それでは行ってまいります。どうかお元気で。チャオ〜!