Page 1542 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼女子高生乳戯〜第一章〜 Angel Heart 09/1/21(水) 10:39 ┣Re(1):女子高生乳戯〜第一章〜 (´・ω・`) 09/1/21(水) 15:10 ┣Re(1):女子高生乳戯〜第一章〜 こう 09/1/21(水) 22:47 ┣Re(1):女子高生乳戯〜第一章〜 くりり 09/1/22(木) 0:48 ┗Re(1):女子高生乳戯〜第一章〜 DD-Boy 09/1/22(木) 11:21 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 女子高生乳戯〜第一章〜 ■名前 : Angel Heart ■日付 : 09/1/21(水) 10:39 -------------------------------------------------------------------------
漸く正月休みが取れたのは、干支が丑に変わってから2週間後のことだった。 不運にも進学校の非常勤講師をしているものだから、年末年始が課外授業で丸潰れになったのだ。もらえた休みもたったの3日で、うち2日が帰省で潰れる予定だった。週明けになればまた新学期が始まり、こんどは二次試験対策の課外がスタートする。 (せめてあと2日……いや、あと1日休みが多ければなぁ) 目の前の画面では、韓流スターが肩を寄せ合い、大当たりの期待を煽っていた。スライドしてきた数字が“77”まで揃うと、となりでドル箱を積んでいたおばちゃんが、おれの幸運を祝うかのように「やっと来たわねぇ」と微笑んだ。 ――が。 ――“778”。 無情にも3つ目の7が一段下にスベった。 (くそっ) 年末年始を返上した見返りがこれか。たったの1時間で英世が12人もいなくなった。日帰りで温泉と豪華料理を……という計画もこれでご破算だ。 「…………」 気まずそうに視線をそらすおばちゃんを横目に、おれは椅子から立ち上がった。 パチンコ屋を出たおれは、愛車に乗り込むと市街地から少し離れた健康ランドに向かった。老舗温泉でのひとときは計画倒れになってしまったが、のんびり湯に浸かるなら健康ランドでも充分なのだ。第一、助手席には入浴道具が乗せてある。このまま家に帰ったら、なんのために家を出たのか分からない。 ウィンカーを点滅させて左に折れる。名もない山に隣接する建物が飛び込んできた。つい最近リニューアルされた健康ランド“フォ・レスト”だ。名前の由来は森(Forest)に囲まれているからとも、「休養のために(for rest)」という意味からとも言われている。いずれにしろ、この近辺では名の知れた保養施設だ。 おれはがら空きの駐車場に車を止め、受付を済ませるべくフロントに向かった。客足が少ないのは平日でしかも正月休みが終わっているせいだ。 「いらっしゃいませ」 ホテルのロビーを思わせる造り。紺色のスーツを着た女性が迎えてくれた。浴衣を来た老人達が3〜4人、フロアを往来している。 「大人ひとり」 と、小銭がなかったので英世ふたりを手渡した。これで財布から札が消えた。 「600円のお返しになります。ごゆっくりどうぞ」 事務的な受付を済ませ、奥にある大浴場に向かう。もちろん、男湯と女湯は別れているが、それぞれから行ける露天風呂は混浴になっている。敢えて混み時を狙ってやって来れば、かなりの確率で素敵なバスタイムを過ごせる……という噂だ。 おれは広い脱衣場で思いっきりすっぽんぽんになった。客足から考えて、今日は素敵なバスタイムに出遭えそうもないが、ポジティブに考えれば貸切りということだ。先客はひとりいるだけ。ひょっとしたら、子供の頃のように湯船で泳げるかも知れない。 などと考えながら大浴場の扉を開ける。整然と洗い場が並ぶ浴場には、普通風呂はもちろん、サウナ、水風呂、漢方風呂、ジェットバス、釜風呂など、何種類もの風呂が用意されていた。リニューアル前とはだいぶ印象が変わったようだ。 ち○毛まで白くなった爺さんの後ろを通り、まずは普通風呂に入る。ゆっくりと湯船にからだを沈めると筋肉が弛緩するのが分かった。思わず「はぁぁぁっ」と声が漏れる。手のひらでお湯をすくって顔を拭ってしまったのも無意識だ。