Page 1658 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼妄想短編集『郷愁の断片』 Angel Heart 09/8/1(土) 20:52 ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 かさな 09/8/2(日) 0:18 ┃ ┗初レスどうもです。 Angel Heart 09/8/2(日) 1:17 ┃ ┣Re(1):初レスどうもです。 かさな 09/8/2(日) 4:14 ┃ ┗Re(1):初レスどうもです。 お疲れ様でした 09/8/3(月) 12:52 ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 ぷー 09/8/2(日) 8:45 ┣妄想短編集『郷愁の断片』 Angel Heart 09/8/2(日) 11:53 ┃ ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 かさな 09/8/2(日) 13:02 ┃ ┗Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 ラン 09/8/2(日) 22:21 ┣妄想短編集『郷愁の断片』 Angel Heart 09/8/2(日) 23:01 ┃ ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 かさな 09/8/2(日) 23:48 ┃ ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 gg9 09/8/3(月) 10:51 ┃ ┗Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 亀 09/8/3(月) 17:14 ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 朝比奈 09/8/4(火) 12:27 ┣妄想短編作『没の断片』 Angel Heart 09/8/4(火) 23:28 ┗妄想短編集『郷愁の断片』 Angel Heart 09/8/4(火) 23:30 ┣Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 通りすがり 09/8/5(水) 15:50 ┗Re(1):妄想短編集『郷愁の断片』 ピルロ 09/10/16(金) 16:37 ┗Re(2):妄想短編集『郷愁の断片』 Angel Heart 09/10/16(金) 22:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 妄想短編集『郷愁の断片』 ■名前 : Angel Heart ■日付 : 09/8/1(土) 20:52 -------------------------------------------------------------------------
Episode1『内緒の体験』 「よいしょ、と」 わざとらしくそう言って椅子に腰かけると、真祐子先生がフローリングにバッグを置いた。今日はパパもママも留守にしているから、8時30分までの2時間は、ボクと真祐子先生のふたりきりだ。 「約束……守ってくれたんですね」 真祐子先生が切りだす前に、ボクは自分から話し始めていた。ジョウダンでお願いしたつもりだったのに、真祐子先生がほんとに約束を守ってくれたからだ。ウソみたいな夢が現実になって、ボクは走り出したい気分になっていた。 「だってまもるくんがすごいお願いするんだもん。先生、頑張っちゃった」 「に、似合ってると思います。すごくきれいです……」 目を合わせられず、ボクはひとり言のようにつぶやく。 『テストで100点を取ったらエッチな服を着てくる』という約束を、真祐子先生が守ってくれているのだ。 胸元がだいたんに開いたニットに真っ白なミニスカート。それにピンク色のカーディガンを着ている。真祐子先生が家庭教師になってくれて、ほんとに良かった。 「それお世辞でしょ? ほんとは足が太いとか思ってるくせに」 どんっ、と真祐子先生が肩をぶつけてくる。ボクはなすがまま椅子ごとすこし弾き飛ばされた。時々真祐子先生はこういうことをするけど、お姉さん好きのボクにとっては幸せな瞬間だ。甘いようなさわやかなような、そんな香水がただよってくる。 「そんなことないです。真祐子先生の足、ぜんぜん太くないです」 「ほんとかなー?」 イタズラっぽい目でボクを見つめながら、真祐子先生が机の上のノートを閉じた。