Page 1802 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼奔放な彼女 けい 10/12/28(火) 12:53 ┗奔放な彼女:2 けい 10/12/29(水) 9:40 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 奔放な彼女 ■名前 : けい ■日付 : 10/12/28(火) 12:53 -------------------------------------------------------------------------
彼女、西村郁美のことを思い出すのは何年振りだろう。 中学の3年間、クラスも部活の陸上も全て一緒だった郁美。しかし、高校は別々でその後はクラス会で2、3度あっただけだろう。大学からはお互いの進学で、違う街で暮らしたこともあって、成人式で遠目に見ただけだ。 それでも、中学時代は、私と彼女は仲良しと思われていた。実際、仲が悪いということはなかった。一方で、私達の代は、陸上部女子は私と郁美だけ。家も近所の私達にとって、仲違いすることは選びたくない選択でもあった。 つれづれに、郁美と私のことを書いてみよう。 先ずは、中1の最初、郁美と私の出会いから。 私の中学は、二つの小学校の生徒が進むのだが、郁美と私は別の小学校だった。 1年2組。その教室で私達は出会った。西村郁美と根本栄子、女子の出席番号9番と10番の私達は、仮の席順が前後となった。 お互いの名前を名乗り、よろしくねと微笑みあう。しかし、私の頭の中にあった言葉は「でかー」であった。 当時の私は、150cm台後半、平均より少しは早めの成長だったが、身長も体型も人並みだった。でも、郁美は違った。女子の中だけでなく、男子を含めても「でかー」だった。身体検査後に郁美が「うれしそうに」話した数字を今でも覚えている。身長166cm、体重70kg、胸囲92cm・・・でも、胸囲とトップバストは違うから、ブラだと80Dで98cmなんだよ、そんな聞きもしないことまで話してくれる郁美。そんな大きな胸も、でかーな体型と決して美人でも可愛くもない顔のせいで、男子はそれを性的なものと結び付けることはしなかった。 そんな郁美の奔放さに振り回された私の話は、ここから始まった。 |
私達の中学校は、地方の中堅都市にあり、その地区では、登下校は制服(女子はブレザーにプリーツスカート、夏はブレザーなしでブラウス1枚)、校内ではジャージという服装が指定されていた。だから、女子の場合、登校すると女子更衣室で制服からジャージに着替えることになる。私や郁美は陸上部だから、それで便利だが、文化系の部活や帰宅部の場合、2年に進級する頃には、体育着とブルマーを着たまま制服を着て、校内でも簡単に着替えをしていた。のどかな時代だったけど、今はどうなのだろう。 部活も一緒、小学校は別だが自宅自体は近い私と郁美は、登下校の着替えも一緒のタイミングとなり、私は郁美のカラダや下着を毎日見ることになった。 小6の秋頃からスポーツブラをし出した程度の私だったが、不思議と他人の成長が気になる性癖があった。正直に言うなら、陸上部の練習で揺れる胸とスポーツブラでも擦れる乳首に説明しづらい感覚(それがエッチな感覚と当時は認めたくなかった)を持ち、「誰がブラした」「誰の胸は揺れてる」と言った教室等での男子トークが妙に耳に入ってくる。だから、ホックのあるオトナブラをしたいと思っていたが、それを自分から親に言うのは気が引けていた。 そんな私の微妙な恥じらいや好奇心を吹っ飛ばすような肢体と下着が郁美だった。 80Dのブラジャーは、当時の地方都市では、オトナ用それも買えるお店も商品も限られたものだった。色はベージュかアイボリーホワイト。3段ホックにフルカップの郁美のブラジャー、そしてその中に少し窮屈そうに包まれている胸は、はっきりとした谷間と体育着を脱ぐとボヨーンと揺れるボリュームがあった。 オトナの胸・・・1人っ子で母親もAカップだろう私には、郁美の胸に、抑えられない関心を持っていった。 |