決してジジ臭いわけじゃない(今年30歳だけどな) ……そうして3〜40分、おれは風呂の種類を変えつつぼんやり時を過ごした。先客の爺さんはいつの間にかいなくなっていた。たぶん、おれがサウナに入っている間に出て行ったのだろう。本当に貸切りになってしまった。 「…………」 なぜか大浴場が広過ぎるように思えた。こっそり平泳ぎしてみると空しさが膨らんだ。子供の頃はあんなにテンションが上がったのに。 おれは居たたまれなくなって露天風呂へ向かった。大浴場側面の扉を抜け、短い石畳を渡ってすだれをくぐった先だ。大浴場ほどの広さはないが、巷の健康ランドにしては充分な広さだろう。誰もいない。滑らかに磨かれた敷石が並び、まるで大理石を思わせる。石垣で囲まれた浴槽も風流だ。 (彼女がいればなぁ……) と、湯船に浸かりながら考える。かわいい女の子とお風呂で【 】するのがおれの夢だ。あんなことやこんなことや、考えられる限りの妄想が叶えられたら、絶対、素人板に投稿する。 (でもムリだな……ハハハ) しょせん、女運とは縁遠い星の下に生まれた身。死ぬまでFOBの住人に違いない。 ――と。 「あれ……先生だ」 反射的に声が聞こえた方に視線を向けると、女湯へ続くすだれから見覚えのある顔が覗いていた。 間違いない、教え子の桜井美沙希だ。文化祭のミスコンで3連覇を達成した美少女である。 (うっわ……マジかょ) AVや小説ならウハウハの展開だが、実際に女の子と鉢合わせすると戸惑うらしい。驚きと同時に気まずさが湧いた。まして相手がリアルタイムで教えている生徒ともなると、なおさら心臓がどぎまぎする。 「や、やぁ」 そう言って手を上げるのが精一杯だった。 “みさっきぃ”はいったんすだれの向こうに姿を消し、やがてまた姿を現した。健康ランドの白いタオルを首もとから垂らし、発展途上のからだを覆い隠している。 (嘘だろぉ……) そのまま湯船に沈んで溺死したくなったのは、闖入客がみさっきぃひとりではなかったからだ。バレー部の葛西彩世と、もうひとり見知らぬショートヘアの女の子がいた。おれがいることを知って露天風呂に入るかどうか決めて、“赤信号みんなで渡れば恐くない”という心境に達したのだろう。ありがたいが、そのタオル姿だけでのぼせそうだ。 「ふふ。超ビックリ。先生がいるんだもん」 恥ずかしげもなく浴場にやって来ると、みさっきぃは片膝をつき、湯船から湯をすくってからだに掛けた。白いタオルがぴったりと肌に張りつき、ふくよかなふくらみを浮き立たせる。学校に流布する噂では、彼女のバストは“E≦カップ≦F”ということだ。 「それはこっちのセリフだって。なんでこんなところにいるんだよ?」 「さっきまで彩と真樹ちゃんと一緒に図書館で勉強してたの。でも疲れたし、明日のセンター試験はリラックスして受けようかなって思ったから、みんなで温泉に入ろうってことになって」 「図書館ってすぐそこだもんな」 「朝から6時間くらい勉強しちゃった」 おれは平静さを装っていたが、愚息は湯船のなかで角度θを増し始めていた。現役女子高生の、しかも教え子の素肌が目の前で煌いているのだ。タオルから微妙にハミ出た横乳が、相手が教え子である前にひとりの女の子であることを物語っている。 「明日の試験、うまく行くといいな」 「頑張る☆」 みさっきぃは関東の有名国公立、葛西は地元の国立大を受験予定だ。数学担当の立場から言わせてもらえば、ふたりの合否はセンターの数IAに掛かっている。8割に達すれば一安心、そうでなければ二次の対策如何だ。いずれにしろ、明日の試験はおれの授業の試金石になる。 (そう言えば、このショートヘアの女の子って……) おれは愚息をなだめながら彼女を見やった。真樹ちゃんと呼ばれたその女の子は、みさっきぃや葛西に倣って湯をかぶっていたが、おれの記憶とは一件も合致しなかった。言い換えればすなわち、彼女が「聖ブレスト女学院」の生徒ではないということだ。なぜならおれは、かわいい女子生徒は必ずブックマークするのだから。 「真樹ちゃん。私の従姉妹で、明日のセンター試験を一緒に受けるから、いま私の家に泊まりに来てるの」 おれの心を見透かしたようにみさっきぃが紹介した。 どうやら桜井家の血筋は女児のDNAが優性のようだ。ミスコン3連覇どころか、モデル並みの配偶子すら発芽させる。