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 ▼悪戯なお姉さん。(前編)  Angel Heart 02/4/19(金) 22:40

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 ■題名 : 悪戯なお姉さん。(前編)
 ■名前 : Angel Heart
 ■日付 : 02/4/19(金) 22:40
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   壁紙に設定したその画像を見ながら、一弥は今日もまた空想の世界に没頭していた。
ディスプレイに映るのはひとりの女子大生。姉ユカの家庭教師・結城茉莉絵である。
(きれいだなぁ)
卑猥な妄想に浸りながら、一弥はそう心の中で呟いた。茉莉絵の誕生パーティを家で
開いた時、お願いして撮らせてもらった写真である。満面の笑みを浮かべてVサインを
出すその姿は、何よりも一弥の心を癒すのだった。
もっとも、しょせんは中学生である。壁紙を前にパンツを下ろすこと以外、一弥には何
もできなかった。彼氏になる自信もなければ、告白する勇気もない。空想の中で茉莉絵を
汚し、それで満足するのが精一杯だった。
「…………」
自分で自分を慰めた後のあの虚しさ。それは解っているけれども、壁紙を前にした一弥
は、リビドーを抑えることができないのだった。


「――しょうがないわねぇ」
 受話器を手に母親がつぶやいた。文化祭の準備が思いのほか長引き、姉は時間までに帰
れそうにないと言うのだ。
「すいません、先生。ユカが、今日はどうしても都合つかないみたいで……」
 電話を切ると、母親はそう低頭に謝った。茉莉絵は落胆した様子だったが、口調は穏
やかである。
「高校生活最後の文化祭ですもんね」
「せっかくいらして頂いたのに、すいませんねぇ」
 母親がもう一度頭を下げる。一弥は複雑な気持ちだった。
「――あの」
「はい?」
 帰りかけた茉莉絵を母親が止めた。
「あの……もし宜しければ、今日は一弥の面倒を見て頂けませんか? 中学生になって
4ヶ月も経つのに、さっぱり勉強しようとしないんですよ。いつまでも小学生気分が抜
けないと言うかなんと言うか……」
「…………」
 母親の申し出に一弥と茉莉絵は沈黙した。一弥は不意に訪れた幸運に戸惑い、茉莉絵
は貰い損ねた時給を考えたのだ。当然、二人の答えは同じである。
「そうですね。そうしよっか、一弥くん?」
「う、うん」
「それじゃ、先生。お願いします」
 再び頭を下げた母親。一弥は心底からありがたく感じた。


 しかし勉強はあまり捗らなかった。それは一弥の飲み込みが悪かったせいではなく、
茉莉絵が真剣に教えようとしなかったからである。ほとんどが雑談で費やされていた。
「好きな教科は?」
「嫌いな科目は?」
「部活は何やってるの?」
 もっとも、茉莉絵が真剣に教えたところで一弥は集中できなかっただろう。憧れの女子
大生がすぐ隣に座っているのだ。シャンプーの香りが鼻孔をくすぐる。可憐な眼差しでじ
っと見つめられる。少し動けば手が触れ合う。――一弥の鼓動は早鐘を打ち続けていた。
 何よりも一弥を狂喜させたのは茉莉絵の格好である。まだ残暑が残る季節。ジーンズに
タンクトップという姿はあまりに無防備だった。茉莉絵が少しでも前かがみになると、
一弥の視界に豊かなバストが飛び込んでくる。ストラップレスのブラに包まれたふくらみ
は、見るからにやわらかく、誘惑的な谷間をつくりあげていた。
「…………」
 当然、幼いペニスはその挑発に乗せられた。すぐにでもポジションを整えないと、パン
ツの中に収まりそうにない。
「どうしたの?」
 不思議そうな目で茉莉絵が言った。一弥は誤魔化すしかなかった。
「う――ううん、なんでもない」
 だが右手は無意識のうちにポジションを整えていた。それを茉莉絵は見逃さなかった。
「もしかして勃ってるの?」
「えっ……あ、ダメっ!」
「あははっ。やっぱりそうだ。――ちょーカタい☆」
 一瞬の出来事だった。茉莉絵の手が一弥の股間に伸びたのだ。
「わ!」
 一弥は反射的に腰を引いたが、茉莉絵は手を退けようとしなかった。むしろ抵抗するこ
とが火に油をそそいでいる。
「すごいねー。谷間を覗いてただけなのに、もうこんなになってる」
「ま、茉莉絵さんってば!」
「ほら、動かないの!」
 一弥は恥ずかしくて泣きそうになった。胸チラを盗み見していたことは、とっくの昔に
バレていたのだ。なんだか弱みを握られた気がして、だんだん抵抗する気も失せてくる。
「そう、そうやっておとなしくしてるんだぞ」
 為すがままになった一弥を、茉莉絵は面白半分で弄んだ。その場で立たせて気をつけの
姿勢を命じると、ハーフパンツ越しにペニスを擦るのだ。ゆっくりと優しく、掌全体で。
時には棒の形を確かめるように、竿の両サイドを摘んだりする。かと思えば人差し指の腹
で、亀頭や裏筋をコチョコチョとくすぐった。
「――うぅっ……くっ!」
 初めて弄ばれるその感覚に、一弥の声も次第に拒絶から受容に変わっていった。気持ち
いいのである。既にスペルマの装填は完了し、いつ発射してもおかしくない状態だった。
「気持ちいいの?」
 上目遣いに茉莉絵が囁く。見下ろせば、座っていた時よりも容易に豊乳が覗き見れる。
どうせなら、このままではなくあの胸に向かって発射したい。憧れの女子大生の手で、
直接自分のモノをしごいてもらいたい。
 そう考えた一弥が、悶えながらお願いを口にしようとした時、不意にドアをノックする
音が聞こえた。

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