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 ▼One Night Heaven 〜第五章〜  Angel Heart 06/5/10(水) 23:16

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 ■題名 : One Night Heaven 〜第五章〜
 ■名前 : Angel Heart
 ■日付 : 06/5/10(水) 23:16
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   「どこ行くの?」
「メジャーないとサイズ測れないから、部屋に取りに」
 どすんどすん、と地響きを轟かせながら、太ったお姉さんが階段を上がっていった。寮長さんのお願いで全員がダイニングを出てから、2〜3分経った頃だ。
「なかの様子どう?」
 こっそりダイニングを覗き見しているまりあさんに、舞さんが尋ねた。要望に従って部屋から出たけど、やっぱり罰ゲームの行方が気になる。俺チームも淳也チームも、全員がダイニングの外で聞き耳を立てていた。
「裕史クンも脱いでる」
「マジで?」
 沙羅さんだ。某TV局のアナウンサーにそっくり。
「真っ赤になって照れてる。って言うか、あの可愛いオチン○ン写メで撮りたい☆」
「裕史のチン○ンなんて小さすぎて写真に写んないよ」
「シっ。静かにしてるの」
 こつん、と麗華さんが淳也の頭を叩いた。食事タイムの時からそうだけど、淳也は麗華さんと、裕史は寮長さんとイイ感じになっている。俺も淳也みたいに積極的だったら、あるいは裕史みたいに弱い男だったら、この人に構ってもらえるのに……。
 俺は舞さんを盗み見た。小柄であどけない感じの女子大生。年上の男から見たら妹系なんだろうけど、俺にとってはかわいいお姉さんだ。一目見た時にずきんっと心臓に矢が刺さった。一目惚れだっていうのはすぐに分かった。
「うん?」
 視線を感じて舞さんが振り向いた。俺は慌てて目を逸らしてしまった。くそっ、なんでこんなに甲斐性がないんだ。せっかく話し掛けるチャンスなのに。
「お帰り」
 やがて太ったお姉さんが戻ってきた。タプンタプン揺れる超乳は、興奮すると言うよりビックリする。裕史にはあのおっぱいを測る権利があるんだ。
「どうなるのかな?」
「きっと裕史クンがモジモジして罰ゲームにならないんだよ」
「アハハ、それ当たってる」
 みんなが笑った。
「だったらオレがサイズ測ってくる。――い、痛ててて!」
「ここにいなさい」
 麗華さんが淳也を羽交い絞めにする。友達の性格が羨ましかった。

 ……それから数分、まりあさんの実況中継を聞きながらみんな息を殺していたけど、やがてまりあさんがふとダイニングのドアを閉めた。
「どうしたの?」
「なんかヤバぃっぽい」
「ヤバイって?」
「裕史クンが壊れた。今、彩子さんのお尻に顔埋めて悶えてる」
「え〜〜〜〜っ!?」
 驚きだった。裕史にそんな根性があるなんて。
「なんか罰ゲームじゃなくなってきてるみたい。邪魔しちゃダメって感じ」
「それじゃ、もうダイニングに入れないの?」
 舞さんが言った。必死でなかを見ようとする淳也を、麗華さんが離さない。
「戻んない方がいいよ。みんな楽しそうだから。野暮な真似は……ね」
「…………」
「…………」
 そうして俺チームと淳也チームで別行動を取ることになったのだが……。
 まさかあんなことになるなんて――。

