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 ▼奥さん×2 つづき  コロンブス 04/10/4(月) 17:47
   ┣Re(1):奥さん×2 つづき  DD-Boy 04/10/4(月) 18:21
   ┣Re(1):奥さん×2 つづき  夜桜 04/10/4(月) 21:17
   ┣Re(1):奥さん×2 つづき  けんごーあうとび 04/10/5(火) 8:52
   ┣Re(1):奥さん×2 つづき  ベルエキップ 04/10/5(火) 15:47
   ┣Re(1):奥さん×2 つづき  ピカード 04/10/5(火) 19:11
   ┗Re(1):奥さん×2 つづき  プリズナーNo.9 04/10/6(水) 8:57

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 ■題名 : 奥さん×2 つづき
 ■名前 : コロンブス
 ■日付 : 04/10/4(月) 17:47
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   「もう大丈夫ですよ、電気屋さん。」
その声に我に帰り、「ああーーすみません。」
と、手を離した。
測ったかのように、生後数ヶ月の赤ちゃんが泣き声を
上げた。ベビーサークルに向かう奥さんから目が離れない。
が、「ああーーウンチしちゃったのね。えらかったねー!」
の奥さんの母親としての声に、ようやく自分を取り戻した。

ひき続き仕事に戻ったが、両手からはあの感触が消えない。
これまで付き合った女性の中で、最大の胸はFカップだった事を
考えると、確実にそれ以上はあるであろう。
150cm位の、小柄な女性にはあまりにも大きすぎるその胸は、
自分にとって、最高の魅惑の宝物に映った。
妄想と興奮を抑えながら、工事を進めていると、若い衆から
電話が鳴った。
「親方、会社の倉庫に在庫が無くなってますけど、他にありますか?」
「いや、そこの棚に無いか??本当に?」
「無いですねー。じゃあ問屋に行って来ますよ。そうすると昼飯ですけど・・」
「俺は目の前のコンビニで済ませるから、お前もどっかで食って来いよ。」
「分かりました。出来るだけ早く戻ります。」
「おう、慌てるなよ。事故しちゃ困るからな。」
そのやり取りを、奥さんが自分の後ろで聞いているとは思わず、
「さて、何弁当にするかな。」
と言うと、後ろで奥さんが
「カレーならありますよ。」と言われビックリして振り向いた。
脚立の上に登っていたままの自分の後ろに、袖無しTシャツの奥さんがいた。
「おしめ換えてたら、よごれちゃって。」
聞いてもいないのに、着替えた理由を先に言われて笑ってしまった。
「赤ちゃんは食べて、寝て、出すのが仕事ですからね。」
「本当にまいっちゃった。」
その紺色のTシャツが、これまた自分の心拍数を上げるものとなった。
少し小さめで体にピッタリとフィットしているが、胸元が半円状に大きく開いて
正面から見ても、谷間が見える。脚立の上から注がれる自分の目線に、
奥さんも気が付いただろうが、何も言わない。
すると、
「電気屋サン、お昼カレーならありますけど・・・。たくさん作って
昨日主人にも怒られちゃって!減らすの手伝ってもらってイイですか?」
「いや、そんな悪いですよ。自分買って来ますから、どうぞご心配なく。」
「遠慮しないいでイイですよ。本当にたくさんあるんだから。まあ、
どうしてもとは、言いませんけど。」
と、振り返りながら言われ、再び自分の目線は、横からの大きな
張り出した胸に釘付けとなり、
「じゃあ、いただいてもイイですか。」
と、甘える事になってしまった。ドキドキしていた。

リビングに散乱した、ダンボールや道具類を片付けていると、
キッチンに立っている奥さんが見える。
付け合せのサラダを作っているようで、まな板に向かいせっせと
野菜を切っていたのだが、その包丁を持った手が動く度に、
大きな胸も揺れる。
トントントントントントン・・・・。
プルプルプルプルプルプルン・・・・。
このまま時間よ止まれ・・・。だた一心にそう思った。

