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 ▼One Night Heaven 〜第四章〜  Angel Heart 06/5/10(水) 1:28

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 ■題名 : One Night Heaven 〜第四章〜
 ■名前 : Angel Heart
 ■日付 : 06/5/10(水) 1:28
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   (そんな……みんなの前で裸になんかなれないよ……)
 ハズレのクラッカーを引いてしまったことが、まだ夢のようで信じられなかった。たとえパーティを盛り上げる罰ゲームだとしても、やはりボクにはできない。ここには淳也と亮太がいるし、それにたくさんのお姉さんたちがいる。友達や女子大生が見ている前で、生まれたままの姿になるなんて……。
「裕史も脱げよ! みんなもう脱いでるぞ!」
 淳也が煽っていた。王様の絶対命令ってなんだよ。こんなことになるんだったら、やっぱり“聖母寮”なんかに来なきゃ良かった。
「ホラ、裕史クンも脱がないと」
 彩子さんがボクの上着に手を掛ける。
 メガネを掛けた、いかにも優等生って感じの彩子さんは、すでに上着を脱いでブラジャーを見せていた。淳也は巨乳が大好きだけど、ボクは彩子さんみたいなおっぱいでもドキドキする。本物のおっぱいを見るのは生まれて初めてだった。
「でも……」
 と、ボクはハズカシさとユウウツさとで彩子さんの手を拒んだ。真穂さんも真樹さんも亜樹さんも望美さんも涼子さんも、照れる様子を見せず服を脱いでいる。
「お姉さんたちだけ裸にさせるのズルイぞ」
 こつん、と彩子さんがボクにでこぴんする。そう言われるとなんだか心苦しい。でもやっぱりみんなの前で裸になるのはイヤだ。
「…………」
「大丈夫だよ。裕史クンのおちん○ん見ても、お姉さんたち笑ったりしないから。ね?」
「…………」
 そういう問題じゃないんだ。こんな罰ゲームがイヤなんだよ。
「ね、彩。一旦みんなにダイニングから出てもらえば? 罰ゲームだからやるしかないけどさ、そのコ、ギャラリーがいるから恥ずかしいんだよ」
 真穂さんだった。ブラを外してパンティを脱ぐと、淳也が狂喜して飛び跳ねた。
「やっぱりそうか……。なんか罰ゲームっていう感じがしなくなるけど、このままだとシラけちゃうしね。――ね、裕史クン、そういうことなら罰ゲームできる?」
「…………」
 彩子さんの問い掛けに、ボクは少し迷ってから頷いた。要は淳也みたいな観客がいるから恥ずかしい。同じ条件を与えられた彩子さんたちだけなら、まだ大丈夫かも知れない。
 彩子さんがみんなに向かって手を合わせた。
「……というわけだから、みんなゴメン。せっかくの罰ゲームなんだけど、裕史クンが恥ずかしくて脱げないって言うからさ、一旦みんなダイニングから出てくれる? 罰ゲームは絶対にやるから。――この通り」
「つまんな〜い」
 まりあさんたちがブーイングで答えた。でも素直に出て行ってくれたのは、彩子さんが信頼できる寮長だからだ。淳也が最後までわめいていたけど、麗華さんに首根っこ掴まれて引きずり出されて行った。広いダイニングルームには、ゲームで負けたボクたち7人だけが残った。

「さて、と。これでみんないなくなったから、チェリーくんも脱げるよな?」
「…………」
 真穂さんが言うので、ボクは彩子さんに手伝われて服を脱ぐことにした。元気になったおちん○んが露になっても、お姉さんたちは笑って馬鹿にすることはなかった。“爽快”という文字がふと脳裡をよぎる。思い切って裸になってみると、なぜかハズカシさが吹っ飛んだ。
「……で、王様の命令ってなんだっけ?」
 真穂さんが命令書を手に取る。脱いだ下着は椅子の上に放置してあった。
「サイズを測りっコするんだよ」
 望美さんが言った。さっきお食事タイムの時にお喋りしたけど、たぶんイチバン趣味が合うのはこのお姉さんだ。
「だったらメジャーないとダメじゃん。今部屋から持ってくるね」
 ポチャポチャの涼子さんが地響きを轟かせて出て行く。やっぱり面白い人かも知れない。彩子さんのスピーチにも突っ込んでたし。
「こんなことになるんだったらさっきケーキ食べなきゃ良かったな。絶対ウェスト太くなってるよ」
「そんなすぐ脂肪にならないってば」
 真樹さんのお腹を亜樹さんが触っていた。淳也が最後までダイニングを出て行こうとしなかったのは、このお姉さんたちが巨乳だったからだ。顔も声もそっくりで、おっぱいの大きさも同じ。お互いのブラを借りっコするって、さっき言っていたような気がする。