                  ◇◇◇

「それじゃ、みんなで飲み直し。乾〜杯」
「乾〜杯」
 淳也チームと分かれた俺たち7人は、舞さんの部屋で三次会を始めることになった。ピアノを専攻している舞さんの部屋には、練習用のグランドピアノが置いてある。もちろん、それ以外は普通の女の子の部屋で、机、ベッド、書棚、TV、そしてクローゼットが備えられてあった。全体的にかわいい感じでイメージにぴったりだ。
「亮太くんって、確かパソコンに詳しいんだっけ?」
 舞さんが缶酎ハイを飲んだ。ここにいるのは俺と舞さん以外に、沙羅さん、桜子さん、奈緒子さん、友里恵さん、そして祐美さんだ。みんな環になって座り、くつろいだ時間を過ごしている。飲み物はキッチンからくすねてきたやつだ。
「プログラマーになって、世界一面白いゲームを創るのが俺の夢だから……」
「そうなんだ」
 舞さんが俺を見た。やっぱり猛烈にかわいいと思う。
「そして大金持ちになって長者番付に載りたいんです」
「アハハ。そうなったら私をお嫁さんにしてよ。一回セレブになってみたいから」
「…………」
 なにげない舞さんの言葉に、俺の心臓がまたどきんと高鳴った。この人と本当に結婚できたら、一体どれくらい幸せなのだろう。
「で、ゲームはどんなジャンルが好きなの?」
 尋ねてきたのは友里恵さんだ。黒髪が似合う和風のお姉さんで、奈緒子さんとは幼稚園からの親友だと言っていた。桜子さんは名前の通り儚い感じがする美人で、祐美さんは最年長の26歳。音楽の先生になるという夢を諦めきれず、旦那さんに子供を預けてまで“聖フォレスト音大”に通っているらしい。彩子さんが“聖母寮”のまとめ役なら、祐美さんはお姉さんたちのお姉さんだった。溢れる母性は大人のそれだ。
「18禁以外ならなんでも」
「嘘ォ。ホントは萌え系のゲームもやるでしょ?」
「…………」
 女の勘というやつだろうか。友里恵さんに見つめられ、俺は無言になってしまった。
「図星なの!?」
 舞さんが身を乗り出す。そんなに追及しないで下さいよ……。
「それってやっぱメイドが出てくるやつ? “お帰りなさいませ、ご主人様☆”って」
「そ、そんな……」
「正直に言いなって。ここにはお姉さんたちしかいないんだからさ」
「…………」
 全員が見つめるので、俺は認めざるを得なかった。チャットで知り合ったヲタ男さんという人に、こっそりメイドゲームを譲ってもらったことがあるのだ。オリジナルのFLASHゲームだったけど、それに登場する“かすみさん”というメイドが激カワでハマってしまったのだ。女子高生メイドという設定になぜか萌えた。
「じゃあ奉仕されるの好きなんだ。なんか王様の命令通りって感じ(笑)」
「あ、なるほど!」
 パチン、と舞さんが指を鳴らした。すっかり忘れてたけど、王様クラッカーで引いた罰ゲームがそんな内容だった。確か“お気に入りの相手に奉仕する”という……。
「だったらみんなでメイドごっこやんない? ウチらまだ罰ゲームやってないし」
「アハ、それ面白そう。やろうやろう☆」
 酔った勢いで沙羅さんが提案すると、舞さんたちがそれに乗った。ただひとりクールな目で様子を見守っていたのは、身も心も大人の祐美さんだけだ。
「そんな……」
 でもすっかりヤル気の舞さんたちを止めることはできなかった。
 俺がご主人様になり、舞さんたちがメイドになることに決まった。
 肝心のメイドコスチュームはないから、その代わりに……。
 ああ、“聖母寮”に来て本当に良かった。ずっと前からの夢が叶えられるなんて……。

                   ◇◇◇

「お帰りなさいませ、ご主人様ァ☆」
(――ぃぃ(◎-◎;)!?)
 準備できたよ、と舞さんが叫んだので、また部屋のなかに入ってみると、お姉さんたちが裸にエプロンという格好で土下座していた。みんないったん部屋に戻ったのは、エプロンを取りに行くためだったのか。萌え過ぎる光景に思わず鼻血が出てしまった。
「た、ただいま」
 “ご主人様”を演じるけど声が震える。まさか祐美さんまでやるとは……。
「今日も一日お疲れ様でした<(_ _)> ただいまお召し物をお取替え致しますね」
 と、すっかりメイド気分の舞さんが上着に手を掛ける。友里恵さんがベルトを、桜子さんがズボンを。
「ああっ……ちょっと……!」
 抵抗してもムダだった。非力な俺はあっと言う間に素っ裸にされてしまった。これって着替えじゃないじゃんかよぅ……(ToT)
「どうかなさいました、ご主人様?」
 分かっているクセに奈緒子さんが囁く。勃ってるから手で隠してるんですってば。
「手をお退けになって下さい」
 と、奈緒子さんが無理やり気をつけさせるから、ああ……ホラぁ。(ToT)
 ――ぴぃーん♂
「まぁ! 元気なオチン○ンですね(笑)」
「すっかりびんびんになっていらっしゃるじゃないですか」
「……ぅぅ。――泣」
「それではご主人様。夕食の準備が整えてございますので、どうぞこちらへ☆」