それで今日は勉強を教えるつもりがないことが、いくら鈍感なボクにも理解できた。ずっとあこがれていた空想が、今日という日に現実になる……。 「ノート閉じちゃったら、勉強できないですよ」 「うん? まもるくんは、おちん○んおっきさせながら勉強できるの?」 「…………」 「できないでしょ? だってすぐ隣で、先生のおっぱいが見えてるんだもん」 ユウワクするように、真祐子先生が手ブラする。胸元からビックリするくらいの谷間がのぞいていた。見るからにおもたそうな巨乳だ。 「な、なんセンチあるんですか」 「なにが?」 「おっぱい。真祐子先生の」 なにを聞いてるんだ、ボクは。 でもそんな言葉が自然と出てしまう雰囲気だ。真祐子先生も嫌がってはいない。 「触ってみたらわかるよ、きっと」 「ええっ……?」 「先生のおっぱいがなんセンチか当てられたら、ご褒美あげる。ほら」 戸惑うボクの両手を取って、真祐子先生がおっぱいを触らせた。初めてわしづかみにした女の人のふくらみは、想像していたより弾力があってモチモチしていた。 「お……おおきぃ」 「やわらかいでしょ? まもるくんの手で掴みきれる?」 おっぱいをモめた感動に、ボクは脳みそがふっとうする思いだった。ほっぺたが熱くなる。目が真剣になる。鼻息がふんふんと荒くなった。 「きゅ、90センチくらいですか?」 思いっきりおっぱいをモみながら、ボクはあてずっぽうに答えた。けれどエッチな漫画で興奮するレベルのボクに、触ってなんセンチか当てられるはずもない。 真祐子先生が手を交差させてバツをつくった。 「はずれ。先生のおっぱいはもっと大きいんです」 「じゃあ、91センチ」 「ぶー」 「92センチ」 「違ァう」 「93センチ」 1センチきざみで答えてゆくボクに、真祐子先生が首をふった。 「んもう、しょうがないな。これがヒント。はずれたらほんとにご褒美なしだよ」 「んむぐぐぐ」 頭をおさえてきた真祐子先生が、ボクの顔面をおっぱいにうずめた。あったかいニット越しに、真祐子先生のおっぱいを感じる。やさしくて、甘えられて、そしていやされるようなにおいだ。 「わかった?」 あっという間にぱふぱふを終わらせ、真祐子先生がたずねる。 ボクはまたあてずっぽうに答えたけど、やっぱりわかるわけがない。 「残念でした。正解は97センチです。ご褒美なしだね」 ふふ、と真祐子先生が笑う。ご褒美って、なんだったんだろう――? 「ね。おちん○ん、おっきしたんでしょ?」 からかうような目で真祐子先生が言った。 あこがれのお姉さんにはずかしめられるよろこびが、ボクの心を満たしてゆく。 「ちょっとだけ――。女の人のおっぱい、初めて触ったから」 「先生が見てもいい?」 「う……うん」 ボクは素直にうなずいていた。 真祐子先生がベルトをゆるめてくれて、パンツごとズボンをおろされる。ボクはまるで着替えを手伝ってもらう幼稚園児ように、なすがまま身をまかせていた。 いっしょうけんめい立ったそれを見られると、ボクの心は満足感でいっぱいになった。 「あ……すごい元気。全然『ちょっとだけ』じゃないじゃん(笑)」 「そんな。触ったら……」 「うん? 触ったらなァに?」 真祐子先生がおちん○んをつまんでいた。自分で気持ちよくなる時とは違う、なんだか遊ばれているような感覚がある。情けないような、それでいて嬉しい気持ちだ。 「挟んであげよっか?」 「えっ?」 「先生のおっぱいに、まもるくんのおちん○ん」 「い、いいんですか?」 「いいよ。でもお父さんとお母さんには、絶対に内緒ね」 真祐子先生が鼻先に人差し指を立てる。ヒミツの空気にどきどきした。 「どうすれば……いいんですか?」 ウロたえるボクに、真祐子先生がカーディガンを脱ぎながらささやいた。 「大丈夫。先生にまかせればいいから」 それからニットのボタンを順番に外して、なんのためらいもなくブラジャーだけになった。フリルのついた黒いカップ。包みきれない巨乳がもうこぼれている。そして背中に手をまわして一瞬でホックを外すと、ストラップを両肩同時にずりさげた。 カップがめくられて飛び出してきたのは、97センチもある先生の巨乳――。 「そのまま座ってて」 足首までさがっていたボクのズボンとパンツをはぎとり、真祐子先生がマタの間で立てひざになった。本気で挟むつもりなのか、手首にはめていたゴムを手にとって、長いかみの毛をうなじ辺りでたばねる。 そうして、ふたつのおっぱいを持ちあげると、びんびんに立ったおちん○んをやさしく包んできたのだった。 「あっ……」 「ふふ。挟んじゃった」 真祐子先生の谷間に、ボクのおちん○んがすっぽりうもれている。くすぐったいような責められているような、そんなふしぎな感覚だ。 