Page 25 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼悪戯なお姉さん。(中編) Angel Heart 02/4/21(日) 18:48 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 悪戯なお姉さん。(中編) ■名前 : Angel Heart ■日付 : 02/4/21(日) 18:48 -------------------------------------------------------------------------
「あ。」 そんな呻き声を洩らしたのは誰だったのだろう。ノックの音が聞こえるや否や、いきな りドアが開いたのだ。 「ね、姉ちゃん……」 一弥はそう呟くしかなかった。学校にいるはずの姉がそこに立っていたのだ。 「た、ただいま」 ユカも心にない台詞を洩らしてしまう。ガキだと思っていた弟が、敬愛する家庭教師 にペニスを愛撫してもらっているのだ。どう反応していいか解らない。 「…………」 「…………」 二人にとっては永遠の、現実には1秒以下の沈黙が流れた。慌てることも焦ることもな かったのは、ひとり茉莉絵だけである。 「お帰り」 能天気なほど明るい声で言うと、茉莉絵は教え子を手招きした。ユカは命じられるまま ドアを閉めたが、直感というものが働いたらしい。何が起こっているのか悟ったような顔 になった。 「先生、何してるんですかー?」 バッグを乱暴に放り投げ、どすんとベッドの上に腰掛ける。目の前では、相変わらず 一弥が茫然自失としていた。 「何って、見ての通り。今日はユカちゃんの帰りが遅いって聞いたから、代わりに一弥く んの面倒を見てあげてたの。――そうだよね?」 「…………」 「ふ〜ん」 「ま、勉強そっちのけで私の胸ばっか覗いてたんだけど(笑)」 喋り捲る茉莉絵を一弥は止める事ができなかった。穴があったら入りたいぐらいだ。 「そっか。――で、あんまり我慢できなくなったから先生にそんなことさせてたんだ」 「ち、ちがうってば」 必死の否定もユカには届かない。「ま、どうでもいいんだどね」と素っ気無い返事が 返ってきただけだ。 「でも、よく考えてみればさ――」 とユカは探るような目を弟に向けた。 「もう厨房だもんねー。おっぱいぐらい興味あるかァ」 「…………」 「ね、先生。一弥のアレ、ほんとに勃ってるんですか?」 訊ねられた茉莉絵は頷き、羞恥心で頬を真っ赤にする一弥に言った。 「お姉ちゃんに見せてあげたら?」 「えっ」 「一弥くんのオチンチン」 「…………」 返事のしようがない。相手が茉莉絵なら喜んで続きをしてもらうところだが、実の姉と あっては……。 「いいじゃない、一弥のおちんちん見せてよ。昔は一緒にお風呂に入ってたんだし」 (そ、そういうことじゃないってば……) 優柔不断な一弥をしかし、二人のお姉様たちは許さなかった。茉莉絵がいきなり一弥を 羽交い締めにすると、ユカがそれに呼応してハーフパンツに手を伸ばしたのだ。抵抗する 余裕などない。あっという間に幼いペニスが露になった。 「あはっ☆ かっわいいっ☆」 ユカが微笑む。無毛包茎のそれは健気に上を向き、懸命に♂である事を主張していた。 「ね、一弥。もうひとりエッチとかしてるの?」 やおら弟のペニスを握り、悪戯な姉が尋ねた。自然と手が逸物を擦り始めている。 「し、してないってば……っ!」 「嘘ォ? ちゃんとボッキするのにそんなはずないじゃん」 「ほ、ほんとだって」 姉の指使いに悶えながら、一弥は弁明した。直接モノを触られる快感に身を捩れば、 自分を羽交い絞めにしている茉莉絵の胸が背中に当たる。前後から押し寄せる感触に、 一弥は必死に耐えるしかなかった。 「あの壁紙は? 先生を見ながら自分でしてたりしない?」 「壁紙って?」 茉莉絵が眉を顰めた。ユカが親切に説明する。 「先生の誕生パーティの時に撮った写真。一弥ったらね、それをパソコンに取り込んで 毎日眺めてるの。なんか怪しいでしょォ?」 「そうなの?」 耳元で囁かれ、一弥は沈黙した。それは肯定を意味した。 「そうなんだ。嬉しいなー☆」 そうして茉莉絵の悪戯心が最高潮に達する。 「ね、一弥くん。ひとりエッチよりもっと気持ちイイこと教えてあげよっか☆」 「え……」 不意に解かれた羽交い絞め。姉にペニスを擦られ続ける中で、茉莉絵がタンクトップを 脱ぎ始めた。 ――To Be Continued |