Page 1982 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼派手系女子大生えりかの毎日〜撮影会デビュー〜 ぷりひろ 12/9/25(火) 11:00 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 派手系女子大生えりかの毎日〜撮影会デビュー〜 ■名前 : ぷりひろ ■日付 : 12/9/25(火) 11:00 -------------------------------------------------------------------------
もう夏休みも残り少なくなってきたある日、事務所の担当者から電話があった。 「秋月さん、今月末の日曜日、撮影会あるんだけど出ない?」って。 「はい、いいですよ。でも服とかどうするんですか?」ときくと手持ちのでいいよ、ということだったので「外ですか?」ときくと午前は公園、午後はスタジオでそれぞれ1回着換えるらしいのです。そしてスタジオの後半は水着で、ということでした。 っていうことは服が3枚と水着1枚か、どれにしよう・・・。 とりあえず基本ポージングだけは前の日に事務所で教えてもらったけど、それも不安・・・。 そして当日、集合場所の公園の最寄り駅の改札を出るとスタッフの人が待っていてくれました。 「秋月えりかです。よろしくお願いします」とあいさつしてると一緒に出るモデルさんも来た。 同じ事務所でみかさんという人で24歳。160cmくらいの小柄な地味な感じで、まあモデルやるくらいだからデブではないけどあんまり美人じゃないし胸もなさそう。 でもキャリアは3年くらいあるらしく、「私、初めてなんでいろいろ教えてくださいね」と一応立てておきました。 そしてあらかじめ着替えておいた服で集合場所へ移動し、カメラマンさんが集まったところで早速撮影開始。 私はデニムのショーパンにタンクトップっていう普段着そのままって感じの衣装だったけど、これが意外に大人気。 脚はむき出しだし、胸はぴったりしたタンクだけだから谷間見えてるし、Gカップの胸の膨らみドン、って感じなんで結構ド迫力。 みかさんはおしゃれな高そうな白のワンピ。 2人別々に分かれて撮るのですが、10人くらいのカメラマンはほぼ全員が私に殺到したのです。 撮影会スタッフが「均等に分かれて撮ってくださーい」と声をかけるのですがみんな私を囲んで「えりかちゃーん、こっち目線下さい」「こっちもー」って毛穴まで写るんじゃないの、っていうくらいの望遠のついたカメラで迫ってきます。 みかさんを撮ってるのは独占できるから一応撮っておくか、という人が1人か2人ずついるだけでずっと私ばかり撮ってる人も。 「脚、長いねー」「顔立ちがくっきりしてるから映えるよ」とかカメラマンさんってほめ上手なんで悪い気はしません。 なかには「胸大きいね。何カップ?」とかめちゃストレートに聞いてくるキャバに来るようなエロオヤジもいたけど、笑って「えー、忘れちゃいましたぁ」とか適当にかわして。 そして休憩時間になり、着換え。 公園の駐車場の一番端の、周りに人のこない場所に止めたワゴン車の中でカーテンを引いてフロントガラスは日除けで覆って見えなくしておいてくれたので、みかさんが着替えた後、車に入って着換えてメーク直し。 今度はキャミにひざ上20cmのミニ。 これも普段ちょっと遊びに行くとき用の服なんだけど、これも前かがみになれば胸元ばっちり見えちゃうし、大人気。 もはや、みかさんは手持無沙汰状態。 気がきくカメラマンさんが時々撮ってあげるのですが、なんかかわいそうで。 そうこうしてるうちに午前の部が終わり、スタッフの方とみかさんの3人で車でスタジオへ移動。 午前だけだった予定の人も私をもっと撮りたいっていう人が増えて8人の予定が14人に。 スタッフの人が「秋月さんのおかげで午後の参加者、6人も増えたよ。すごい評判いいよ。」と言ってくれたのですごいうれしくて。 午後からはスタジオなので、午前よりさらに露出の多い、まゆに借りたキャバ用のミニワンピ。 小さめでピタピタだし、胸で押し上げられおっぱいはみ出しそうだし、そのせいで短い丈が余計短くなってもうひざ上どころかお尻を隠すだけ、みたいな感じ。 あまりにエロいのでスタッフさんが「そのコスで大丈夫?」と心配してくれたぐらい。 座るポーズはNGにしてもらい、なんとか乗り切ったけど、もう胸なんか半分は露出してただろうな、って感じ。 そして最後の水着。 今年買ったばかりの黒のビキニをお披露目。 みかさんと水着で並ぶと私との差は決定的でした。 横に並ぶと股下は軽く15cmは差があって私のお尻がみかさんの胸の下くらいの感じだし、胸はぐっとビキニを押し上げているGカップの私に対して、おそらくBくらいの一応膨らみがあるっていう程度。 「すげー」カメラマンさんのつぶやきが聞こえます。 撮影が始まるとカメラマンさんが私に殺到したのは言うまでもありません。 午前中よりさらに人数が増えてる中で目線を配り続ける私。 もはや、みかさんを撮ってる人は2人だけという状態。 それも私と交互に。 あまりのアンバランスさにスタッフさんが気を利かせて二人並んで撮りましょう、と提案したのですが、逆にそれが彼女のプライドを刺激したらしく、「いいですよ。私は。えりかさんを撮ってあげてください」と言って控室へ入ってしまいました。 あとからきくとずっと控室で泣いていたそうです。 彼女はそれから事務所もやめたことを聞き、事務所の人に「なんかみかさんに悪くて」というと、「秋月さんが悪いわけじゃないよ。この業界、女の子同士の比較って当たり前だからね。オーディションなんか相手が通れば自分が落ちるし、そういう世界だよ。」と言われ、こういうのって努力しただけじゃどうにもならないし厳しいな、と思った私でした。 |