こんなきれいな女子高生に出逢えるとは、おれの女運も空事象φではないということか。 「どうも」 真樹ちゃんが遠慮がちに頭をさげた。お湯で濡れたタオルが肌に張りつく。目測でバストは83cm。パイズリには遠いが、ルックスがそれを補って余りある。彼女と腕を組んで歩けたら、どれだけ男のプライドが充足するのだろう。 やがて3人が順番に湯に入ってきた。 みさっきぃ、葛西、真樹ちゃん……の順に、おれと向かい合う格好でゆっくりと湯船にからだを沈める。 ――F=−pVg。 アルキメデスの原理に従ったタオルが、たゆたう水面に浮こうとする。 「けっこう熱いかも」 「ほんとだ」 浮力を受けた葛西のタオルがゆらめき、一瞬だけ秘密のゾーンが垣間見えた。ムッチリしたふとももの先に覗いた黒い茂み。やはり18歳ともなると大人と同じだ。 (ち、ち○ぽが……) 平静さを装おうとすればするほど、愚息に集まる血流は増えてゆく。 【問1】教え子と混浴した時の勃起度θを、血流速度vを用いて表せ。ただし、みさっきぃのおっぱいをE、真樹ちゃんのおっぱいをC、葛西のおっぱいをGカップとする。 (配点10) ……だ、ダメだ。頭が……っ。 「なんか先生、顔が真っ赤。大丈夫?」 ま○毛を見られたことにも気づかず、葛西が心配そうに眉を顰めた。その肉づきの良いからだは、目の保養を超えてあまりに刺激的過ぎる。 「当たり前だろ。教え子と一緒に風呂入ってるんだから」 「嘘? それで照れちゃってるの?」 「照れて悪いか」 「先生って結構ウブなんだ。ウチらは全然平気なのに」 最新の女子高生とはこういうものか。きっと“テイソウ”なんて言葉、こいつらの電子辞書には載ってないんだろう。 「おれのリアクションが普通なんだよ。目の前にタオル一枚の女子高生が3人もいたら、誰だって目のやり場に困るだろうが」 「なんで? 知らない間柄じゃないんだから、べつにいいじゃん」 「そういう問題じゃなくてだな」 ああっ、もう。たったひとまわり年が違うだけで、こんなに価値観がズレるのか。 「見られるのイヤだったら一緒に入ってないってば。それにウチらだって馬鹿じゃないんだから、先生も“男”だってこと分かってるし。普通にすればいいんだよ」 「普通に??」 「そう。わざと目を逸らしたり、無関心な様子を装ったりとか。紳士でいようとするのは分かるけど、気は遣わなくていいよ」 「…………」 つまり本音はお見通しということか。 「先生なら平気だもん」 それがどういう意味なのかは分からない。けれど少なくとも葛西彩世と桜井美沙希にとっては、おれは信頼に足る人間であるらしい。教師冥利に尽きるとは、このことをいうのだろうか。 黙って話を聞いていた真樹ちゃんがふと口を開いた。 「ね、美沙希ちゃん」 「なに?」 「あれ……大丈夫かな?」 パシャっ、と、湯船から手をあげる。 「あれって?」 「あそこにある貼り紙。なんか書いてるけど」 「…………」 真樹ちゃんが指さす方を見ると、露天風呂の囲いにB4版の紙が貼ってあった。水濡れ防止のために、透明なビニールで覆われている。 館長からの貼り紙いわく、 “公共施設につき 湯船にタオルを入れないで下さい。” 「…………」 「…………」 4人が一斉に押し黙った。今更ながら、全員がタブーを侵していることに気がついたからだ。 葛西の目が見開いた。 「“入れないで下さい”って……それじゃ、ウチらいま現行犯?」 「うん。……私もさっき気がついたんだけど」 「おっぱいとか隠しちゃダメだって。どうする?」 「どうするって、ダメって書いてるんだから仕方ないじゃん。取んなきゃ」 (まぢかよ……) 「でも私と彩は平気でも、真樹ちゃんは先生と初対面だから恥ずかしいよ」 すると真樹ちゃんが小さく首を横に振った。 「私も……べつに平気だから」 その言葉が意外だったのか、みさっきぃは少し驚いてから、 「じゃあ、ルールだもんね」 と、おもむろにタオルを取りのけた。 葛西と真樹ちゃんもそれにならう。愚息の角度が瞬間的に跳ね上がった。 (ち、ち○ぽが……っ) すぐ目の前に全裸の女子高生が並んでいた。発展完了間際の乳房が、10代特有の未成熟さを放っている。おとなのそれと変わらないようでいながら、どこか幼さを残しているのだ。例えば若さを遠慮がちに自慢しているような――。 タオルを絞りながらみさっきぃがおれを促す。