 やがて涼子さんが戻ってきた。メジャーで測らなくても、このお姉さんのおっぱいが最大だ。歩くだけでタプンタプン揺れている。
「誰から測る?」
 メジャーを受け取った彩子さんが言う。でもここにいるのはボクとお姉さんたちだけだから、当然、ボクがお姉さんたちのサイズを測って、そして最後に測ってもらうことになった。
 最初に測りたいのはもちろん彩子さんだ。
「あれ〜……ひょっとしてチェリーくん、彩のことが好きなの?」
 勘繰るような目で真穂さんがボクを見た。涼子さんや真樹さんたちも「ひゅうひゅう」と囃し立てる。満更でもない気持ちだった。彩子さんも嫌がっていない。
「恋愛に年の差は関係ないもんね」
「う、うん……(・///・)」
「“最初から決めてました”って感じ? フゥ……暑い、暑い」
 真穂さんがわざとらしく手で扇ぐ。なんか楽しくなってきた。
 ボクはまるで本物の医者のように椅子に座り、真っ直ぐに立つ彩子さんのおっぱいにメジャーを回した。裸で憧れのお姉さんの秘密を測れるなんて夢のようだ。彩子さんのバストは80cmだった。右の乳房に小さなホクロが見えた。
「アンダーも測りなよ」
「え?」
 真穂さんの言葉が分からなかった。アンダーってなんだろう?
「乳房の下のところだよ。そこと今測ったトップとの差でブラのカップサイズが決まるんだ。10cm差からスタートして、あとは2.5cm区切りで大きくなっていくの」
 そうなんだ。ふくらみを測ればカップサイズが決まるんじゃないんだ。
 ボクは彩子さんのアンダーにメジャーを回した。70.6cm。……というと、彩子さんはAカップ?
「やっぱり貧乳だ」
 彩子さんが淋しげに微笑んだので、ボクは拙い言葉で勇気づけた。この世には淳也みたいな男ばかりじゃない。たとえおっぱいが小さくても、真面目で優しいお姉さんを気に入る人間もいるから、と。
「ありがと」
 彩子さんがボクの頬っぺたに一瞬だけキスしてくれた。でも王様の命令はバストサイズだけじゃない。彩子さんがくるっと回転して、お尻をボクに向けた。ヒップサイズもウェストサイズも、王様の命令を受けたボクには測る義務がある。
「後ろ向かなくてもいいんだけど、やっぱ裕史クンにあそこ見られるの恥ずかしいから」
「あそこって……(・・;)??」
「分かるでしょ。“お”で始まって“こ”で終わるところ。んもう、そんな意地悪な質問しないでよ」
「……。(・///・)」
 もっと楽しくなってきた。
 ボクは彩子さんのお尻にメジャーを回し、84cmという秘密の数字をゲットした。淳也がおっぱい星人なら、ボクはお尻星人だ。憧れの女子大生に生尻を向けられて、ボクは……ボクは……。
「ヤだっ! ちょっと、裕史クンっ!」
「んむむぐむ」
 気がつくと彩子さんのお尻に顔を埋めていた。プリプリの桃肉が最高だった。夢にまで見たお姉さんのお尻。こ、こんな感じだったのか。ハァ、ハァ。
「あらら……チェリーくんが暴走しちゃったよ。やっぱ刺激が強すぎたか」
 真穂さんの言葉も耳に入らない。ボクは彩子さんのお尻に思いっきり頬ズリし、そしてたっぷりと深呼吸した。
「駄目」
 と、彩子さんが頬ズリをやめさせる。口を尖らせて怒っていたけれど、でも本気で怒っていないのはすぐに分かった。
「おちん○んメっチャ勃起してるじゃん」
 涼子さんが目を丸くした。
 ずっと妄想していた夢を実現させた今、ボクのそれは極限までカタくなっていた。切ない長さだけど、でも硬度だけならダイヤモンドに匹敵する。
「11.2cmかよ。まりあがいたら絶対写メ撮ってるな」
 真穂さんがボクのおちん○んを測っていた。もう罰ゲームなんてどうでも良くなっていた。
「ね、そんなにお尻が好きならさ、見た目だけでヒップサイズ当てられる?」
「ええっ……」
 望美さんがムチャクチャなことを言うので、ボクは思わずうめいてしまった。淳也じゃないんだから、そんなことできないってば。
「当ててみてよ」
 と、彩子さん以外の5人が一斉にお尻を向けた。ギャル尻、美尻、美尻、桃尻、巨尻。現役女子大生の生尻が5つも並ぶ。ダイヤモンドよりカタくなってしまった。
「わ、分かんないよ……」
 でもしょせんは自称“お尻星人”だ。見た目だけで当てられるほど玄人じゃない。
「じゃあ、お触りもオッケーってことで(笑) 頬ズリはダメだけど」
 望美さんが許すので、ボクは思い切ってみんなのお尻に触れた。手が汗ばんでいて理想の触り心地ではなかったけど、お姉さんたちの生尻を存分に撫でまくれる幸せはたとえようがなかった。サイズを当てるどころか、感触を手のひらに記憶させることに夢中になってしまった。亮太からもらったエッチな本とはお別れだ。この記憶が残っている限りは、ずっと最高のひとりエッチができそうだもん。
「お触りでもダメなの? それじゃ“お尻星人失格”だよ」
「あ……っ」
 と、呻く暇もなく、望美さんが椅子に座るボクのおちん○んにお尻を擦りつけてきた。桃尻の割れ目におちん○んが挟まれている。望美さんがスリスリとお尻を上下させるたびに、皮がめくれて亀頭が見え隠れした。き、気持ちいぃ……お、お姉さんのお尻をおちん○んで味わえるなんて……!
「せっかくだからおっぱいも触ってみなよ」
 彩子さんがボクの手を取り、望美さんのおっぱいに導く。ボクはきれいなお姉さんに尻ズリされながら、豊かなおっぱいを背後から揉んだ。初めて触ったおっぱいの感触は、想像を超えていて表現できなかった。我慢できずに望美お姉さんの背中に顔を埋めると、甘い体温と一緒に髪の毛のイイ匂いがした。
「ハァハァハァ……」
「すんごい鼻息」
「出そうなんだよ」
「おっぱい掴む手もぎゅってなってるし。――笑」
 やがて望美さんとバトンタッチした真穂さんが、日焼けしたお尻をおちん○んにくっつけてくる。誘惑するような激しい腰使いに、ボクはまたおっぱいを鷲掴みにして耐えるしかなかった。その次の涼子さんが巨尻を擦りつけてくると、あまりの重たさにおちん○んが千切れる思いがした。でもそんな地獄から天国へと連れて行ってくれたのは、双子姉妹のダブル尻ズリだ。真樹さんと亜樹さんが美尻を寄せ合っておちん○んをサンドイッチすると、最高に気持ち良くなりたい思いが限界を迎え始めていた。
「ああっ……で、出ちゃう、出ちゃう」
「イキそう?」
 と、彩子さんがボクの背後からおちん○んを握る。真樹さんと亜樹さんが幸せなダブル尻ズリをやめた。
「いっぱい出していいよ。裕史クンが精子出すとこ、お姉さんたちが見ててあげるから」
 そう言って優しくひとりエッチを手伝ってくれる。でもボクが望んでいるのは射精を見られることじゃない。お尻に、お尻に……!
「お、お尻にっ」
「お尻に出したいの?」
 ボクの願いを汲み取ってくれたお姉さんたちが、前屈みになってお尻を向けてくれる。椅子から立ち上がったボクを、彩子さんが背後から手コキで幸せにしてくれた。

