【乳のレシピ】
大人のための美味しい母乳は仕上げに甘さを足せばいいことが分かってきたのですが、そこに行き着くまでには良質な母乳のスープベースを乳房に仕込んでおくことが至緊至要です。
このベース造りは世の母乳ママでも実践されているところだと思いますが、殿方のお腹を満たす母乳のマスプロともなるとさらに私なりの工夫が必要となってきます。
母乳を出しているととにかくお腹が減ります。お腹を満たすには炭水化物。炭水化物は母乳の主成分であり、エネルギーともなるものです。日常的に白米や胚芽米をどんぶりでいただきます。
頻繁に殿方からもお食事に誘っていただけるのですが、その機会には私指定のオーガニックレストランに入っていただきます。結局私のお乳をその殿方が召し上がることになるのですから、お乳が美味しくなる食事の方がいいに決まってますもの。
そのお店では決まって自然薯とろろをかけた雑穀米をどんぶり二〜三杯に加えてオクラとオニオンスライスをいただきます。すごい食欲にどの殿方も最初は驚かれますが、美味しいお乳をたくさん出すにはとにかく体力とエネルギーが必要なのです。
そして乳量を増やしてくれる根野菜類もたっぷり摂取します。けんちん汁、豚汁、ミネストローネ、ポトフといった具沢山の汁物を努めて食べます。野菜がたくさん摂取できる上に胸の血行がよくなり乳腺葉からの乳汁供給が一段と活発になるのです。
そして私のお乳の最大の味方! それは甘酒です。飲む点滴とも呼ばれる甘酒は栄養価も高くて、ビタミンB群やアミノ酸が豊富ですからプレイの疲労回復にも効果的です。
ブドウ糖も多く含まれているので、デリの予約時間が立て込んでご飯が食べられない時でも甘酒を一杯飲むだけで最低限のエネルギー補給になります。
酒粕で作られているものは砂糖と若干のアルコールが入っていることがあるので、必ず米麹で作られているものを選ぶようにしています。
この甘酒を毎日欠かさず飲むようにしたところ、殿方からお乳の質がとても良くなったと褒めていただけるようになりました。私のお乳はコクがあるそうです。正直自分ではよくわからないんですけどね……。
さらに飲み物。母乳ママの間では定番となっているタンポポ茶。とにかくお乳の出が良くなる飲み物ということなのですが、私の場合お乳の出具合はそれほど気にする必要はないものの、一般的に母乳に良いとされるもの(タンポポ茶をはじめルイボスティー、えごま油、牛蒡子など)は積極的に取り入れていくことを信条としております。
なぜなら、私が世の母乳ママと決定的に違うのは、一日に千万無量の母乳を乳房で製造しないと「おもてなし」として成立しないということなのです。
一体どれほどの水分が私の乳首から放出されていくのでしょう。多くの殿方がプレイとして母乳遊びをなさった上に、お帰りにはおみやげ用のお乳も搾っていかれます。
一日の乳量は量ったことがないので分かりませんが、相当な量であることは間違いございません。その水分補給のためにもタンポポ茶を日に3〜4リットルは飲むようにしています。「ぽぽたん」というタンポポ茶が好きです。
食事は時間がとれれば一日5食か6食は取ります。乳量を維持するにはこれでも少ないくらいに感じますし、継続的に射乳すると空腹感が絶えることがありません。
自分でも恥ずかしくなるほど大食で男性の何倍も食べてしまいますが、ありがたいことに太ることがないのです。栄養はほとんど乳房と母乳のほうに回されているようで、食べ続けないと逆に体重が減ってしまいます。
摂取した栄養を大切な殿方に献上することが私の願いでもあり、常連様から「ミサトの乳で太っちゃったよ」なんて言われたらこの上ない達成感と幸せを感じるでしょうね。