Page 365 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Tits Cream Sisters 〜里穂・後編〜 Angel Heart 04/6/1(火) 20:09 ┗:Tits Cream Sisters Angel Heart 04/6/1(火) 20:10 ┗Re(1)::Tits Cream Sisters ぶら 04/6/1(火) 21:09 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Tits Cream Sisters 〜里穂・後編〜 ■名前 : Angel Heart ■日付 : 04/6/1(火) 20:09 -------------------------------------------------------------------------
その日のガッコーもいつもと変わらない一日だった。 1時間目の現代文で「お前らの日本語は間違っている」ってイヤミったらしく言われてムカついて、2時間目の数学は意味不明だからケータイでメールうってたし、3時間目の体育は着替えるのがヤだったからケビョーで保健室に行って、4時間目はそのまんま保健室で寝てた。まともに受けたのは午後の美術だけだったかも知んない。 ……まぁいいや。どーせセンター試験とか受ける気ゼロだし。 でも進路についてなんにも考えてないわけじゃない。志穂ねえと同じように大学に行けないってのが分かってるから、あたしはあたしなりに自分の将来を考えてる。 ――留学したい。そう考えていた。 理由は二つ。 ひとつは、あたしよりも巨乳なのに、それをぜんぜん武器にしてるジェニー先生にあこがれてるから。もうひとつは、“☆超→Loveな人☆”に留学のケーケンがあって、色んな話を聞いてるうちにキョウミがわいてきたからだ。しかもその人はまたアメリカの大学に留学するから、できれば一緒に行きたいナ……なんて考えてたりもする。(〃∇〃) でも残念ながら“片想い”。そんなに遠くない存在なのに、あたしのハートは一方通行のままだ。告白のメールは届いてるはずだけど、先生からの返事は……。 はァ……今日、先生とちゃんとお話できるかな。なんか気まずくなりそうな予感がする。 「…………」 「…………」 「…………」 あたしの予感は的中した。 アイサツもそこそこに椅子に腰掛けると、先生がふと無言になってしまったのだ。バッグからテキストや電子辞書を取り出すフリをしてるけど、メールのことを考えてるのがはっきりと分かる。話題を切り出そうかどうか、きっと迷ってるのだ。 (ねぇ、先生。メールの返事は……?) あたしは心の中でつぶやいた。 でも先生は何も言わない。目を合わせてくれようともしなかった。 もうすぐ30歳になる、マジメで優しくてとっても紳士的な家庭教師の先生。せめてガッコーの成績だけは、と、お母さんがムリヤリにやとったのだ。 その期待にはあんまし……ってか、ぜんぜんこたえられてないけど、でも心の中では感謝してた。だって家庭教師をつけなかったら、里穂は先生と永遠に会えなかったから。 友達と話す時は、超理想の高い人を彼氏に欲しいって言うけど、気がつくと先生みたいなフツーの人を好きになってる。 たぶん、それが本当のあたしなんだ。友達にジマンできるとかそんなんじゃなくて、ありのままのあたしを分かってくれる人が好きなんだ。年の差なんてこれっぽっちも気になんない。って言うか、大人だな……ってソンケイできるところがあるから好きになれた。 ――だからちゃんとこたえて欲しい。里穂の気持ちに。 「メールのことなんだけど」 と、先生が言った。どきんっ、とあたしの心臓が高鳴った。 「うん?」 「里穂ちゃんの気持ち、先生、ちゃんと分かったから」 「…………」 「ありがとな。里穂ちゃんにとって大切な人になれて、とっても嬉しかったよ」 うん、とあたしは小さく頷いた。たぶん、今がイチバン“ピュア”なあたし。 「でも”イエス”か”ノー”かって言う返事は、もう少しだけ待ってくれる?」 「えっ……」 「本当は今すぐ答えてあげられればいいんだけど、その……先生にも色々あるから」 フっと先生がイミシンに微笑んだ。なんか理由があるんだ。 「…………」 「うやむやにしないのは約束する。