                              (発射まで0′05″)

「誰のお尻に出したい? 真穂ちゃん? 望美お姉さん?」

                              (発射まで0′03″)

「み、みんなのお尻に……」

                              (発射まで0′02″)

「いっぱい出そう?」

                              (発射まで0′01″)

「う、うん……ぁあ――っっ!!」

                ――どぴゅっぅ!! ぴゅピュっっ!! ぴゅっゥ!

「あ、出たァ」
(―――……っ!!!)
 ひざがガクガクと震えた。信じられないほどの快感が全身に迸り、ボクは一瞬、立ち眩みを覚えた。勢いよく飛び散った精子が、お尻を越えて望美さんの背中に降りかかった。

                       ……どぴゅっ、っぅぴゅ、ぅぴゅっ!

「凄〜い、いっぱい出てる」
 おちん○んを擦りながら彩子さんが囁く。これでもかと言うくらい精子を撒き散らすそれは、彩子さんの導きで、お姉さんたちのお尻にランダムに向けられた。

               ……どぴゅっ! ぴゅぴゅっ、ぴゅっ……ぅぴゅ……!

(お、お姉さんたちのお尻にぃ……っ!)

                         ……どぴゅっ、っぅぴゅ、ぴゅ。

 そんな感激でもっともっと発射してしまった。
 気がつくと、あり得ないくらいの量が、お姉さんたちのお尻に降りかかっていた。
「ハァ、ハァ、ハァ……」
 どすん、と思わず椅子に座ってしまった。もう立っていられない疲労感だった。
「なんかお尻があったかい。――笑」
「びちゃっ、て飛び散ってくんの分かったし」
「私なんか背中までかけられちゃったよ」
「ええっ!? こんなに出たのー!?」
「きっと超気持ち良かったんだよ☆」
 お姉さんたちの笑い声を聞きながら、ボクは呆然と宙を見つめていた――。


                                   ――続く。

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