「どうやって黙らせるの?」
妹は怪訝な顔で姉を見る。
「まだまだ子供だってことを思い知らせてやるのよ。
大人のおっぱいで圧倒してやるの」
そう言って姉は胸を張り、軽く両手でタップして見せた。
細い身体にぴったりとフィットした薄手のワンピース。妹も羨むほどにくびれたウェスト。そんな華奢なボディラインに一か所だけ主張する、女のプライドを表したような、均整のとれた膨らみ・・・
男から見ればたまらない肢体。しかし今見ているのは、小学生の妹だ。
「・・・」
妹は少し不安そうに、姉の胸を見つめた。
「どうしたの?仕返ししたくないの?」
「ううん、したい。でも・・・」
「でも、何よ」
姉は娘の不安を理解できずにいる。
「お姉ちゃんは確かにスタイルいいけど、細いから・・・ 」
ここまで来て姉はようやく感付いた。
「・・・まさか!私のサイズじゃ足りないっていうの!?
相手はまだ5年生でしょ?」
姉は驚きを隠せない。
「ううん、わからないの。わからないだけ。」
「このくらい、おっぱいの大きな子が学校にいるの?」
姉は横を向き、下から何度か、胸を持ち上げてみせた。
「お姉ちゃんみたいに細い子にはいないと思う。でも、太ってる子は・・・体の幅が違うというか・・・わからない」
妹は、姉のプライドと焦りが怖くなったのか、「わからない」でごまかす。