Page 742 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼憧れの先輩〜中編〜 プリオ 05/5/16(月) 13:11 ┣Re(1):憧れの先輩〜中編〜 tam 05/5/16(月) 23:48 ┗Re(1):憧れの先輩〜中編〜 ケン 05/5/17(火) 19:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 憧れの先輩〜中編〜 ■名前 : プリオ ■日付 : 05/5/16(月) 13:11 -------------------------------------------------------------------------
予定通り、彼女はこちらに遊びに来ました。1時につくように来てもらい、駅で待ち合わせました。もうだいぶ暖かいので完全に夏の装いという感じで、薄手の白っぽいシャツからは細身の体から突き出た形のよい胸がぐっと盛り上がり、胸元のボタンが引きちぎれそうでした。下は花柄の少し短めのスカートから自慢の脚がすらりと伸びています。まずはお昼を食べようという事になり繁華街のほうへ歩き始めました。今日はこの間と違ってメイクもバッチリで色白の彼女がつけるにはちょっと濃い目のピンクの口紅が目立ちすぎてちょっとお水っぽい感じにも見えます。服装のせいもありますがかなり人目を引き、すれ違いざま彼女をなめるように見るオヤジ達の視線がいやでも気になります。まずは個室のある創作料理の店でランチしながら近況報告や昔話に話が弾み、その後、車で近くをドライブして途中でお茶したりしながら名所案内してあげるともう陽が傾きかけてくる時間になりました。そして眺めのよい山の高台で車を止めていたときでした。回りも少し薄暗くなってきて、しかも車の中で二人っきり、というシチュエーションもあってか、昔話をしていてその流れで、彼女は「私な、A君が私のこと好きやって気がついててん。でもA君も知ってたと思うねんけど、あの時彼氏いてたからな。ごめんな。」とうつむき加減で言いました。僕は「あの頃はM先輩なんか絶対相手にもしてくれないと思ってましたよ」というと「そんなことないわ。私もKちゃん(サークルで僕の同期で彼女の後輩になる。大学のミスキャンパスの候補にもなった)みたいにかわいかったらええのに、って昔思っててん。」というと僕は「でも僕、先輩のほうがスタイルいいし、いいな、て思ってたんです」というと「ありがとう。私、A君と付き合ってたら人生変わってたかも知れへんなあ。」というと少し悲しそうな表情をしました。卒業してからの自分の人生をふと振り返ったのかもしれません。彼女が卒業した頃はバブルの時期で回りはみんな一流企業へ就職したにもかかわらず、国籍のこともあり、思うようなところへ就職できず、さらに学生時代付き合っていた先輩の彼氏とも結局一緒になれず、次に付き合って結婚できた彼とは向うの同居した親とうまく行かず離婚、と不遇の人生を送っていたのです。また昔、僕の想いに気がついていながら応えられなかったという負い目?もあったのか彼女は涙ぐんでしまいました。そして僕が肩を抱きよせると彼女の顔が至近距離に近づいてきました・・。 この後はまた後日にさせてください。 |
大阪弁の会話がいいですね。凄くリアルに様子が想像できました。 続き待ってます。 あと、適当に改行入れていただけたらありがたいのですが。 |
続きが早く見たいです。 |