照れている様子は微塵もない。 「先生も取んなきゃ」 「いや……おれは……」 「決まりなんだからダメだよ。先生だけ取らないのはずるいってば」 「…………」 「ほらァ、照れてないで早くっ」 みさっきぃが怒ったように急かすので、仕方なくおれは覚悟を決めた。このまままごついていたら、本気で3人が怒り出しそうな空気だったからだ。 「分かったよ。取ればいいんだろ」 思い切ってタオルを取りのけた。 けれど羞恥心を覚えたのは一瞬のことで、いざ真っ裸になってみると、すぐに爽快な気分が全身を包み込んだのだった。 「思った通りだ。――笑☆」 「なにがだよ」 「おちん○ん。お湯のなかで元気になってるの見えるもん」 「…………」 「やっぱウチらとお風呂入れて喜んでたんだ。先生って女子高生好き?」 「うるせェな。生理現象だよ。おれの意思とは無関係なの」 「でも生理現象だって原因がないと起こんないじゃん。そんなにおっきさせてるってことは、やっぱみんなの裸に興奮してたんだ?」 「…………」 「カミングアウトしちゃえ。3人だけの秘密にするから」 【問2】露天風呂で女子高生と出逢う確率をPとする。この時、思わず勃起する確率QがPの十分条件であることを示せ。 (配点10) 「…………」 勃起という決定的な証拠を追及されては、もはや被告人に弁解の余地はなかった。 おれは素直に手を合わせた。 「ごめん。3人がここに入って来たとき、ぶっちゃけかなり嬉しかった」 「やっぱりだ。っていうか先生、授業の時とか廊下ですれ違った時とか、絶対おっぱぃチラ見してくるもんね。超分かるよ」 ――う。気づいてたのか(汗) 「だからみんなで噂してるの。“あんなに性格良いのに結婚できないなんて、ひょっとして女子高生好きだからじゃない?”って。当たってる?」 「まぁ……9割くらいは」 「もったいな〜い。先生ならたくさん相手が見つかるのに」 みさっきぃの口振りはお世辞とは思えなかった。 葛西が湯船を波打たせながら寄ってきた。 「ね、先生のおちん○ん、もっと見せてよ」 「ハァっ?」 「どうなってるのか、すごぃ気になるもん」 直に愚息を見たせいか、あるいは裸になった解放感のせいか、葛西のエロモードに若干スイッチが入っていた。 「ダメだって。いくら混浴でも、わざと見せたら捕まるだろ」 「ウチらがOKって言ってるならいいじゃん」 「そういう問題じゃなくて」 「ちっちゃいから自信ないの?」 「ちっちゃくはないっ」 「それなら包茎とか。――笑」 「ちゃんと亀になってる。ゾウさんぢゃない」 「だったら照れなくていいじゃん。学校のみんなとかに絶対言わないんだから、素直になればいい。――っていうか、顔に書いてるよ。ほんとは“見せたいな”って」 「…………」 明らかに主導権は葛西にあった。 「先生のおちん○ん見たい人」 彼女が手を挙げて同意を促す。 「は〜い」 と、みさっきぃが手をあげ、真樹ちゃんまで湯船から手を覗かせた。スイッチが入っているのは葛西だけではないらしい。 「馬鹿っ。なに勝手に決めてんだよ」 「ほんとは嬉しいくせに。大好きな女子高生に、しかもこんなかわいい女の子達に見てもらえるんだよ。いつまでも意地張ってないで素直になれば?」 「…………」 「見せないならウチら帰るから。つまんないもん」 「わ、分かったって。見せるよ」 思わず立ち上がり掛けてしまった。教え子と混浴という千載一遇の機会を、つまらない意固地で無駄にしたくなかったのだ。 「最初からそう素直になればいいのに」 少し呆れたようにみさっきぃがつぶやいた。こんど優柔不断な態度を取れば、きっと3人のエロスイッチはOFFになるだろう。それくらいの空気は読めた。 「頼むからマジで他言だけはするなよ」 「分かってるって。先生の名前が新聞に載るなんてヤだもん」 おれのなかで道徳が消えた。 残ったのはJK好きという、女運とは縁遠い星の下に生まれた男の素顔だけだ――。 (To be continued) |
久々の新作ですね!! 楽しみにしてますヾ(・w・)/ |
はじめまして! 久々に帰ってきてくれましたね!!歓迎です。 僕も今この板で妄想小説やってるんで、がんばりましょうw できれば小説に意見などもらいたいです。。 |
ありがとう、帰ってきてくれて…。。。 ホンマッ、ありがとう。。。 |
・・・爆笑するしかできなかった(^^; |