Page 988 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼母乳学園中学校物語 タカユキ 06/1/24(火) 17:40 ┗Re(1):母乳学園中学校物語 Ri 06/1/25(水) 0:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 母乳学園中学校物語 ■名前 : タカユキ ■日付 : 06/1/24(火) 17:40 -------------------------------------------------------------------------
大阪近郊にある母乳学園中学校。中高一貫教育の進学校で関西でもベスト10には入ろうかという頭のよさである。高校卒業後も有名大学への指定校推薦が多数用意されており、この中学校に進学した時点で将来はほぼ約束されていた。学校のモットーは文武両道でそのモットー通り運動部、文化部とも全国大会常連で輝かしい成績を残していた。 さてその母乳学園中学校の柔道部。剣道部、相撲部などとともに独立した道場を持っており、中学生にはもったいないくらいの施設である。その柔道部にいるのが玉造康成。この春から中学3年生。そして幼なじみの鶴橋義和と天満幸一。3人は小学校の頃から同じ道場で柔道を習い、全国大会にも出場。最強トリオとして全国になを馳せた。そして中学進学後もその強さに揺らぎはなく、全国大会常連には変わりなかった。もちろん進学校なので勉強もしなければならないのだが、彼らは小学校の頃から要領がよく、常に学年ベスト20は維持していた。 そんな全くの順風満帆のように見える彼らだが、一つ満足の行かないことがある。それは自分たちの入学と同時に卒業した女子柔道部員が、この二年間全く入部しないのである。彼らは無類の女好きでもあった。よって彼らは女に飢えていた。 この物語の主人公であり、この春から柔道部の主将を務める玉造康成。強さもこの3人の中で一番なのは去ることながら、身長180センチとなかなかの長身で服を着るとスラっとしているのだが、肉体は小学校時代から鍛えぬいた筋肉でがっちりしており、無駄がない。顔はジャ○ーズのタッ○ーに似たのイケメンである。学年ではかなりモテていたのだが、彼の好みの女が現れることはなかった。義和に幸一も身長は康成に3〜4センチ劣るものの、スラっとしたボディに無駄のない筋肉がついていた。顔はやはり義和はジャ○ーズの○垣吾郎に似た、幸一は玉○宏に似たイケメンである。 康成:「あ〜あ。今年でいよいよ3年か。ついに女子部員入ってこんかもしれんな。寂しいな。」 義和:「それがそうでもないねん。小学校の時俺らが通っていた道場に2年年下で俺らが『最強トリオ』って呼ばれていた時代に続いて『女最強トリオ』って呼ばれて全国制覇した3人おったの覚えているやろ?今宮典子、野田やすえ、桃谷美奈子。あいつら3人今度俺らの学校の受験合格したねんて。」 幸一:「へ?あいつらうちの学校受かったの?あいつらそんな頭よかったんや。そりゃ確かにその3人については柔道部に入ってくれるのはほぼ確実なのだが…。どう思う?新主将さんよ?」 康成:「うん。俺ももう3年も経つとあの道場にいたあの3人がどんな顔やったかも今一覚えてないしな。ま、戦力にはなるねんけど。あんまし女としては期待しないほうがいいかもしれないよ。特に俺は桃谷美奈子が入ってくるのはぞっとする。あいつはあの頃からあんまし性格明るくないし、髪おかっぱ頭で目鼻隠れてあんまし見えない、どっちかと言ったら気色悪い記憶が残っている。」 幸一:「やっぱそうやんな。俺も同感。女としては期待せんほうがいいかもしれん。」 義和:「まーまー。戦力にはなるんやし練習相手増えてよしとしようやないの!天王寺先生(顧問)も女子を教えたいって言ってたし。」 康成:「そう考えるしか救いないやろ…。はっはっはっ…(苦笑)」 しかしこの後イケメントリオ3人の予想は完全に外れることになる。 つづく |
オッケーです!(なにが?w) 続きを期待してます。 |