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 ▼派手系女子大生えりかの毎日〜えりかストーカーに遭う〜  ぷりひろ 12/9/21(金) 18:55

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 ■題名 : 派手系女子大生えりかの毎日〜えりかストーカーに遭う〜
 ■名前 : ぷりひろ
 ■日付 : 12/9/21(金) 18:55
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   キャバもだいぶ慣れてきて、すっかりお店の顔になったわたし。
しかし、期限通りまゆが戻る2カ月がきても、とても辞められる状態ではありませんでした。

なぜって、もはやお店でもトップクラスの人気だし。
やっぱ外見が目立つせいか、初めてのお客に場内指名をもらうことが多く、しかもそのほとんどがリピーターになってくれるので、お客は増える一方で。
まあときどき他の子指名のお客まで私に乗り換えてしまうから、恨まれることもあるけど。

ってわけで今日もお店に出ると、胸の谷間ばっちりのHっぽいピタピタのボディコンみたいなワンピ着てたせいか指名の連続。
指名が多すぎてもう忙しいときは10分くらいでチェンジ、って感じでテーブル飛び回って。

そんな一番忙しい時間帯をちょっとすぎたころ、今日も新規客の場内指名。
20代半ばくらいの若いメガネの典型的オタの1人客。

「話、弾まないかなー」と思いながらも「えりかで〜す。指名ありがとうございま〜す。おとなりいいですかぁ」と挨拶して横に座りました。
すると暗そうなお客の表情が変わったのです。
やっと好みの子が来てくれた、明らかにそんな感じです。

お客の向いには別の子が所在なく座ってたので「あーたぶん好みじゃなくてチェンジされたんだ」ってすぐわかります。

私とは正反対な地味で小柄だから華やかさがないし、愛想も良くないのでお客がつかなくて、店長が今月でクビにしようか、っていってたくらい。
入ったのは私より早いのに指名なんかほとんど取れないし。
まじめそうだからなんかかわいそうな気もするけど、指名の数がすべての世界だからしょうがないか。私なんか期間限定の臨時で営業電話もメールもしないような子がトップクラスだもん。なんか皮肉。


まもなくその子は席を離れ、二人っきり。
そして減ってる水割りを継ぎ足して、自分のドリンクを作ってからまずは乾杯。

「もう何回か来てます?」ときくと初めてだというので、「でもどうして私、指名してくれたんですか?」と訊いてみると、おどおどっとした声で「ぼ、ぼく、おねえさん来てくれたらいいなって、じっと見てたらさっきの人が「よかったらあの子呼ぶ?」って言ってくれたんで、というのです。

「そうなんだぁ。うれしいー。どんな子が好きなんですかぁ」ときいてみると
やっぱ背が高くて派手な感じが好きそうです。

「あ、あと胸が大きい子」というので「やだぁ、お客さんまじめそうなのに。もう。おっぱい好きなんだ〜」と冗談めかして言うともう真っ赤。

この反応で、ピンときました。

「こいつ、すぐ落とせるな」って。


お客はさっきからずっと胸に目がくぎ付け。
よほど胸フェチなんでしょう。

あまり女の子と会話したことがないのか前後の脈絡もなくいきなり「あ、あ、あの何カップですか」と訊いてくるので「どのくらいに見える?」と振ってみると「えーIカップとか」というので、こんなに胸の膨らみモロ分かりの服来てるのに、やっぱりあまり女の子を知らないな、というのはすぐわかりました。


「そんなにないよー、グラビアアイドルじゃないんだから」というと「でもこんな大きい子、見たことない」というのでIカップなんて何百人に1人よ、って教えてあげると「そういうものなんですか?」と納得。

まあ初めてで好みでもない客にカップまで教えたくもなかったんでうまくはぐらかして、って感じだったんだけどでもまだ胸から目が離れません。


そこでちょっといたずら心が芽生えてしまうのが私。

両腕で胸を挟み込み、ぐっと寄せてぶにゅっと胸元からおっぱいがとびだしそうなポーズをとり、「これならIくらいあるかな」とからかってみました。

もうズボンのあそこはかわいそうなほどバンバンの状態。

これ以上やると襲いかかってきそうなほどの目つきだったので、やばいと思い「お手洗いとか大丈夫?」とさりげなくトイレに誘導してあげました。

するとなかなか戻ってきません。

おそらくたっぷりと抜いてきたのでしょう。
腫れも治まってすっきりした表情で戻ってきたのでそのあまりの変わりように笑ってしまいそうになるのをこらえるのに必死でした。


そうこうしてるうちにまた指名客が来たので席を立って他のテーブルへ移動すると、しばらくしてさっきのお客が帰るというので見送りに。
「ごめんね、あんまり付けなくて。指名が重なっちゃって。もうちょっと早い時間ならゆっくり話できるから」と型どおりの営業トークで送りだしました。

そして間もなくすると私も上がりの時間になり、更衣室で着替えて駅へと向かいました。


そして電車に乗り、自宅の最寄り駅へ着いて改札をでたところで何気に後ろを振り向くと、なんとあのオタの客が。
柱の裏に隠れようとしたけど、もう遅すぎました。

彼のところに駆け寄った私は「えっ、なんで?」ときくと「は、はい、あのー」と言葉になりません。
私はピンと来ました。
お店の下で私が上がるのを待ち伏せしてて、ずっと駅まであとをつけてきたんだろうと。
そうでもしないとこんな偶然はあり得ません。

「ここら辺に住んでるんじゃないでしょ。私のあと、つけてきたんでしょ?キモすぎー。もー信じらんない。」ときつい口調でいうと「すみません、すみません」と謝り続けました。

あんまり言うのもかわいそうになって「そんなに私のことを」っていうと「は、はい、もうえりかさんが忘れられなくて、、、、あの、、、ちょっとでもって」というので「もうここからは絶対来ないで。あと、これからお店も来ないで。それだけ約束してくれたら許すわ。」と私。

するとすんなり「は、はい、すみませんでした」と言ってくれたので「もうこんなことしちゃダメだよ」とまるでおねえさんのように言い聞かせ、立ち去りました。


このことがあって、まゆが戻ってきたこともありまもなくお店はやめました。

もちろん店長以下スタッフ全員に必死に止められたのは言うまでもありませんが。

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