里穂ちゃんの気持ちには必ず答えるよ」 「うん」 なんかうまくかわされた気がする。でも先生の言葉は信じれた。だって先生はそういう人だもん。 「分かった。里穂、先生のお返事、ずっと待ってる」 気まずい空気をうちやぶるように、あたしは明るく微笑んでみせた。 それでその日は吹っ切れた気がした。 先生と二人っきりの相部屋で、あたしは頭を切り替えて勉強を始めた。 その夜はひとりでお風呂に入った。いつもは志穂ちゃんと洗いっコするんだけど、先生のことがあったからそんな気になれなかったのだ。 先生は来月、天体物理学を勉強するためにまたアメリカの大学院に留学するらしい。付き合ってくれるかどうかというお返事は、それまでにしてくれるということだった。 って言うことは、タイムリミットはあと1ヶ月だ。あと1ヶ月で先生が“彼氏”になるか“思い出の人”になるかはっきりする。ああ……なんか焦らされてる。 と、そんなことを考えながらスポンジにボディソープをたらすと、あたしはていねいに体を洗い始めた。手も足も背中もお尻もおっぱいも、きれいに。 泡でヌルヌルになった手でおっぱいを触ると、ふとあることが気になった。 (やっぱ先生も巨乳が好きなのかな?) ん〜……でも勉強教えてもらってるときに、おっぱいをジロジロ見られたことってないな。って言うか、胸チラしてると“見えてるよ”ってさりげなく注意してくれるぐらいだ。先生ならべつにいいのに。 うん、きっと先生は胸の大きさで女のコをハンダンする人じゃないんだ。たとえ里穂が巨乳でもそうじゃなくても、ゼッタイに“好きだ”って言ってくれる。……言って欲しいナ。(〃∇〃) 先生とエッチしたら、たぶん里穂の体にいっぱいキスしてくれて、耳元で“愛してる”って囁いてくれて……こんな風に優しく愛撫してくれて……。 「んっ」 気がつくと右手がおっぱいをまさぐり始めていた。手のひらからこぼれる巨乳が、ムニュムニュとやわらかく形をかえる。 「あっ……」 乳首をいじると思わず声がもれた。つまんでコリコリとイジると、だんだんエッチな気分がとまらなくなってくる。 (あんっ……どーしよっ。里穂の乳首、立ってきちゃった……) 恥ずかしい毛におおわれたアソコのなかでは、イチバン感じるオマメが触られたがっていた。恐る恐るそれに指が触れると、あたしの体にきゅんっと電流が走った。 「んんっ!」 志穂ちゃんに聞こえるくらい大きな声だった。お風呂場でこんなことするなんて……。 「あっ……んんっ」 でもおっぱいをまさぐる手も、クリトリスをいじる手もとまらない。おっきくなった先生のオチンチンを想像すると、体が熱くなって濡れてくる。 (先生のことも気持ちよくしてあげたい。里穂のおっぱいでたくさんしてあげたい) 先生にパイズリしてあげる場面を想像して、あたしは恥ずかしいくらいおっぱいを揉んだ。きっとこのおっぱいで挟んであげたら、先生は喜んでくれる。そしてオチンチンをすっごくカタくしてくれて、“一緒に”って、里穂のおま○こに挿れてくれるんだ。 あたしはその愛を受け止める。だって先生が大好きだから。 (先生……お願い。里穂のこと“世界中で一番愛してる”って言って……) ――その夜。あたしはベッドの中で、志穂ちゃんに内緒でまた気持ちよくなった。 (〜志穂編〜にタイムスリップ) |
今回は気分転換に異色作(?) これまでの作品とはターゲットもコンセプトも違うので、エロエロを期待している方には物足りないかも知れません。――が、まぁ、こういう巨乳の捉え方(巨乳小説)もあるということでご容赦願います<(_ _)> 女性の心理を上手く描写できたかな、という点が気になります。男性閲覧者はもちろんですが、今回は特に女性の皆様からのご感想をお待ちしております。 本編は三部で完結します。すでに書き上がってますので、例によって一日一編ずつアップする予定です<字数制限の都合で前編と後編に分割しますが> ちなみに次回は姉の志穂が主人公。妹の里穂と同じ日、同じ時間帯を、志穂の視点から描写していきます。 戯れに書いたマルチサイト小説ですが、皆様の心に響けば幸いです。是非ともご感想を宜しくお願い致します<(_ _)> 蛇足:Angel Heartの投稿作品を全て読まれていると、思わずニヤッとできる仕掛けが。 |
今までとは、一風変わった視線の小説ですね。 面白く読ませて頂きました。 志穂編楽しみです。 |