「おまたせ、どうぞ。おかわりもありますから。」
腰から巻いたエプロンを外し、イイ匂いのカレーが登場した。
「本当にすみません。お昼をいただくなんて、申し訳ないです。」
「どうぞ!私も一緒に食べてイイですか?」
「もちろんですよ。じゃあ、いただきます。」
そのカレーが、これまでの食べた中で、一番旨かったのは言うまでも無い。
「いやー旨い。おいしいです。」
「お世辞でも嬉しいな。たくさんあるから遠慮しないで下さいね。」
「旦那サンが羨ましいですよ。奥さん可愛いし、料理も上手で、言う事
無いですね。」
勿論、胸が大きくてとは、言わなかった。
「そんな事ないですよ。それに家のは、タイプが違うみたいでねぇ〜。」
「タイプ?タイプって、好みの?」
「そう!ちょっと聞いて電気屋サン!!家の人は背が高くって、スレンダーで
髪が長くって、社長秘書みたいなカッコいい女性が好きみたいなの。」
へぇーーいろいろあるもんだな。贅沢な!!と思いつつ
「でも、奥さんが好きで一緒になったんだから、大丈夫ですよ。」
と、すかさずフォロー。
「写真集とか買ってくるんですよ。ダンナ!それが細身のモデルさん
みたなのばっかり!」
自分もこの年で、巨乳アイドルの写真集を買っているが・・・。
「奥さんだって、スタイルいいじゃないですか。全然OKですよ。」
と、会話の流れで口が滑った。
「えっ、私??全然ダメですよ。全身プニュプニュですよ〜。」
それがイイじゃん!!!最高だよーーーー!!
と、心の中で叫んだ。
すると、おもむろにオッパイの下に両手をやると、その大きな胸を
持ち上げて、
「おっぱいもこんなにおおきくなっちゃって、元々大きかったのに
妊娠して、出産したら更に巨大化しちゃってね(笑)。もう
重くて重くて。」
頭の中で何かが爆発した。
まさか奥さんが、そんな事するとは思わず、
まさか奥さんが、そんな事言うとは思わず、
両手で持ち上げられたその胸は、窮屈なTシャツの上から迫り出し
今にもはちきれんばかりだった。
「自分は素敵だと思いますけど・・・。」目を離す事は出来ないまま
そう言うと、
「持って見ますーー??本当に重いんですよ。何キロあるんだろう?
持ったらビックリしますよ。」
って、おおーーーーーーーーーーーーーーいい!!今何て言ったの??
自分の耳を疑ったが、心拍数は一気に上昇していくのが、分かった。
この奥さん、大丈夫かな?一瞬そうも思った。
「ほら、後ろから持ってみて。」と、自分に背を向けた。
こんな美味しい事があってイイのか?
自分は明日死ぬんじゃないか?その見返りか??
変な事を考えるものである。
小さい背中を見ると、ブラの線がハッキリ・クッキリ浮き出て
白いうなじは、また、そそるモンである。
「じゃあ、持ちますよ。」
と、ヒザを立てて奥さんの真後ろに周り、そのイイ匂いに我を忘れて
その大きな胸に、後ろから手を伸ばした。


毎回長くってスミマセン。
つづきは、今度書きます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):奥さん×2 つづき  ■名前 : DD-Boy  ■日付 : 04/10/4(月) 18:21  -------------------------------------------------------------------------
   マジっすか?というより、そんな奥さんいたら俺も仲良くなりたい・・・つーか、現在欲求不満・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):奥さん×2 つづき  ■名前 : 夜桜  ■日付 : 04/10/4(月) 21:17  -------------------------------------------------------------------------
   内容もリアルでそそりますが、しかしコロンブスさん名文家ですねー。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):奥さん×2 つづき  ■名前 : けんごーあうとび  ■日付 : 04/10/5(火) 8:52  -------------------------------------------------------------------------
   コロンブスさんに魅力があるからこういう状況になるんだろうな。
ほんと文章読み易い。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):奥さん×2 つづき  ■名前 : ベルエキップ  ■日付 : 04/10/5(火) 15:47  -------------------------------------------------------------------------
   >こんな美味しい事があってイイのか?
>自分は明日死ぬんじゃないか?その見返りか??
秀逸。

間違いなくツツイスト(ツツイ=筒井康孝)の文章(^^)
多くの筒井作品を読破する頃、文章力は向上する。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):奥さん×2 つづき  ■名前 : ピカード  ■日付 : 04/10/5(火) 19:11  -------------------------------------------------------------------------
   面白い!!! 最高です、早く続き聞かせてくれ〜〜〜〜!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):奥さん×2 つづき  ■名前 : プリズナーNo.9  ■日付 : 04/10/6(水) 8:57  -------------------------------------------------------------------------
   >間違いなくツツイスト(ツツイ=筒井康孝)の文章(^^)

妙に納得です(正確には「康隆」ですね)。
丹念な状況説明や心理描写がお見事で、引き込まれてしまいました。
次回いよいよクライマックスか?楽しみに待ってます。

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