「す……すごいきもちいい……」 「やわらかいでしょ? 先生のおっぱい」 「はぁ……はぁ」 ただ挟まれただけなのに、もうたまらなくなっている。 真祐子先生がおっぱいをゆらすと、がまんするヒマなんてなかった。 「ぃ、イく――……!」 景色が吹き飛ぶ快感。おちん○んが壊れそうなくらいしびれ、腰がガクガクくだけた。不安になるくらいたくさんの精子が、どぴゅっ……ぴゅっ……とまらない。 あっという間に汚れた谷間を見て、真祐子先生がいつもの笑顔を浮かべた。 「なァに? 先生のおっぱい、気持ち良過ぎて我慢できなかった?」 「…………」 授業が終わるまで、まだたくさん時間が残っていた。 Episode1『内緒の体験』END |
これからどのぐらいのペースで発表していく予定でしょうか? |
>かさなさん。 拙作に初レスありがとうございます<(_ _)> 『郷愁の断片』全3編はすでに書き上がっていますので、順次アップしていく予定です。 基本的にいつも通り1日1編ずつ投稿する予定ですが、明日――もう今日になりましたが――以降の予定次第では残りを一気にアップするつもりでおります。 戯れに書いた妄想物語。かさなさんと思いを共有できれば幸いです。 つまらないかも知れませんが、またご感想を頂ければありがたいかな、と。 作者的には、やっと「書きたいものを書けた!」と、そういう気がするんです。 気のせいですけど。 これから紡ぐ(アップする?)妄想物語に感銘を受けた方、宜しければ数分ほど時間を割いてキーボード叩いて下さいな。 皆様のご感想が、今後の創作エネルギーになりますので。 でわ、またお返事できる機会を願って。 レス二桁行って! ……目標二桁。おれ頑張れ(笑) |
いえいえこちらこそ。 真祐子先生のプロフィールとかってあるんですかね? あれば是非(笑) 今後とも応援しています。 |
こういうなし崩し的誘惑シチュは、一期一会がふさわしい(と思う)。 「郷愁〜」という言葉がピッタリ。 短編三作ということで、また長編とは違う面白さがあります。 今後も楽しい作品をお待ちしております。 |
早速オカズにさせていただきました!家庭教師もの大好きです!ありがとうございます! Angel Heartさんはまさに神的存在です。過去の作品も何度オカズにさせていただいたことか分かりません。Hまでに至る盛り上げ方、心理描写がすごく丁寧で何度読んでも興奮させられます。巨乳お姉さんのあま〜い雰囲気や誘惑するセリフ、ツボを心得たフェラやパイズリや手コキのテクニックがたまりません。 これからも無理をなさらない程度に投稿をよろしくお願いします。 |
Episode2『稚拙な企み』 ひとつ上の階に住む藤井さん宅の康平くんは、良い子だけど少しおとなしい男の子だ。 マンションで擦れ違っても「おはようございます」とか「こんにちは」とか、聞こえるか聞こえないかくらいのか細い声で挨拶するだけで、全然私と目を合わせようとしない。気を利かせてこっちから話し掛けても、やっぱり「はい」とか「いいえ」とか、俯いたまま首を動かすだけだ。まぁ性格だから仕方ないけど、私からすれば「もっとはっきりすればいいのに」と、なんだかもどかしく思ってしまう。なぜって、康平くんはそうすれば絶対女の子にモテる顔だからだ。 そんな康平くんが私の家にやって来たのは、買い物から帰って来てすぐのことだった。鍵っ子にするのは心配なので、同僚の結婚式から帰るまで面倒をみてほしいと、そう康平くんのお母さんからお願いされていたのだ。康平くんのお母さんとは、フラワーアレンジメントの教室を通じて仲良しだった。 遠慮がちにソファに座る康平くんに向かって、私はクッキーとジュースを差し出した。 「なんにもないけど、試しに作ってみたクッキーだから、良かった食べてよ」 「どうも……」 「美味しくないかも知れないけど」 「…………」 康平くんは膝の上に手をおいたままだ。普通なら、ここで「手作りなんですか?」とか「美味しそう」とかリアクションがあるはずなのに、康平くんは黙っている。いきなり会話が終わってしまった。あと2時間、私はこの空気に耐えられるのだろうか? ……それから私は、洗濯物をたたんだりアイロンをかけたり、あるいはレシピ本を捲りながら晩ご飯の下拵えをしたりして時間を過ごした。子供はまだいないけど、一応、これでも主婦だから家事が仕事なのだ。婚活で知り合った夫とゴールインしたのは去年。31歳の時だ。 康平くんは相変わらず地蔵みたいに座ったままで、時々問い掛ける私に一言か二言で返事をした。ゲームでもあれば良かったのだけど、残念ながらこの家にはない。暇潰しにテレビを点けてあげられるだけだった(クッキーは食べてくれた) ただ、そんな気まずい空気の中で私が疑問に思ったのは、康平くんの視線をふと感じることだ。