「まな板は引っ込んでな」
Iが妹を振り払う。
さっきまで一緒に遊んでいた友達とは思えない冷たい言葉だ。
妹はショックで言葉も出ないが、
「やめて!」
ともう半泣きで、Iの手を掴みにかかる。
「ほら、子供は邪魔しないで」
Kが妹を羽交い絞めにして、Iから引き離す。
姉も両手を使い、Iの手を自分の胸から引きはがそうとするが、力では敵わない。
今度は前からJが姉の細い両手首を掴み、姉も何も出来なくなった。
拘束された姉妹。
「ごめんね・・・
みじめな思いをさせて」
姉が妹に、申し訳なさそうな顔でわびる。
姉も、妹を助けられない情けなさと屈辱で、泣きそうだ。
Iは構わず、悠々と姉の胸を揉みしだく。
姉の膨らみは、大きなIの手に完全に包まれてしまっている。
「どう?感触は。」
とKが聞くと、
「ん〜、柔らかいけど、なんかゴワゴワする。
また何か入れてんじゃないの?」
とI。
「え?この中にまだ何か詰めてるの?」
とJが皮肉る。
「脱がせちゃいなよ」
とK。
「じゃあ、そろそろお披露目だね」
Jが姉の両手首を放し、サマーニットを捲り上げようとする。
しかし姉は解放された両手で自分の服の裾をつかみ、
「だめ、これ以上はやめて!」
と必死に抵抗した。