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 ▼家庭教師の特別授業  ミミック 06/3/29(水) 15:41

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 ■題名 : 家庭教師の特別授業
 ■名前 : ミミック
 ■日付 : 06/3/29(水) 15:41
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   「先生、こんにちは。」
「どう?頑張ってる?今までの復習、ちゃんとやってる?」
「何とか・・」
「もう。頼りないなぁ。ノート見せて。」
そう言って由香は明彦のノートを調べた。由香は明彦の家庭教師をしている。明彦の大学受験に向けて、母親が週に2回、家庭教師をつけたのだ。
由香の通っている大学が偶然にも明彦の第一志望という事もあり、話がすぐにまとまった。
それから半年、明彦の成績も伸び始め、合格圏内に後一歩という所まで来た。
「うん。全部合ってるわ。明彦君、先生安心したわ。」
「本当ですか?よかった。」
「さ、今日も頑張りましょうね。志望校が掴める所まで来たんだから。」
「ハイ・・・」

明彦の返事を由香は気にも止めなかった。しかし、由香が家庭教師としてきて半年、明彦の感情の変化に何も無かった訳ではない。明彦も高校生。女の子を意識する年頃である。明彦が由香に特別な感情を持つまでにはそう長くはかからなかった。次第に勉強が手につかなくなり、毎晩由香の裸想像しては自慰にふけるようになり、そして今では由香を一人の女として意識するようにまでなった。
「あ、そこの問題はね・・」
由香がアドバイスをしようと明彦との距離を詰めた。
(あっ・・)
明彦が息を呑んだ。右肩に由香の乳房が当たっている。明彦には初めての感触だ。
(先生のオッパイ・・)
明彦は暫く呆けていた。
「・・君。・・明彦君。」
「えっ?」
明彦の意識が戻った。
「どうしたの?ボーっとして。」
「いえ、何でもありません。」
「そう、じゃ続けるわよ。」
そう言って由香は説明を続けた。由香が明彦の左に位置を変えた時、明彦の視線はまた由香の胸に向けられた。
(先生、胸大きいんだ。服の上からはあんまりそうは見えないのに・・)
由香のブラウスの隙間から谷間が覗いている。明彦は由香の胸の谷間を見つめた。
その時の明彦の頭の中は既に妄想に支配されてしまっていた。
想像してたより大きい胸、しかもそれが今目の前にある。それを自分の好きに出来たらどんなにいいだろう。明彦にはもう自力でその世界から抜け出る力はなかった。
「・・・君!明彦君!明彦君てば!」
「!?」
「明彦君どうしたの?最近ちっと野集中できてないじゃない!」
「・・・スイマセン・・・」
「最近どうかしちゃってるよ。」
我に返った明彦に体を動かす機能はなく、暫く硬直していた。
明彦が集中できていないのは明彦自身にもわかっていた。
「あ、ブラウスのボタン取れかかってる。ちょっと待ってて。すぐ付け直してくるから。」
そう言って由香は下に降りていった。

由香が降りて行って明彦はようやく我に返った。由香の胸の感触とイメージは鮮明に焼きついている。
「先生のオッパイ、大きかったなぁ。肩にまだ柔らかさが残ってるよ。」
由香の胸の感触だけではない。長い髪の匂いから右手の柔らかさ、由香の体の柔らかさの全てが再び明彦の頭を支配した時、明彦の耳元で邪な誘惑が囁いた。
(今、下で先生がボタンを付け直している。という事は上はブラジャー1枚のはずだ。・・・・見たい。由香先生の裸。隙間から覗くだけじゃなくて・・・)
「だ、駄目だ駄目だ。由香先生は真剣に教えてくれているのに、僕は何て事を考えているんだ。」
明彦の中で、誘惑と理性が葛藤している。
「顔洗ってくるか。」
明彦は下へ降りて行った。洗面所の扉を開けた時、明彦は目を疑った。
「キャッ。」
由香が驚いてブラウスで胸を隠した。
「ス。スイマセン!」
明彦は扉を閉め、逃げるようにその場を走り去り部屋に戻った。
「ハァハァ。」
明彦自身もあの光景には度肝を抜かれた。由香の裸を見たくないと言うのは嘘だが、望んでいた光景をいきなり目の前にしたのだ。明彦は動揺を隠せなかった。
部屋に戻った明彦の胸はまだ高鳴っていた。しばらくして由香が戻ってきた。
「やっと終わったわ。明彦君、さ、続きやりましょう。」
続きといっても、もう明彦には勉強どころではなかった。高まってくる興奮が明彦を押し潰そうとしていた。さっきの由香の姿が焼きついて離れない。抑えれば抑えるほど由香の裸が離れなくなる。
「先生、ちょっと待ってて。」
そう言うと明彦は下へ降りて行った。由香はしばらく部屋のベッドに座っていた。
「ふー。明彦君・・どうしちゃったんだろう。最近・・」
そうやって30分。明彦はまだ戻ってこない。様子がおかしい事を察知した由香は下へ降りてみた。
「・・・ん・・・さん・・・由香さん・・」
何か怪しげな声がする。由香は恐る恐るドアを開けてみた。中を覗いた由香は目を疑った。自分の名前を呼びながら自慰をしている・・・由香の時間の流れが一瞬止まった。我に返った時明彦が服装を正したので、由香は静かに部屋に戻った。
しばらくして明彦が帰ってきた。
「先生スイマセン・・」
「う、うん、じゃ・・・」
由香は言葉を飲み込んだ。さっきまで下で自分の事を想像してた明彦が見の前にいる。由香ももはや平常心ではいられなかった。
「先生・・」
「な、何?」
明彦が机に突っ伏して苦しみだした。
「明彦君、明彦君どうしたの?」
由香が明彦の肩に手を触れた瞬間、明彦は手を払いのけた。
「キャッ!」
由香はバランスを崩し、ベッドに倒れてしまった。
「先生・・ゴメンナサイ・・」
明彦は我に返って由香の姿を見た途端、何も喋らなくなった。
「明彦君、最近変よ。ちっとも勉強に集中してないし。」
「・・・」