なにか言いたげにこちらを見て、私と目が合えば慌てて視線を逸らす。気を利かせて「なに?」と聞いても「いえ」と誤魔化すのだ。明らかになにか考えていた。 私はニンジンを切りながら推理した。康平くんはなにを考えているのだろう、と。 でも答えは出なかった。なんとなく分かる気はするのだけど。 預かり始めてから1時間。ようやく康平くんの方から話し掛けてきた。 「あ、あの」 「うん?」 「ちょっと相談にのってもらいたいことがあるんですけど……」 「相談? 私に?」 相談というなんの脈絡もない言葉に、私はふと興味を惹かれた。まさか32歳にもなるこんなおばさんに、「クラスに好きな女の子ができた」とか、そんな思春期の悩みを打ち明けるつもりなのだろうか。 私は包丁を置いてタオルで手を拭くと、緊張した面持ちの康平くんの隣に座った。 「なに? 相談って?」 「……ボク、病気かも知れないんです」 「えっ?」 思わず頓狂な声を上げてしまった。病気とは一大事だ。いったい、康平くんはどんな症状に悩まされているのだろう。 「こういうことはお母さんには言えないから、お姉さんじゃないと」 「…………」 唐突にお姉さんと呼ばれてきゅんっと嬉しくなる。「どうせおばさんだから」と諦めていたのに、いきなり女心を衝かれたからだ。不謹慎にも私は心が弾んだ。 「病気って? どこか具合でも悪いの?」 「具合が悪いとかじゃないんですけど、でも絶対ヘンだから……」 康平くんが目を逸らす。ふぅっ、と大きく息を吐いて、どこか決心している様子だ。 「なに? どうしたのか教えて」 「……お、おちん○んが大きくなるんです。こんな風に」 と、いきなり康平くんがズボンを下げて男の子の印を見せた。 なんでそんな状態になったのか分からないけど、康平くんのそれはお腹までそり返ってぴんっと元気に上を向いていた。まだ象さんのままの、亀になり切れていないおちん○んだ。 私は驚いて「あ」と掠れた声を上げた。でもそれで康平くんがなにを考えていたのか全部分かった。 康平くんは、私におちん○んを見てほしかったのだ。 この年頃の男の子は、性の芽生えで年上の女性に憧れる。願いを叶えてくれる存在を求めるように、やり場のないリビドーを本能的に向けるかのように。 それはたとえ相手が32歳の人妻でも同じだ。康平くんにとって私は「お姉さん」であって「近所のおばさん」じゃない。性的な関心を満たしてくれるはずの、妄想で描いた女神とイコールなのだ。 たぶん――いやきっと、康平くんの頭には完成したシナリオがある。私が本気で騙されておちん○んを触るような、そんな都合のいい展開が。病気だって嘘をついたのも、そんな見え透いた企みに違いない。 けれど私はその脚本に乗った。稚拙な企みに気づかないふりをしようと、そう考えたのだ。こんなどこにでもいるおばさんに、ずっと憧れてくれていたお礼に。 「大丈夫? すごい腫れてるよ?」 私はさも心配そうなふりをして、康平くんのおちん○んを触った。健気だけど立派に硬くなっている。いたわるように裏側を撫でてあげると、康平くんが少し戸惑った。自分の思い通りに進んだのが信じられないのだ。 「病気……ですよね」 「ううん、分からない。でもお医者さんに行くくらいじゃないと思う。痛い?」 「痛くはないです。でもお姉さんにそうやってなでてもらうと、なんか治りそうかも……」 「そう? 撫でてればいいの?」 「は、はい。ずっと……」 康平くんはソファに座りながら天井を仰いで、心地良さそうに目を瞑った。きっと初めておちん○んを触られる喜びに浸っているのだ。くすぐったくて気持ちいいのか、時々おちん○んがぴくんっと跳ね上がる。康平くんの顔が嬉しそうに歪んだ。 「ね。どんな時にこんな風に腫れちゃうの?」 「ええっと……」 「うん?」 「本とかで女の人の裸を見たり、お姉さんのお、おっぱいが気になったりすると……」 「おっぱい?」 康平くんが頷いて私の胸を見る。 ポロシャツ姿の私はFカップ。自分で言うのもなんだけど、私の胸は広めのU字型にふくらむかなりやわらかい豊乳だ。思春期真っ盛りの男の子にとっては、言われてみれば気になって仕方ないかも知れない。 「そうなんだ。でもヘンだね。そんなことでおちん○んが腫れちゃうなんて」 私は本気で不思議がるふり。期待通り、相談にのってあげながら。 「ど、どうなってるんですか。お姉さんのおっぱいって」 「うん? べつに普通よ。他の人と変わらないもの」 そう言って、両胸を手で覆う。 康平くんが息を呑んだ。 「分かんないです、ボク。だって直接見たことないから」 これが台本だ。無知を装えば、私がおっぱいを見せてくれる筋書きに違いない。なんて浅はかな(笑) 「ふふ。言われてみればそうよね。