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 ▼聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜  Angel Heart 05/10/1(土) 9:08
   ┗Re(1):聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜  プリズナーNo.9 05/10/1(土) 9:35

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 ■題名 : 聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜
 ■名前 : Angel Heart
 ■日付 : 05/10/1(土) 9:08
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                     †

 シャングリラを後にしてから、俺はいくつかの模擬店を見て回った。
 ポイントでメアドが買える店、秋葉にあるようなメイドカフェ、そして“校内チラチラ写真館”だ。女子高生とプリクラが撮れる店(もちろん、ご想像通りのプリクラ)や、謎の射的ゲームもあったが、残念ながら10‐Angel Heartでは遊ぶことができなかった。
 そんな中で最も強烈だったのが、クラブハウス“ Forest”だ。
 ショットグラス1杯と引き換えに、コギャル達が1枚ずつ服を脱いでくれる。それだけなら野球拳と一緒だが、パラパラまで踊ってくれるから堪らない。サンダルだけになったコギャル達が、おっぱいとアソコの毛を出して踊る姿はイカレた天国だった。裏文化祭に響き渡るクラブミュージックは、このお店が原因だった。
 おかげで頭がクラクラしている。調子に乗って飲み過ぎた。いや、全裸のパラパラをかぶりつきで見たのが悪かったのか。
(少し休もう)
 そう思った。そう思った時、“エンジェルクリニック”という名の模擬店に気づいた。病院の真似事なら、ベッドの一つや二つはあるかも知れない。とにかく休みたかった。酔いが醒めるまで少し眠りたかった。
 “☆熱闘甲子園☆”の前を通り過ぎると、監督に就任できたチェリーボーイが、みんなに筆下ろしされているのが目に留まった。

                  †

「外来の方ですね。ご来院、ありがとうございます」
 “エンジェルクリニック”の前には、ナースコスチュームを着た女の子がひとり、カルテを抱えて立っていた。豊かに盛り上がる胸が顔立ちとアンバランスだ。
「今日はどうなさったんですか? 気分でも悪いんですか?」
「ああ、ちょっと頭がクラクラしてね。少し入院させてもらえないかな?」
「フフ……いいですよ。その為の病院ですもん」
 ガラっ、とドアを開ける。病院らしくする為なのか、ブラックライトではなかった。
「それにしてもおじさ……じゃなかった、お客さん、結構演技派ですね。お医者さんごっこに来たのに、本当の病人みたいなんだもん。さては道を究めるごっこマニアさんですね」
 彼女は何か勘違いしているらしい。
「いや、そうじゃなくって、俺は本当に気分が……」
「隠さなくても平気です。ヘンな目で見たりしませんから。だって性癖って人それぞれじゃないですか。ノーマルが好きな人もいれば、縛ったり縛られたりが好きな人もいるし、コスプレが好きな人もいるって聞きます。だからおじさ……じゃなかった、お客さんが“お医者さんごっこマニア”でも軽蔑しません。患者さん気分で、今日は思いっきり入院しちゃって下さい(笑)」
「…………」
「あ、いけない! ポイント清算するの忘れちゃってた!」
「…………」
 こんなコがナースになったら明後日の場所に注射されそうだ。
「ではポイント清算させて頂きますね。それから当院のシステム説明も……あ、あれっ。案内マニュアルどこにしまったっけ?」
「…………」
 日が暮れるな、このままじゃ。
 俺は胸ポケットからプラチナカードを取り出した。
「あと1‐Angel Heartしか残ってないから使い切るよ。システムの説明は要らない。ベッドがあるならそのポイントで休ませてくれ。“Forest”で飲み過ぎて気分が悪いんだ」
「わ、分かりました。“Forest”さんで飲み過ぎて気分が悪いんですね。恭子ちゃん……じゃなかった、今ドクターに訊いて来ます。ちょっと待ってて下さい」
 バタバタと教室の奥に消えて行った。仮に机が並んでいるとすれば、ちょうど一列目がある辺りにカーテンが引かれている。病室か診察室かは知らないが、たぶんどちらかがその向こうにあるのだろう。消毒液臭いのも演出の一環ということか。
 やがて彼女が戻ってきた。
「OKだそうです。本当は1‐Angel Heartでは診察が受けられないんですけど、これで目標達成になるので特別扱いです」
「目標達成?」
「はい。もしこの企画で100‐Angel Heart以上儲けられたら、卒業まで宿題免除って担任の先生と約束してるんです。お客様のポイントでそれが達成できるので、それで……」
 なるほど。それで特別待遇なわけか。
「それじゃ、俺はここで酔いを醒ましていいんだね」
「はい。みんなで介護してあげます。だから思いっきり“お医者さんごっこ”楽しんでいってくださいね☆」
 だから寝かせてくれってば。俺はマニアじゃないんだよ……泣。