由香は明彦を自分の隣に座らせ、事の一部始終を聞いてみた。明彦は最初は黙ったままだったが、やがて由香が家庭教師として来てからの事、勉強が手につかなくなった事を話した。
「そっか。そうだよね。明彦君も年頃なんだもん。そういう事には興味持つわよね。」
「最初の頃は友達は、先生のこときれいな人なのかとか大学はどこなのかとしか聞いてこなかったのに、最近じゃ、先生の3サイズとか、恋人はいるのか何て事まで聞いてくるようになったんだ。今じゃ違う勉強してるんだろ?なんて事まで・・・」
事の一切を喋るにつれ、明彦の目からは涙が溢れてきていた。
「フーン。そんな事があったのね。」
2人の間に暫く沈黙の時間が流れた。その時間明彦は1つの結論を導き出した。
「僕、もう先生の下で勉強できません・・・受験がありますから、大学入りたいから・・」
「入りたいから?」
「先生を変えてもらうか、進学塾に行きます。」
明彦はそう言うと再び机の前に突っ伏して、全てを吐き出すかのように泣き始めた。
(これで、やっと・・・やっと楽になれた・・・だけど由香先生・・由香先生・・)
暫くすると明彦は一瞬息が出来なくなった。すぐに明彦は自分に何がおきてるのかが理解できた。由香が背中側から優しく明彦を抱いている。
「明彦君、今どんな感じ?」
「えっ?・・・」
「言ってみて。正直に。」
「ハ、ハイ・・」
そう由香に言われたものの、明彦の中では理性と誘惑が葛藤している。
「嫌いになんかならないわ。明彦君が正直に言ってくれるなら。」
「先生・・」
由香のその言葉で明彦の誘惑が理性を押さえつけた。
「先生のオッパイが背中に・・」
「どんな感じ?教えて?」
「ハ、ハイ・・柔らかいです。」
「明彦君、私ね、気づいてたの。明彦君が私を見る目普通じゃないの。だからね、一度ノーブラで来たこともあるわ。最初は私も悪戯のつもりだったわ。それが・・」
由香はその先を言うのを制御した。しかし明彦は気づいた。
「ま、まさか先生・・・」
「ゴメンナサイ。一番明彦君を苦しめていたのは私だったの。私にその責任を取らせて。」
「えっ?」
「私ったら、家庭教師失格ね。今日で先生辞めるわ。でもその前に明彦君、本当の気持ちを聞かせて。」
由香の懇願する目に明彦は否定の意志を表せなかった。
「先生、僕・・・先生が好きです。」
明彦の体から一切の力が抜けた。と同時に理性が爆発した。
「先生・・・先生・・」
そう連呼しながら由香に抱きついた。
「あっ・・いや・・」
由香の抵抗に明彦には力が湧き上がる。由香の胸を想いっきり揉みしだいた。
「ん・・・んん・・あん・・」
「先生、オッパイ感じるんだ?」
「ハァ・・明彦君・・・やめて・・・待って。」
明彦は胸を触る手を止めた。そしてすぐに由香はブラウスのボタンを外し始めた。
外し終えると由香は明彦を抱きしめた。

続く(かも)

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