康平くんに見せてあげたことなんかないんだもの。……ほら、これがお姉さんのおっぱい。お母さんと同じでしょ?」 私はおもむろにポロシャツを捲り、康平くんにふくらみを見せてあげた。あんぐりと口を開けて目を丸くするので、ついでにブラジャーも捲ってあげる。90センチのFカップは、思春期の心に素敵な傷を残すかも知れない。 「お、おっきぃ……」 「あ、そうだ。腫れに効くお薬があるから塗ってあげるね」 私は立ち上がって薬箱からクリームを持って来た。もちろん、元気なおちん○んに塗っても無害な、ただのスキンケア・クリームだ。 「触ってみてもいいですか?」 「どうぞ」 隣に座り直した私の胸に、康平くんが恐る恐る手を伸ばす。けれどそれは、興味本位に揉むと言うより、遠慮がちに手のひらにのせて弾ませる感じだった。経験したことのないやわらかさに、意外そうな、驚いた顔をしていた。 私はおっぱいを揉ませながら、スキンケア・クリームを手に取って康平くんのおちん○んに塗った。裏側だけをそっとなぞる感じで。くすぐったそうにおちん○んが跳ねた。 「ね。包茎のままだと病気になりやすいって知ってる?」 「えっ?」 「皮に包まれてるから、そういう所にばい菌が溜まっちゃうの。ひょっとして康平くんのおちん○んが腫れちゃったのも、それが原因かも知れないよ?」 スキンケア・クリームをテーブルに置いた私は、かわりにウェットティッシュを手に取った。 そして康平くんのズボンとパンツを全部脱がせて、股座で膝をつく。 左手で皮を摘んでゆっくり捲ってゆくと、康平くんが不安げな様子で私を見た。 「な、なにするんですか……?」 「ムいてきれいに拭いてあげる」 「……っ――」 「痛い?」 皮がきつそうに捲れて亀頭が顔を覗かせる。康平くんの顔が少し歪んだ。 でも大人になれば包茎から卒業できるおちん○んだ。充血した亀頭が現れる。 「……っ――……っ」 優しく拭いてあげると康平くんの腰が引いた。初めてムケたから過敏なのだ。 私は根元を摘んで真っ直ぐに立たせ、すぼめたベロで亀頭をくすぐってあげた。 「そ、そんな」 「おまじない。康平くんのおちん○んが早く治りますようにって」 戸惑う康平くんを無視して、私はれろれろとくすぐる。一ヶ所だけ愛撫してあげればいい。咥えるつもりはない。 「はぁ……ああっ」 くすぐったくて気持ちいい感覚に、康平くんが声を漏らす。唇を噛んで、腹筋に力が入るのが分かった。フェラチオも台本の中にあったかも知れないけど、これでわけが分からなくなったはずだ。頭が真っ白になっている。 「ふふ。なんかもっと腫れてきちゃった(笑)」 悪戯っぽく微笑みながら、私は舌を動かし続けた。亀頭の裏側を縦と横に、れろれろと高速でくすぐる。時にはおちん○んの真上から舌をすぼめさせて、渦巻きを描くように先っぽを舐めた。耐えられない快感に襲われ、康平くんは唇を噛んで天井を仰ぐ。憧れのお姉さんに遊ばれる、自分のおちん○んを見つめる。 「で、出そうです」 「なにが?」 「わ、分かんないけど、なんか……」 射精の知識があるとバレているのに、まだヘタな演技を続ける康平くん。 私も稚拙な企みに乗り続けた。 「ひょっとして毒かも。だからおちん○んが腫れちゃったんだよ、きっと」 「ど、毒?」 「お姉さんが出してあげる」 そう言って、私は谷間に元気なおちん○んをあてがい、自信があるやわらかいおっぱいで挟んであげた。康平くんのなんて簡単に埋もれる。両手を組むともっと元気になるのが分かった。 「ああっ。お姉さんのおっぱいに……」 「うん? 挟まれて治りそう?」 「な、治ります……絶対」 「じゃあ治療してあげる。毒なんかすぐ出ちゃうんだから」 「く――っ!」 手を組んだままゆっくり上下させると、康平くんが小さく悶えた。舌とは違う感覚に困惑したのだ。硬いおちん○んをやわらかく包まれて、思春期の心にはどんな気分が広がっているのだろう。 「気持ちいい?」 「す、すごく……」 「我慢しなくていいからね。出そうになったら、お姉さんの谷間に出していいから」 無言のままうなずく康平くん。明らかに射精が近い。 私は余計なことなんかしないで、ただ素直に上下させ続けた。 ムケて敏感なおちん○んが、谷間のなかで満足げに膨張する。 「ぃ、イキそう……ぉ」 「出ちゃいそう?」 優しく射精に導いてあげるように、少しだけ擦るスピードを上げてあげる。 康平くんの腰が引けて顔が真剣になった。 「ぃ、イクっ――ぅ!」 その途端、谷間で顔を覗かせた亀頭から、とんでもない勢いで精子が噴射した。 びっくりするくらいの精液が次々と飛び散って、私の顎に、谷間に、のけぞる康平くんの上着に降りかかった。 けれど射精は止まらず、どぴゅっ……っぴゅっ……と、量を減らしながら飛び散り続ける。