書くと歳がバレますが…
昔、TBSで「そこが知りたい」という番組を火曜の夜10時にやっていました。
通常の内容は全然エロじゃなく、結構よく見ていたのですが、
その日はたまたまサブタイトルが「ピンク映画の裏側」ということで
こっそりビデオに撮って見ていたんですよ。
その番組内で、こんな作品もありますみたいな感じで、
小津映画のパロディ作品と言うことで、周防正行監督の「変態家族兄貴の嫁さん」
のワンシーンが流れた訳なのです。
それまで、私は巨乳なんて単なる肉塊だ、脂肪だと思っていたのですが、
このワンシーンは主演女優が思いっきり突かれ、仰け反り、喘ぎ悶えていて
そのたびに乳房がまるで別の動物であるかの如く、ブルンブルンと揺れ、
波打ち、餅かプリンのような動き方をしてました。
この光景に思春期の私は目を奪われてしまったのです。
女優は突かれる演技をしているため、上下に体を動かしますが、
乳房はワンテンポ遅れて揺動するわけです。一気に巨乳の虜になってしまいました。
ちなみに、この女優は「風かおる」という人であることが分かり
滝田洋二郎監督作品等にも出演し、いずれも日本映画の第一人者のピンク時代の
作品の主役を飾る人ではあったのですが、ピンク女優は所詮日陰の身。
巨乳への目覚めは同時にマイナー女優への目覚めにも繋がりました。