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 ▼星野亜由美物語 続編1  Blue sea and sky 05/12/16(金) 15:20

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 ■題名 : 星野亜由美物語 続編1
 ■名前 : Blue sea and sky
 ■日付 : 05/12/16(金) 15:20
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    亜由美は、学校ではわりと普通に過ごしているし、男子とはあまりしゃべらない。亜由美の友達である優希は、とても活発で、男子にもモテる。知美は、学年中でとても顔が広く、男女関係なく多くの人と仲がいい。そのためか、知美は多くの情報を仕入れ、亜由美と知美に教えている。
 亜由美は、弟と(前回)初めてエッチな体験をした。学校ではそんなにエッチな女子とはもちろん思われていない。つまり、その日から、もう1人の亜由美が誕生したといっても過言ではないだろう。

 あれから1週間たったろうか。亜由美達の学年は高校について更に深く悩まされているというのに、亜由美はとっくに高校を決め、ほのぼのしている。
 今日もいつものように亜由美は学校にやってきた。
 優希「あ〜、亜由美おはよう!」
 亜由美「うん、おはよう。優希、今日も彼氏と来たの?」
 優希「うん。亜由美も早く彼氏つくれば?」
 亜由美「でも、私好きな人なんかこの学校にいないしなぁ。」
 知美「だからだよ。亜由美なんか、毎日のように告られるじゃん。もったいないよ。」
 亜由美「・・・・。」
 優希「そういえば、明日、貴弘くん引っ越すんだよね。」
 (貴弘くんは、亜由美の幼なじみで、今はクラスは違うが、運動神経抜群で、勉強もわりとできる。背は180cmぐらいあり、顔も美形である。)
 知美「うん。あの人もかっこいいよね・・・。これは噂なんだけど、貴弘くんってかなりモテてたじゃん。」
 優希「うん。」
 知美「で、もちろんたくさんの人に告られたらしいけど、全員ふってるんだって。」
 優希「へぇ〜。亜由美みたいだね。
 亜由美「・・・・。」
 知美「それで、告られたら、『俺には他に好きな人がいるから』って言ってことわるんだって。」
 優希「その人ってだれだれ?」
 知美「その人は・・・」
その瞬間、キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ンっとチャイムが鳴った。
 そして昼休み・・・
 優希「で、その人は?」
 知美「聞いて驚かないでよ。じつは、亜由美なんだって。」
 亜由美「!!!!」
 優希「へぇ〜!!でも、亜由美って絶対断るんだよね。それでずっとつきあえなかった貴弘くんかわいそう。」
 亜由美「・・・・・。」
 そのとき、亜由美は複雑な気持ちになった。自分だけのために他の人と付き合えなかったなんて。亜由美は、今後、告った人の気持ちも考えてあげようと言う気持ちになった。
 放課後、いつものように、教室をでたとき、貴弘くんがいた。貴弘は、無言で亜由美を急いで視聴覚室に連れて行った。視聴覚室についたとき、貴弘は初めて口を開いた。
 貴弘「いままでずっと黙ってたけど、おまえのことが好きだ。明日引っ越す俺にとって、好きな人に告れなかったことが1番心残りだった。頼む!今日だけ、俺と付き合ってくれ。」
 亜由美「うん。でも、そんな悲しい顔をしないで。貴弘くんの気持ちは伝わったよ。もちろんOK。」
 こうして亜由美と貴弘はこの日だけ付き合うことになった。
 貴弘の家は、亜由美の家のすぐ近くにある。亜由美と貴弘は一緒に帰り、亜由美の家で過ごすことにした。
 貴弘「おじゃまします。」
 亜由美「どうぞ。」
 貴弘「おまえの家、久しぶりだなぁ。小学4年生以来だよ。」
 亜由美「うん。あの時は貴弘くん私よりも小さかったよね。」
 貴弘「中学生になってから20cmぐらいのびたから、あの時のことがウソのように思えるよ。」
 亜由美「ホントだね。」
 以外と会話が弾む。しばらくして、
 亜由美「あ、ちょっとトイレ行ってくる。あ、そういえば、タンスにお菓子入ってるから食べててもいいよ。」
 貴弘は、(タンスにしまうなんて、おもしろい家だなぁ)と思いながらもお菓子を探すことにした。まず、タンスの上をあけてみると、空っぽだった。そのしたも空っぽだった。そのしたの段にポテトチップスが1袋入っていた。
 食べ始めたとき、亜由美が戻ってきた。
 亜由美「ごめんごめん。あ、ごめんね。もうちょっと出すね。」
と言って、4段目をあけた。すると、中には亜由美の下着が入っていた。貴弘はその光景をみてしまった。亜由美は恥ずかしがってすぐしまった。5段目をあけ、いくつかのお菓子を取り出した。その後、なんの変哲もなく、話は続いた。しかし・・・                           後編に続く  

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