Page 903 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜 Angel Heart 05/10/1(土) 9:08 ┗Re(1):聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜 プリズナーNo.9 05/10/1(土) 9:35 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜 ■名前 : Angel Heart ■日付 : 05/10/1(土) 9:08 -------------------------------------------------------------------------
† シャングリラを後にしてから、俺はいくつかの模擬店を見て回った。 ポイントでメアドが買える店、秋葉にあるようなメイドカフェ、そして“校内チラチラ写真館”だ。女子高生とプリクラが撮れる店(もちろん、ご想像通りのプリクラ)や、謎の射的ゲームもあったが、残念ながら10‐Angel Heartでは遊ぶことができなかった。 そんな中で最も強烈だったのが、クラブハウス“ Forest”だ。 ショットグラス1杯と引き換えに、コギャル達が1枚ずつ服を脱いでくれる。それだけなら野球拳と一緒だが、パラパラまで踊ってくれるから堪らない。サンダルだけになったコギャル達が、おっぱいとアソコの毛を出して踊る姿はイカレた天国だった。裏文化祭に響き渡るクラブミュージックは、このお店が原因だった。 おかげで頭がクラクラしている。調子に乗って飲み過ぎた。いや、全裸のパラパラをかぶりつきで見たのが悪かったのか。 (少し休もう) そう思った。そう思った時、“エンジェルクリニック”という名の模擬店に気づいた。病院の真似事なら、ベッドの一つや二つはあるかも知れない。とにかく休みたかった。酔いが醒めるまで少し眠りたかった。 “☆熱闘甲子園☆”の前を通り過ぎると、監督に就任できたチェリーボーイが、みんなに筆下ろしされているのが目に留まった。 † 「外来の方ですね。ご来院、ありがとうございます」 “エンジェルクリニック”の前には、ナースコスチュームを着た女の子がひとり、カルテを抱えて立っていた。豊かに盛り上がる胸が顔立ちとアンバランスだ。 「今日はどうなさったんですか? 気分でも悪いんですか?」 「ああ、ちょっと頭がクラクラしてね。少し入院させてもらえないかな?」 「フフ……いいですよ。その為の病院ですもん」 ガラっ、とドアを開ける。病院らしくする為なのか、ブラックライトではなかった。 「それにしてもおじさ……じゃなかった、お客さん、結構演技派ですね。お医者さんごっこに来たのに、本当の病人みたいなんだもん。さては道を究めるごっこマニアさんですね」 彼女は何か勘違いしているらしい。 「いや、そうじゃなくって、俺は本当に気分が……」 「隠さなくても平気です。ヘンな目で見たりしませんから。だって性癖って人それぞれじゃないですか。ノーマルが好きな人もいれば、縛ったり縛られたりが好きな人もいるし、コスプレが好きな人もいるって聞きます。だからおじさ……じゃなかった、お客さんが“お医者さんごっこマニア”でも軽蔑しません。患者さん気分で、今日は思いっきり入院しちゃって下さい(笑)」 「…………」 「あ、いけない! ポイント清算するの忘れちゃってた!」 「…………」 こんなコがナースになったら明後日の場所に注射されそうだ。 「ではポイント清算させて頂きますね。それから当院のシステム説明も……あ、あれっ。案内マニュアルどこにしまったっけ?」 「…………」 日が暮れるな、このままじゃ。 俺は胸ポケットからプラチナカードを取り出した。 「あと1‐Angel Heartしか残ってないから使い切るよ。システムの説明は要らない。ベッドがあるならそのポイントで休ませてくれ。“Forest”で飲み過ぎて気分が悪いんだ」 「わ、分かりました。“Forest”さんで飲み過ぎて気分が悪いんですね。恭子ちゃん……じゃなかった、今ドクターに訊いて来ます。ちょっと待ってて下さい」 バタバタと教室の奥に消えて行った。仮に机が並んでいるとすれば、ちょうど一列目がある辺りにカーテンが引かれている。病室か診察室かは知らないが、たぶんどちらかがその向こうにあるのだろう。消毒液臭いのも演出の一環ということか。 やがて彼女が戻ってきた。 「OKだそうです。本当は1‐Angel Heartでは診察が受けられないんですけど、これで目標達成になるので特別扱いです」 「目標達成?」 「はい。もしこの企画で100‐Angel Heart以上儲けられたら、卒業まで宿題免除って担任の先生と約束してるんです。お客様のポイントでそれが達成できるので、それで……」 なるほど。それで特別待遇なわけか。 「それじゃ、俺はここで酔いを醒ましていいんだね」 「はい。みんなで介護してあげます。だから思いっきり“お医者さんごっこ”楽しんでいってくださいね☆」 だから寝かせてくれってば。俺はマニアじゃないんだよ……泣。 † カーテンの向こうには診察室があった。本物の病院のように、デスク、診察台、レントゲン写真観察器(シャーカステン)などがセットされている。壁にある張り紙は……視力検査の時のあの表だ。 「そこにお掛け下さい。治療の前に問診を行いますので」 ドクター役の女の子が椅子を指差した。白衣姿が結構様になっている。まるでAVに出てくる痴女教師のようだ。制服を着ていることを除けば、だが。 俺は椅子に座った。さっきの天然看護婦を含め、総勢4人のナースが傍に控えている。 