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 ▼夏の出来事 2  コロンブス 05/9/16(金) 19:57
   ┣Re(1):夏の出来事 2  ヴィブリッチ 05/9/16(金) 20:19
   ┣Re(1):夏の出来事 2  防人 05/9/16(金) 22:37
   ┣Re(1):夏の出来事 2  がんてつ 05/9/17(土) 14:35
   ┣Re(1):夏の出来事 2  オセロ 05/9/18(日) 3:12
   ┗Re(1):夏の出来事 2  梨華 05/9/18(日) 18:51

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 ■題名 : 夏の出来事 2
 ■名前 : コロンブス
 ■日付 : 05/9/16(金) 19:57
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   つづきです。


大学時代の悪友、賢司と正志から、婚約祝いの飲み会の誘いを受け、
久し振りに彼らに会える事を、楽しみにしながら、その日を迎えた。
昔は一緒に、いい事もしたが、悪い事もたくさんした仲間である。

結局待ち合わせ時間には間に合わず、先に飲み始めるよう電話を入れた。
「悪いなぁ〜。せっかく誘ってもらって・・・。8:30には行けると思うから。
先に飲んでてよ。」
「了解、相変わらず忙しそうだな。ったく、日本中の金集めるつもりか?」
「バカ言うなヨ。ところで場所は?どこなんだ。」
「2丁目の、○ブンイレブンの裏側のビルの2階なんだけど、近くに着たら
電話しろよ。迎えに行くよ。ちなみに、店は○△□ってとこ。」
「おう、頼むよ。じゃあ、正志に宜しくな。」
この時点でも、宴席に女性がいるとは知らなかった。

○ブンイレブンに着いて、賢司に電話を入れようとすると、反対側から
強烈に大きい胸の女性が歩いてきた。
ブラウスの前が、信じ難い程突き出し、周囲の男性が振り返って見ている。
目の悪い私は、その場に立ち尽くし、その女性が近づくのを待った。
すると、その女性が
「あれ??電気屋サン??あっ!やっぱり!こんばんは。○○保育園の
里美です。前にはお世話になりました。」
何と、ひまわりサンの担任の、爆乳里美先生だった。

「あっ里美先生だ!どーーも、ご無沙汰してます。こんばんは。」
相変わらず、いやグレードアップした里美先生の胸は、圧巻だった。
「そうだ、聞きましたよ。けーこ先生とのご婚約!!!おめでとうございます。」
「ありがとう、そーゆー事になったもんでね。あの時に里美先生が、
誘ってくれなかったら、飲みにも行かなかっただろうし、里美先生が
キューピットだね。」
その飲み会の前に、ひまわりサンの教室で、その豊過ぎる胸を触っていた事も
思い出した。
「なんだか自分の事のように嬉しいです。式は決まったんですか?」
「いや、お互い仕事もあるし、まあ、その内ネ。」
「必ず呼んで下さいネ。けーこ先生の花嫁姿楽しみだし。」
「勿論、んで、今日はどうしたの?」
「友達と飲みに来たんです。」
「彼氏??」
「はい!!って、言いたいけど、女二人で淋しく飲みます。」
どうやら、まだ彼氏は居ないようだ。
あの胸をゲットする男を、見てみたい気もする。

「そっか、今だ募集中なわけだ!今度さ、家に遊びにおいでよ。」
「はい、ありがとうございます。ところで電気屋サンはどうしたんですか?」
「オレもツレと飲み会。婚約祝いだって!でも、場所が判らなくて。」
「何ていうお店ですか?」
「○△□って、言ってたな、確か。」
「ええ〜っ、偶然!!私もそこ行くんですよ。じゃあ、案内しますヨ。
行きましょう、こっちです。」

店に入ると、大きなホールがあり、その向こうにカウンターが見える。
若い人にうけそうな、オシャレな店だった。
里美先生は、カウンターに座る友人を直ぐに見つけた。
賢司と正志の姿が見当たらず、私も里美先生とカウンターに向かった。
「じゃあ、里美先生、また。」
「はい。」
軽く会釈をして、友人の横に腰を下ろした。
久し振りに会った里美先生は、いつもと違う服装だった事もあり、色っぽい
女性に変身していた。変わらないのは控えめな所と、あの胸か・・・・。