 そうしてみんなに手を引かれて連れて行かれたのは、舞さんのベッドだった。どすん、と俺が腰掛けると、お姉さんメイドたちが取り囲んでくる。
「食前酒は“ノンアルコールビール音大搾り”でございます♪」
 舞さんが缶ビールを口に含み、そしてやおら俺の口を塞いできた。舞さんとキス……なんて感動している暇もなく、ノンアルコールビールが俺の口に流れ込んでくる。こぼれる液体を感じながら、俺はゴクゴクと食前酒を味わった。なにかが壊れた気がした。
「オードブルは“突起仕立てのふくらみ桜子風”になります☆」
 桜子さんが俺の膝にまたがってくる。そうして、エプロンを脱いで裸になると、おっぱいを持ち上げてムニュムニュと柔らかさを強調した。 
 オードブルの意味はひとつだ。
「い、いいんですか」
 桜子さんが俺の首に手を回す。
「遠慮せず召し上がって下さいょ☆ ご主人様の為に、桜子が一生懸命作ったんですぅ」
 ハァ、ハァ。も、萌え。メイドさんに甘えられるの萌え……ハァハァ。
「それじゃ……ちゅう、チュウ」
「ァん☆」
 乱暴に乳首に吸いつくと、桜子さんがかわいい声を洩らした。なんだか赤ん坊に戻った気がした。俺は柔らかいふくらみに顔を押しつけ、そして無我夢中でおっぱいを吸った。ジョリジョリとチ○ポに毛が擦れるのは、桜子さんが悶えるからだ。
「ご満足頂けているみたいですね」
 お姉さんたちが一斉にちん○んを触ってくる。握ったり、擦ったり、指でなぞったり……。俺が悶えて身を捩ると、また舞さんが口移しでビールを飲ませてくれた。
「次はメインディッシュになりますわ」
「え?」
 口調がメイドっぽくないのは祐美さんがおとなだからだ。俺をベッドの上で仰向けに寝かせると、エプロンを脱いだ祐美さんが四つん這いで覆い被さってくる。ロケット型の巨乳が重そうに垂れさがっていた。メインディッシュって、一体……。
「メインディッシュは“子持ちお姉さんのパイ包み母乳ソース”。――笑」
「母乳!?」
「これよ」
 と、祐美さんが右の乳房を掴んで搾ると、ぴゅっと人肌の液体が顔に降りかかった。舐めてみるとかすかに甘い味がした。ホ、ホントに母乳だ。
「授乳期は終わったんだけど、なんかまだ出るの。――笑」
 妖艶な笑みを浮かべ、祐美さんが左右の乳房を搾る。ぴゅっ、ぴゅっ、と甘く美味しいミルクが飛び散った。俺は思いっきり勃起しながら全部口で受け止めようとした。祐美さんが巨乳を顔面に押しつける。やさしい谷間に埋もれて死んでもいい気になった。
「苦しくないですか、ご主人様?」
「だ、だぃひょぉふ」
 ハァハァ……お、おねぇぁんのおっはぃ。ハァハァ……や、やゎあかひ……むぐぐ。
「まだまだメインディッシュは終わりませんから」
「はぁっ」
 顔、胸、お腹……と巨乳を押しつけながらさがっていった祐美さんが、最高にカタくなったチ○ポを谷間に捕えた。柔らかいふくらみを押しつけられると、たとえようのない心地良さにチ○ポが疼いた。祐美さんの重さと温もりを全身に感じる。亀頭や竿にたくさん母乳を掛けられ、存分にパイズリを喰らった。ガチンガチンに硬くなってしまったチ○ポが、母乳や我慢汁で濡れまくっていた。
「だ、ダメです……それ以上されたら出ちゃいますよぉ」
「まだデザートがお済じゃありませんわ」
 お腹一杯です。意地悪しないで早くイかせてください……!
 もうご主人様を演じ通す余裕なんてなかった。
「デザートは“悪戯メイドのバナナ苛め☆”です」
「ああっ!」
 パクっ、と沙羅さんが仰向けになる俺のチ○ポを咥えた。フェラチオされるのは夢にまで見たけど、こ、こんなにくすぐったかったなんて!

                        (チュパッ、チュパッ、チュパッ)

 沙羅さんがリズミカルに顔を動かす。舞さんと桜子さんが俺の手を取っておっぱいを触らせてくれた。そんな嬉しい状況に俺は……俺は……。
「――っ!!」
「…………」
「…………」
 我慢できず沙羅さんの口に発射してしまった。腹筋に力が入り、次々と噴出するのが見なくても分かった。
「…………」
 やがて沙羅さんがチ○ポから口を離し、お恵みをもらうような手に精子を吐き出した。とんでもない量だった。自分でもビックリする。
「ご主人様、早いですよぉ。もっともっと召し上がってもらわないと。――笑」
「ご、ごめんなさい。でもメチャメチャ気持ち良かったから」
「でも“悪戯メイドのバナナ苛め☆”ですもんね。まだ終わってないんですよ(笑☆)」
「え……あ!」
 発射したばかりのチ○ポを、今度は舞さんが咥えた。射精してすぐのチ○ポは、ち、ちょっと反則だっ――てっ。(>_<)!

                        (チュパッ、チュパッ、チュパッ)

「だ、ダメ……い、今出したばっかりだから……ぁあぅ!」
 腰が引ける辛いくすぐったさ。でも舞さんは容赦しない。萎えかけそうなチ○ポを頬張り、れろれろと舌を動かした。敏感になっている亀頭を責められ、小刻みに腹筋に力が入る。おまけに祐美さんまで参加してきたら……ぁぁっ!
「さすがご主人様。またお元気になってるじゃないですか」

                            (れろれろれろれろれろ)
                            (チロチロチロチロチロ)

 舞さんと祐美さんが顔を寄せ合って先っぽを舐める。のたうち回ってもお姉さんたちが許さなかった。おっぱいを触らせたり、顔面に跨ったり、交代で舐めてきたり……。


 ――結局、俺は可能な限りの組み合わせでフェラされ、そして可能な限りの回数だけイかせられてしまった。途中からはもう、一滴の精子も出ずに想像を越える快感だけが迸った。たぶん二度とこんな目に遭う機会はないだろう。
 ……と言うのはきっと無い。なぜなら、お姉さんたちと利害が一致したのだから。
 S属性のお姉さんたちと、M属性にされた俺。
「また“ごっこ遊び”やろうよ」
 と、舞さんたちが携帯のメアドを教えてくれたのだ――。


                                 ――最終章へ。

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