                  †

 カーテンの向こうには診察室があった。本物の病院のように、デスク、診察台、レントゲン写真観察器(シャーカステン)などがセットされている。壁にある張り紙は……視力検査の時のあの表だ。
「そこにお掛け下さい。治療の前に問診を行いますので」
 ドクター役の女の子が椅子を指差した。白衣姿が結構様になっている。まるでAVに出てくる痴女教師のようだ。制服を着ていることを除けば、だが。
 俺は椅子に座った。さっきの天然看護婦を含め、総勢4人のナースが傍に控えている。
「愛ちゃんの話だと、“Forest”で飲み過ぎて頭がクラクラするということですが」
「ああ、ちょっと調子に乗って飲みすぎてね」
「どれくらい飲んだんですか?」
「ショットグラスで7杯」
「7杯!?」
 女の子が驚いた。お酒を知っているような口振りだ。
「まぁ、楽しかったんで、つい……」
「女の子達が服を脱いでくれるから、そういう気持ちも分からなくはないですが……。そんなに見たかったんですか、裸のパラパラ」
「…………」
 ナース達がクスクスと笑っている。男の性(さが)を晒されたようで、情けないというか、なんと言うか……。
「でも考えてみれば仕方ないとも言えますけど。見たところ“営業に疲れたサラリーマン”という感じですし、そうやって癒されたかったんですね、きっと」
 ――うぐぐっ。
「分かりました。病名は “突発性コギャル萌え症候群”です。原因は慢性的な欲求不満に間違いありません。放置していても問題ありませんが、病状が悪化するようであれば、つまりコギャルの胸とかお尻とかに執着し始めるようであれば、人格が破綻する前に専門医に相談してみて下さい」
 ――あの、すでにおっぱいが大好きなんですが。
「……と言うのは冗談です。たぶん頭がクラクラするのは興奮のせいでしょう。興奮が収まれば治ります。アルコールの影響も多少はあるでしょうけど」
(多少は、じゃなくて、それが原因だと思うけど……)
「一応、治療しておきますね。Hな興奮を鎮めるには、アレを出すのが一番ですから」
 言って彼女は俺を診察台に寝かせた。酒池肉林の裏文化祭だ。『アレを出すのが一番』と言うことは絶対――。
「わ……ち、ちょっと何を!」
「動かないで下さい。みんなで介護しますから。すぐに良くなりますって」
 全員で俺に群がる。非力な患者は、あっと言う間に素っ裸にされてしまった。

