転勤したての僕はある休日、その土地に暮らす学生時代の友人と夕食をする約束をした。女の子だ。巨乳どころ貧乳なのは明白な子だったが、かなり美人なのでテンションは上がっていた。
待ち合わせ場所は僕の自宅から電車の駅1駅ぶんくらいの距離。歩いていける距離だった。
しかし、待ち合わせ時間になっても彼女は現れない。10分ほどが過ぎた時、lineが入った。「ごめん、彼氏が早く帰ってきたからご飯作らないといけないから行けなくなった」
ショックだった。彼氏いるのも知らなかったし。
その時だった。
「どうしました?」
優しい女の子の声だった。さぞかし清楚な・・・。スマホから視線を外した僕の前に立っていたのは、いかにもギャルという20歳前後の女の子だった。
学生時代の僕は女子としゃべれなかったが、さすがに今は話せるようになった。ただ、ギャルは違う。カルチャーショックやギャップもある。苦手だった。
ただ、この子は気さくに話してくれるし話しやすかった。もちろん、黒ギャルじゃなく白ギャルだったからかもしれない。
「僕ですか?」
「スマホ見ながら凄いリアクションして呟いてたんで・・・ウフフッ。」
「あ〜っ、リアクションでか過ぎましたね、すみません」
「どうしたんですか?」
「よくある約束ドタキャンです。」
「可哀想〜、待ち合わせアルアルですよね?」
時々タメ口入れてくるけど話しやすい彼女はアミちゃん。オシャレな着こなしをするピアスもしている白ギャルだ。