みんな勢いが良かった。ありえないくらい長い射精だった。 私は余韻に浸らせてあげるように、射精を終えたおちん○んをスローテンポで挟み続けた。 「たくさん出たよ。おちん○んを腫れさせてた原因」 「ハァ……はぁ、はぁ」 「拭いてあげる」 私は顎やおっぱいに飛び散った精子より先に、康平くんのおちん○んをウェットティッシュで拭ってあげた。射精直後で敏感なのか、裏筋を撫でると、真上からかぶせて先っぽを拭き取ると、康平くんはくすぐったそうに腰を引いておちんち○んをピクつかせた。 やがて余韻も終わり始めたみたいで、あんなに元気だったおちん○んが急に萎えてゆく。 「あ。治ったよ。普通に戻ったもん」 人妻に憧れる稚拙な脚本家は、「うん……」と満足げにうなずいていた――。 ※ ボク達が性に芽生え始めた頃、あなたの存在は誰よりも輝いていました。 あんなにすぐそばにいたのに なぜ遠くに感じられたのでしょう? こんなに恋焦がれていたのに どうして気づいてくれなかったのですか? ――年上のお姉さん。 性の迷宮で戸惑うボク達は ずっと、あなたが手を差し伸べてくれることを待っていたのです。 その女神のような微笑みで そのすべてを許してくれる優しさで もう一度 あの日を忘れないボク達を導いてくれませんか? Episode2『稚拙な企み』END |
巨乳描写が素晴らしいですね。 キャラもいい(笑) |
毎回楽しく読ませていただいています。丁寧な描写にいつも興奮しています。 今回も期待しています。 |
Episode3『慶太郎の夏』 ……サッカーなんて始めるんじゃなかった。 ボクは頭からふとんをかぶり、あらためてそう後悔した。 GK、FW、MF、DFと、使ってもらえるポジションが4つもあるのに、ボクのポジションは決まってBSだからだ。 まぁ、これはボクが勝手につけた名前なんだけど、略さないで言えば「ベンチで座りっぱなし」だ。みんなは補欠って呼ぶことが多い。 せっかく練習したのにピッチに立たせてもらえず、かんとくに頼めばスルーされる。 そのくせ試合に負けたら怒鳴られるのは一緒で、良いことなんてなにもなかった。ボクよりへたなやつが、チームにはたくさんいるのに。 旅館の広いけどぼろっちぃ部屋には、そんなボクの仲間たちが並んで眠っている。今日と明日の2日間、夏休みを利用して遠征にきているのだ。県外のジュニアチームと練習試合をやって、実力強化を図るためだった。ほとんどのメンバーが参加していた。 「Zzzzzz……Zzzzzz」 「ぐーぐー……すぴーすぴー……」 「ぐごごご……ふんが。ぐおごごご……」 試合で疲れたはてた仲間たちは、さっきから豪快ないびきをとどろかせている。ふとんをかぶっても聞こえるくらいで、たったひとり疲れていないボクには、余計に眠れない理由だった。おまけにクーラーなんかない旅館だから、ふとんをかぶればさらに暑い。 (ああ、もう!) ボクはたまらずふとんをはねのけた。まだ10時になったばかりなのに、これじゃどれだけ悶々とするんだ、朝まで。ほんと、サッカーなんて始めるんじゃなかった。 ボクはからだを起こし、真っ暗な部屋に目をこらした。ヒマつぶしにテレビでも見たいけど、100円入れないと電源がつかないやつだ。ママからもらったおこづかいはあと400円。こんなところで使うのももったいない。 「はぁ……」 ボクは深いため息をついて、いびきが聞こえない外に出た。 部屋を抜け出したボクは、薄明るい一階のロビーでぼんやりソファに座った。 と言っても少し広いだけの廊下で、ぽつねんと置かれたソファも所々破れている。しんと静まり返ったロビー(廊下?)には自販機のうなる音だけが響き、非常灯がブキミに点滅していた。 ああ、早く帰ってゲームがやりたい。ゲームの世界でなら、ボクは「伝説のファンタジスタ」になれるんだから――。 「……で、メール送ったんだけど、佳織が見てなかったの。ほんとありえない」 「佳織が?」 「まァ、あとで聞いたらその日だけケータイ忘れてたっぽかったんだけど」 「だから佳織焦ってたんだ、あの時」 アホみたいにぽかんとしていたボクは、ふと話し声が聞こえてハッとなった。 見てみると、3人のお姉さんたちが階段をおりてくるところだった。 (あれ……このお姉さんたち……) 見覚えがあった。みんなで晩ご飯を食べた時、確か近くのテーブルに座ってた3人だ。なんか旅行中みたいで、明日の行き先はなんとかって言っていた気がする。 「焦ってたって?」 「あのね、私がバイト先の…………きゃ!」 ツインテールに髪を結ったお姉さんが、小さな悲鳴を上げて立ち止まった。階段をおりきったところで残りのお姉さんたちも立ち止まる。ボクに気がついたのだ。 「あ……ごめんなさい。驚かすつもりじゃ……」 ボクは慌てて立ち上がった。 