                  †

「ひゃー。お客さんのオチン○ン、普通の時でこんなにあるんですか!?」
「さっきの患者さんより3cmは大きいって!」
「しかも彼氏のよりでかいし。これマジでかいって。――笑」
「でもなんかかわいい感じもするー☆」
「うん、仰向けになった亀みたーい☆」
 それぞれが好き勝手なことを言う。俺は抵抗するのを止めた。
(うう……ただ酔いを醒ましたかっただけなのに。――泣。)
 でも半分嬉しかった。やっぱり俺ってMだったのか。
「あれれっ!? なんにもしてないのに!」
 女子高生の前で堂々と露出できて、俺は思わず勃起してまった。ムクムクと膨張するペニスを、全員が温かく見守る。
「頑張れ亀さん、あとちょっと」
「もうちょっとでお臍だ、頑張れー」
「マジでかいって。ヤバぃでかいってバ。――爆!」
 羞恥の悦びに晒されたチ○ポは、やがて青筋を立てて反り返った。
「凄〜〜い。勃った勃ったァ」
「亀さんヤル気ぃ」
 パチパチと拍手する。お医者さんごっこって言うか、これじゃ患者苛めだ。

 ドクター役のコが言う。これ以上女医を演じる気はないようで、口調も表情も普通の女子高生に戻っていた。
「私達看護科の生徒なんですけど、授業でも実習でもこんなペニス見たことないですよ」
「そ、そうなんだ。みんな看護婦の卵なんだ」
 全員が頷く。どうりでコスチュームが似合う筈だ。
「ってか授業で使うの模型だし。本物のチ○ポ治療すんの初めてかも」
「どんな治療がいいですか? 宿題免除にさせてくれたから、オジサンの要望に応えてあげますけど」
 そう言われても、パッとオンデマンドが浮かばない。酔いを醒ましたいから寝かせてくれ、と言いたいのが本音だが、教室(診察室?)は今そんな空気じゃない。そうかと言ってせっかくの幸運をムダにするのもなんだし……。
 うーん、<体験板>の住人さん達が同じ状況に置かれたら、何てお願いするのだろう。そう、例えば「防人」さんや「がんてつ」監督や「プリズナーNo.9」さんならば――。
(そうだ、あれだ!)
 ふと閃いた。いつか掲示板で読んだ『同級生乳戯』。あの小説に似たような状況があった気がする。女子高に紛れ込んだ少年が、確か保健室で女の子達に囲まれて――。
「じゃ、じゃあ、みんな下着姿になって、順番に……一斉にでもいいけど、おじさんのチ○ポを検査してくれる?」
「治療じゃなくて、検査ですか?」
「そう。でも里穂ちゃん達よりエッチに、よりサディスティックに」
「アハ! やっぱり道を究めるごっこマニアさんだったんですね!」
 天然ナースが嬉しそうに叫んだ。
 俺は反射的に頷いたが、ハッと思い直して激しく首を横に振った。

                  †

(お、大きい……みんな予想以上に大きいぞ)
 次々と下着姿になってゆく5人を、俺は固唾を呑んで見守っていた。女医や天然ナースはもちろん、ちょっとキツイ感じのするナースも双子の姉妹も、みんな「貧」とは無縁のおっぱいだった。身に着けているショーツやブラもイメージ通りだ。
「オジサンのチ○ポ、なんかさっきより勃起してない?」
「生着替えで興奮しちゃったんだよ、きっと」
「『早く検査して欲しい』って言ってるみたいです」
「じゃあ、みんなで“カタさチェック”からやろっか?」
『賛成賛成☆』
 悪戯なナース達が盛り上がっていた。
 俺は『同級生乳戯』を実体験できることになった――。


                    ――文化祭終了時刻まであと0時間57分。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):聖フォレスト女学院高校文化祭〜第五章〜  ■名前 : プリズナーNo.9  ■日付 : 05/10/1(土) 9:35  -------------------------------------------------------------------------
   わはは、まさか自分のHNまで登場するとはwありがとうございます。
確かに私がそんな夢のような状況に置かれたら、間違いなく
「同級生乳戯」プレイをお願いするでしょうね。
緊迫の(?)タイムサスペンス(??)も残り1時間を切っていよいよクライマックス。
「ピッ!ドス〜ン…ピッ!ドス〜ン…」という秒針の音が聞こえてきました。
ワクワクテカテカしながら続きを期待してます!

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