「すみません、ここで友人が先に飲んでるはずなんですけど・・・。」
「えーーと、個室のお客さん達かなー?」
「たぶん・・・男二人だと思うんですけど・・。」
「男性二人のお客様は、いらしてませんけど、何ていう方ですか?」
「渡辺と桜井って言うんですけど・・。」
「あっ、渡辺様なら正面の個室ですけど、大勢いらっしゃますよ。どうぞ。」
大勢??あれ?あいつら誰か連れてきたのか?
おかしいなぁ〜と思っていると、里美先生が
「友達いました?」
と聞いてきたので、
「うん、個室に居るらしいから、行ってみるよ。」
そう言った瞬間、個室の引き戸が開き、ミニスカートの女性が出てきた。

「すみませーーん。生3つと、ウーロン2つ下さーい。」
何?何で女の子が出てくるんだ?そう思っていると、
奥から違う女性の声で、
「何かサァ〜目線がエッチなんだけどーーーー。」
と、大きな声が、こちらまで聞こえてきた。
間違いない、個室では合コンでもやっているんだろう。
店を間違えたのか?あれ?でも、渡辺って・・。んん・?

「あの・・電気屋サン、もしかしてコンパですか??」
里美先生のその声に、我に返った。
「いや・・・まさか・・・いや、違うよ、あれーー。」
「けーこ先生、怒りますよーーー。」
「里美先生、ちょっと誤解ですよ。ホントに違うって。」
とにかく誤解を解こうとすると、ミニの女性の後ろから
正志が現れた。
「オイ、正志!どうなってるんだ?」
「おっ!来た来た〜!はーいみんな〜、男子が到着しましたよーーー!!」
個室の中に声を掛けると、拍手が鳴った。

最悪・・・・。
里美先生は、見たことも無い疑惑の目線を投げかけてきた。
そりゃ、当然だ。
私は怒りを抑えきれず、正志の首根っこを掴み、
「どーーゆーー事だ!説明しろ!!賢司連れて来い!」
「オイオイ、どーしたんだよ。ちょっと待てよ。」
「待てるか!賢司連れて、ちょっと表に来い!」

そー言って店を飛び出した。
よりによって、けーこ先生の同僚である里美先生に、大変な誤解を
与えてしまった。本当に最悪だった。

カランとドアが開き、出てきた賢司は小柄な女性を連れていた。
「オイ、どーゆーことだ。女は置いて来い。」
そう言いながら目線を移すと、なんとその女性は、
先日、我が家に遊びに来た、けーこ先生の後輩の、あの英子ちゃんだった。


つづきます。

レスをいただきありがとうございます。
2は、巨乳な話がまったく無いので、退屈だったと思いますが・・・。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夏の出来事 2  ■名前 : ヴィブリッチ  ■日付 : 05/9/16(金) 20:19  -------------------------------------------------------------------------
   >退屈
ノンノン
>里美先生は、見たことも無い疑惑の目線を投げかけてきた。
のような、迫真の描写がひかる。
大人の鑑賞に堪える文章力だ。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夏の出来事 2  ■名前 : 防人  ■日付 : 05/9/16(金) 22:37  -------------------------------------------------------------------------
   さっそくの里美先生登場でとても嬉しい(爆)。

しかし…話はどこへ転がっていくんでしょうか?
嵐の予感(ドキドキ)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夏の出来事 2  ■名前 : がんてつ  ■日付 : 05/9/17(土) 14:35  -------------------------------------------------------------------------
   でた、里見先生、待ってました!!
里見先生に会いたいよーー!!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夏の出来事 2  ■名前 : オセロ  ■日付 : 05/9/18(日) 3:12  -------------------------------------------------------------------------
   久しぶりにまたコロンブスさんの文章が読めてよかったです^^
またまたストーリーのある展開ですね〜それにしても世間は狭いですね(笑)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):夏の出来事 2  ■名前 : 梨華  ■日付 : 05/9/18(日) 18:51  -------------------------------------------------------------------------
   当然、晃司君の参加はなかったんですよねー
いろんな意味で波乱の幕開け(キャッ)

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