「びっくりしたァ。誰かと思ったら、夕ご飯の時のサッカーくんじゃない」 ツインテールお姉さんが胸をなでおろす。緑色のハーフパンツにピンク色のプリントTシャツを着ていた。 「なにやってるの? こんなところで?」 首を傾げたのはアゲ嬢っぽいお姉さんだ。こちらはデニムのホットパンツにタンクトップ。銀色のネックレスがキラッと光っていた。 「べつになんにも。ただ、眠れなくて部屋を抜け出してきてたんです」 「いいの? 怒られちゃうんじゃない、あの恐そうな監督さんに」 微笑んで言ったのはいかにも優しそうなお姉さんだ。サテンのショートパンツに上はキャミソールだけ。やっぱり暑いらしい。 ボクは「大丈夫です」と首をふった。 「かんとくとコーチはべつの部屋だから」 「そっか。じゃあひとりで夜更かししてたんだ」 自販機に向かい、アゲ嬢お姉さんがコインを入れる。ボタンを押すとがこんっ……と大きな音が響いてジュースが落ちた。 お姉さんがボクを振り返る。 「サッカーくんはなにがいい? おごってあげるよ」 「えっ?」 「喉渇いてるでしょ。お姉ちゃんがおごってあげる」 続けて3人分のジュースを買ったあと、またアゲ嬢お姉さんがお金を入れた。全部のボタンにランプが点灯する。 「いいんですか?」 「いいわよ。120円くらい」 ボクはその言葉に甘えて自販機の前に立った。そして少し迷ってからスポーツドリンクを選ぶ。 がたんっ、と音がしてジュースが落ちた。 「はい」 「どうも」 恐る恐るお姉さんからジュースを受け取ったボクは、けれどその瞬間に「あっ」と心のなかで叫んでいた。取出し口にしゃがむお姉さんのタンクトップから、おっぱいの谷間が見えていたのだ。大きかった。残りのお姉さんたちも巨乳だと気がついた。 「ね、サッカーくん。ヒマなら遊びに来ない? お姉ちゃん達の部屋に」 「部屋に?」 「そ。3人だとつまんないの。男っ気がないから(笑)」 ゆっくりと立ち上がるお姉さん。 ボクは戸惑って言葉が出なかったけど、でも知らないうちになずいていた。 アルミ缶を軽く振りながら、アゲ嬢お姉さんがボクの背中を押す。 「オッケー。じゃ、行こっか」 アゲ嬢お姉さんの名前はめぐみさんと言った。 ツインテールお姉さんは翔子さんで、優しそうなお姉さんはまどかさんだ。 3人とも女子大生で、やっぱり旅行中みたいだった。明日にはとなりの県に移動するって言うから、ボクは幸運にも出会いをつかまえたわけだ。 ボクも慶太郎と自己紹介して、チームではBSだって教えた。 BSの意味を教えるとお姉さんたちが「なにそれ!」って笑ったけど、補欠で良かったと思えたのはそれが初めてだった。レギュラーだったら今ごろは疲れて夢のなかで、お姉さんたちに誘われることなんてなかっただろうから。 ……それからボクは、ふとんが敷かれた部屋でくだらない話に盛り上がった。 年上のお姉さんたちに囲まれる幸せな時間。1時間なんてあっという間に過ぎた。 けれどまどかさんの提案で『大貧民』をやることになると、みんなの顔が真剣になったのだった。なぜって、負けたら――「大貧民」になったら服を一枚ずつ脱ぐルールになったからだ。 気がつけば、ボクがパンツ一枚、めぐみさんがノーペナルティ、まどかさんがキャミソールとバイバイ、そして翔子さんが下着だけの姿になっていた。あと1回翔子さんが負ければ、上か下のどっちかがすっぽんぽんになる……。 「2枚です」 勝利を確信して、ボクはスペードとハートのJを出した。手元に残るのはAが1枚。翔子さんがパスすれば、自動的に「大貧民」決定だ。 「パス……と言いたいところだけど、実はあるんだなー」 ふふ、と微笑んで、翔子さんがダイヤのQとジョーカーを組み合わせてきた。カス札しか持ってないと思ってたのに、強いカードは残してたのか……! (2枚とか同時に出すな。エースより弱いカード出せっ) 心のなかでそう念じるボクを見て、翔子さんが場札を片づける。 そして放り投げるように出してきたのは――。 「はい」 「あっ、ボクの勝ち」 クローバーの7だった。 「えーっ!? また負けちゃったのー?」 「ほら。早くブラかショーツ脱ぎなさいよ。大貧民」 ちょっと馬鹿にするような口調でまどかさんが言った。 翔子さんは悔しそうにうなってたけど、 「んもう、恥ずかしいけど取っちゃえ☆」 と、思い切った様子で背中に手を回した。 ホックが外されて飛び出てきたのは、ツインテールが垂れかかるおおきなおっぱい。 「お、おっきぃ……」 あんぐりと口を開けて、ボクは翔子さんの胸をガン見した。女子大生のおっぱいがこんなになってるなんて、は、初めて知った……。 「ちょっと慶太郎くんってば。そんなじっくり見ちゃダメだよ。