ひとしきり姉のスタイルを褒めた後、
I,J,Kは顔を見合わせ、KがI,Jに耳打ちした。
3人がニヤっとしたかと思うと、Iが姉に言った。
「お姉さん、
私たち、どうすれば綺麗になれるか、
いろいろ教えてほしいんです!
いま、うちで遊んでるんですけど、
よかったら少しだけ、
一緒に来てくれませんか?」
ついに、胸比べでもする気なのだろうか・・・妹は震えてきた。
姉も驚いた様子だったが、しばらく考えた後、
「いいよ。
私なんかでよければ、
なんでも教えてあげる。
ちょうど、生ものも買ってないし。」
と笑顔で答えた。
妹は完全に気が動転していたが、姉はさすがに大人だった。
会話の主導権を握られながらも、一方で冷静に考えていたのだ。
これは、単にのせられたのではなく、悩んだ上での苦渋の決断だった。
I,J,Kの意地悪そうな笑みを見れば、妹をこのまま放すわけにはいかない。
妹がからかわれ、再び惨めな思いをするに違いないからだ。
ただ、既に巨乳でないことはバレてしまったし、この子たちもだいぶ成長しているようだ。
特にIの胸を見ると、自分の今の胸では、とても勝てそうにない。
妹を助けるために残された道は、胸の大きさで勝負をするのではなく、女性にとって胸の大きさなど重要ではないということを、教え諭すことだ。
今日、この子たちと別れるまでに、意識を変えさせなければならない。
幸い、姉には顔とスタイルという武器があった。
姉のような美人に、胸より顔が重要だと言われれば、それは十分な説得力をもつに違いない。
妹も顔はI,J,Kより可愛らしいので、大人になったら顔が最も重要だということにすればいい。
教育上はよくないかもしれないが、妹を守るためなら仕方ない・・・
姉はそう考えて、3人の提案を受けたのだった。