Page 984 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼星野亜由美物語 続編3 前編 Blue sea and sky 06/1/22(日) 17:23 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 星野亜由美物語 続編3 前編 ■名前 : Blue sea and sky ■日付 : 06/1/22(日) 17:23 -------------------------------------------------------------------------
1月も下旬。亜由美の学校では、もう3分の1以上の生徒が私立高校への進学を決め、少しずつ落ち着いた雰囲気にある。亜由美もその1人だが・・・。 さて、これまでは触れていなかったことだが、一応、亜由美の通っている中学校はけっこう街中にあり、人数も多いマンモス校という設定にしようと思う・・。 そうなると、確かに亜由美は中学生にしては並はずれた巨乳だが、人数が多い学校なら、そんな人2,3人ぐらいいてもおかしくないはずだ。 今回は、そんな1人の女子を話にいれていこう。 昼休み、1人の女子が廊下を歩いている。 彼女の名前は、本木麗香。彼女も、亜由美と同じく、概に受験をすませている。それに、中学生にしては並はずれた巨乳の持ち主である。しかも、顔も美しく、超モテる。過去に、10人以上の男子と付き合ってきたが、いずれも、相手に告られて始まったという。 麗香は、外見かなり不良っぽい。制服のボタンをあけ、胸の谷間を露出している。男子はみんな、麗香の胸に釘付けである。 最近、麗香に好きな人ができたのである。その人に、今日告ってみようと思っている。麗香は、期待に胸を躍らせた。 そんななか、亜由美は、高校受験を済ませ、喜びに満ちあふれていた。 知美「いいなぁ〜、亜由美は。」 優希「そうだよ。私も私立にしとけばよかった。」 亜由美「心配しないで。2人の勉強のサポートしてあげるからさぁ。」 知美「そういえば、亜由美最近なんか明るくなったよねぇ。」 優希「うん、同感。なんかいいことでもあったの?」 亜由美「いや、別に・・・。」 知美「あ〜あ、また戻っちゃった。亜由美っておもしろいね。」 そんな変わりないなかだった。しかし、遠くで、 秀夫「どうしたんだよ、智明。」 智明「うん。俺さぁ、そろそろ亜由美に告ってみようかなぁ。」 秀夫「え?おまえって亜由美が好きだったのか?」 智明「言ってなかったっけ?まぁいいや。とにかく、今日の放課後が勝負だ。」 秀夫「ま、頑張れよ。俺は受験終わってないし、勉強だ。」 そして放課後、智明は委員会があったが、終わった後、すぐに亜由美の委員会の教室へ急いだ。っと、そこへ、 麗香「智明くん、あなたに話があるの。」 智明(げっ、こいつだれだっけ?この格好にしては言葉遣いがやさしいなぁ) 智明「え?俺今急いでるんだけど。」 麗香「じゃあ、聞いて。」 智明「というか名前は?」 麗香「本木麗香。」 智明(本木麗香・・・、どっかで聞いたことあるぞ。ってか胸でかいなぁ) 智明「で、何?」 麗香「あなたのことが好きです!付き合ってください!」 麗香の好きな人とは、智明のことだったのである。 智明(やばい、胸寄せしてる。こいつの彼氏になれば・・・でも、ダメだ。こんなやつより亜由美が) 智明「俺、他に好きな人がいるから断る!じゃね。」 麗香「え、そんな・・・。」 そう言ったときには智明はもう走り出していた。麗香は、智明のあとを追った。 智明が亜由美の委員会の教室に行ったときには、もうすでに亜由美はいなかった。智明は、玄関へ急ぎ、亜由美の下駄箱に靴が入ってないことを確認すると、すぐに玄関を出た。麗香は、あとを追いかけた。 智明の家は、亜由美の家の通り道であるため、智明は自分の家の方向へ走っていた。一方、麗香は、智明との間隔がかなり開いてきた。もはや、前方に見えるか見えないぐらいである。っと、ついに智明の家が見えてきた。そこを1人の女子が歩いている。間違いない!亜由美だ。 智明「お〜い!亜由美〜!」 亜由美はその声に立ち止まった。 智明「ハァハァ、亜由美、俺、ハァ、実は、小学校で初めてハァハァ、会ったときかハァ、ら君のことが好きハァハァだった。俺と、ハァつき・・・」 っとそこへ麗香が追いついてきた。 麗香「ハァハァハァ、誰あんた?」 亜由美「星野亜由美。」 智明「麗香、おまえ、ずっとついてきたの?」 麗香「うん。智明くんの好きな人を知るために。ハァハァ、星野亜由美、私と勝負しなさい!」 亜由美「え?まぁいいけど・・・。」 智明「とりあえずこんな所じゃ恥ずかしいから家へ。」 |