「愛ちゃんの話だと、“Forest”で飲み過ぎて頭がクラクラするということですが」 「ああ、ちょっと調子に乗って飲みすぎてね」 「どれくらい飲んだんですか?」 「ショットグラスで7杯」 「7杯!?」 女の子が驚いた。お酒を知っているような口振りだ。 「まぁ、楽しかったんで、つい……」 「女の子達が服を脱いでくれるから、そういう気持ちも分からなくはないですが……。そんなに見たかったんですか、裸のパラパラ」 「…………」 ナース達がクスクスと笑っている。男の性(さが)を晒されたようで、情けないというか、なんと言うか……。 「でも考えてみれば仕方ないとも言えますけど。見たところ“営業に疲れたサラリーマン”という感じですし、そうやって癒されたかったんですね、きっと」 ――うぐぐっ。 「分かりました。病名は “突発性コギャル萌え症候群”です。原因は慢性的な欲求不満に間違いありません。放置していても問題ありませんが、病状が悪化するようであれば、つまりコギャルの胸とかお尻とかに執着し始めるようであれば、人格が破綻する前に専門医に相談してみて下さい」 ――あの、すでにおっぱいが大好きなんですが。 「……と言うのは冗談です。たぶん頭がクラクラするのは興奮のせいでしょう。興奮が収まれば治ります。アルコールの影響も多少はあるでしょうけど」 (多少は、じゃなくて、それが原因だと思うけど……) 「一応、治療しておきますね。Hな興奮を鎮めるには、アレを出すのが一番ですから」 言って彼女は俺を診察台に寝かせた。酒池肉林の裏文化祭だ。『アレを出すのが一番』と言うことは絶対――。 「わ……ち、ちょっと何を!」 「動かないで下さい。みんなで介護しますから。すぐに良くなりますって」 全員で俺に群がる。非力な患者は、あっと言う間に素っ裸にされてしまった。 † 「ひゃー。お客さんのオチン○ン、普通の時でこんなにあるんですか!?」 「さっきの患者さんより3cmは大きいって!」 「しかも彼氏のよりでかいし。これマジでかいって。――笑」 「でもなんかかわいい感じもするー☆」 「うん、仰向けになった亀みたーい☆」 それぞれが好き勝手なことを言う。俺は抵抗するのを止めた。 (うう……ただ酔いを醒ましたかっただけなのに。――泣。) でも半分嬉しかった。やっぱり俺ってMだったのか。 「あれれっ!? なんにもしてないのに!」 女子高生の前で堂々と露出できて、俺は思わず勃起してまった。ムクムクと膨張するペニスを、全員が温かく見守る。 「頑張れ亀さん、あとちょっと」 「もうちょっとでお臍だ、頑張れー」 「マジでかいって。ヤバぃでかいってバ。――爆!」 羞恥の悦びに晒されたチ○ポは、やがて青筋を立てて反り返った。 「凄〜〜い。勃った勃ったァ」 「亀さんヤル気ぃ」 パチパチと拍手する。お医者さんごっこって言うか、これじゃ患者苛めだ。 ドクター役のコが言う。これ以上女医を演じる気はないようで、口調も表情も普通の女子高生に戻っていた。 「私達看護科の生徒なんですけど、授業でも実習でもこんなペニス見たことないですよ」 「そ、そうなんだ。みんな看護婦の卵なんだ」 全員が頷く。どうりでコスチュームが似合う筈だ。 「ってか授業で使うの模型だし。本物のチ○ポ治療すんの初めてかも」 「どんな治療がいいですか? 宿題免除にさせてくれたから、オジサンの要望に応えてあげますけど」 そう言われても、パッとオンデマンドが浮かばない。酔いを醒ましたいから寝かせてくれ、と言いたいのが本音だが、教室(診察室?)は今そんな空気じゃない。そうかと言ってせっかくの幸運をムダにするのもなんだし……。 うーん、<体験板>の住人さん達が同じ状況に置かれたら、何てお願いするのだろう。そう、例えば「防人」さんや「がんてつ」監督や「プリズナーNo.9」さんならば――。 (そうだ、あれだ!) ふと閃いた。いつか掲示板で読んだ『同級生乳戯』。あの小説に似たような状況があった気がする。女子高に紛れ込んだ少年が、確か保健室で女の子達に囲まれて――。 「じゃ、じゃあ、みんな下着姿になって、順番に……一斉にでもいいけど、おじさんのチ○ポを検査してくれる?」 「治療じゃなくて、検査ですか?」 「そう。でも里穂ちゃん達よりエッチに、よりサディスティックに」 「アハ! やっぱり道を究めるごっこマニアさんだったんですね!」 天然ナースが嬉しそうに叫んだ。 俺は反射的に頷いたが、ハッと思い直して激しく首を横に振った。 † (お、大きい……みんな予想以上に大きいぞ) 次々と下着姿になってゆく5人を、俺は固唾を呑んで見守っていた。女医や天然ナースはもちろん、ちょっとキツイ感じのするナースも双子の姉妹も、みんな「貧」とは無縁のおっぱいだった。身に着けているショーツやブラもイメージ通りだ。 「オジサンのチ○ポ、なんかさっきより勃起してない?」 「生着替えで興奮しちゃったんだよ、きっと」 「『早く検査して欲しい』って言ってるみたいです」 「じゃあ、みんなで“カタさチェック”からやろっか?」 『賛成賛成☆』 悪戯なナース達が盛り上がっていた。 俺は『同級生乳戯』を実体験できることになった――。 ――文化祭終了時刻まであと0時間57分。 |
わはは、まさか自分のHNまで登場するとはwありがとうございます。 確かに私がそんな夢のような状況に置かれたら、間違いなく 「同級生乳戯」プレイをお願いするでしょうね。 緊迫の(?)タイムサスペンス(??)も残り1時間を切っていよいよクライマックス。 「ピッ!ドス〜ン…ピッ!ドス〜ン…」という秒針の音が聞こえてきました。 ワクワクテカテカしながら続きを期待してます! |