お姉ちゃん、照れちゃうじゃん☆」 はずかしそうに微笑みながら、翔子さんがボクの視線辺りに手をかざした。 まどかさんが味方するように語りかけてくる。 「仕方ないよね、男の子なんだもん」 「う、うん……。ごくん」 「Hカップあるんだって、あのおっぱい。すごくない?」 「…………」 まどかさんとめぐみさんの言葉は耳を通り抜けて、ボクは翔子さんの胸にただ見とれていた。やわらかそうに垂れふくらむ、ずっとあこがれだったおっぱい――。 「ね、めぐみ達も一緒に脱がない? けっこう爽快だよ、裸になると☆」 はずかしさなんてぶっ飛んじゃったのか、翔子さんが誘った。 めぐみさんとまどかさんが困りながら、でもイタズラっぽい目で顔を見合わせる。 「えー……どうしよっか? 脱いじゃう?」 「でも恥ずかしいよね。やっぱり……ふふ」 どきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどき。 痛いくらい早鐘をうつ心臓に、ボクはうつむくしかなかった。 ……けれど1分後。 ふたりのお姉さんたちは――いや、翔子さんまでもが全部服を脱ぎさって、真っ赤になるボクを裸で取り囲んだのだった。 「すっごぃ顔が赤くなってるんだけど(笑)」 「さっきみたいに見ないの? お姉ちゃん達のおっぱい」 「…………」 「みんな裸だから照れてるんでしょ?」 「そうなの? 照れてるの?」 お姉さんたちがせまる。 「照れなくていいじゃん☆ 慶太郎くんも脱いじゃえばいい☆」 「わ……!」 翔子さんに押し倒されて、ボクはふとんの上にあお向けになった。「大貧民」になったからパンツだけだ。イタズラ心に火の点いたお姉さんたちが、それめがけて襲ってくる。 「だ、だめ」 「ダメじゃない。慶太郎くんも脱ぐの」 「わ――ちょっとタイム、タイムだってば!」 「タイムとかないもん」 「パンツ……パンツ破れるっ」 さんざんモがいたけど、やっぱ3対1じゃ勝てるわけがない。 まどかさんと翔子さんに手首をつかまれてる間に、めぐみさんに脱がされてしまった。 「あ。元気なおちん○ん見っけ☆」 「…………」 「超びんびんじゃん。お姉ちゃん達で興奮してたの?」 分かってるくせに意地悪く聞くめぐみさん。丸くかたちのいいおっぱいが、座りなおすとぷるん……とちょっとだけ揺れた。 「トランプやってた時、ずっとおちん○んおっきさせてたんだ?」 まどかさんまで意地悪する。でもその色白で豊かなおっぱいは、甘えても怒られないかも知れない。 「かわいい☆」 と、翔子さんがたまらずちん○んをつまんできた。そして軽くこすりながら、思わずもだえるボクを見つめる。 「く、くすぐったいですって」 「うん? くすぐったいの?」 「な、なんかちん○んがモゾモゾして……ぅひゃひゃひゃひゃ!」 「ほんとだ。すごぃ悶えるんだけど(笑)」 めぐみさんまで触ってきた。裏側をなでている。 「えいっ」 と、まどかさんは袋をモんだ。 お姉さんたちにいじられて楽しいけど、なんかだんだん、くすぐったいって言うかヘンな気持ちになってきた。ちん○んに満足感が広がるような、そんなモヤっとした気持ちだ。 まどかさんがボクを見下ろした。 「おちん○ん気持ち良くなってきたんでしょ?」 「うん……」 「顔見れば分かる。さっきと変わったもん」 「あ――!」 その時すごいくすぐったくなって、ボクは思わずからだをくねらせた。なんでそうなったのか分かんない。見ればめぐみさんが先っぽをなぞっていた。 「慶太郎くん、もうちょっとこっち来て」 ボクの足下で正座になった翔子さんが、ぐいっと両足を引っ張った。 そしてそのまま腰をカニ挟みさせる。 「あ……いいなァ。翔子お姉ちゃんがね、今から慶太郎くんにすごい気持ちいいことしてくれるみたいだよ」 「な、なに……?」 「我慢できないかも」 よく分かんないけど、めぐみさんが真横で微笑んでいた。だいたんにもめぐみさんはあぐらをかいてるから、目を向ければ毛に覆われた世界が見える。くすんだピンク色の、貝みたいなビラビラがハミ出た複雑な眺めだ。妹と全然違うことにボクは驚いた。 「よいしょ、と」 ツインテールを背中に振り払い、翔子さんが体勢を整える。 そして真っ直ぐに立てたちん○んを谷間に挟むと、ふたつのおっぱいでスリスリとこすり立ててきたのだった。 「あ……おっぱいに……っ」 「やわらかいでしょ? お姉ちゃんのおっぱい」 ボクを見つめ、翔子さんが得意げに微笑んだ。ちん○んが谷間で見えなくなって、もっと立っちゃいそうなやわらかさに包まれる。ボクは少し戸惑ったけど、すぐにそんなことは忘れて目をつむった。 「超気持ち良さそうなんだけど(笑) うっとりって感じ?」 「良かったね。翔子お姉ちゃんにパイズリしてもらえて」 谷間のやわらかさにもだえるボクに、めぐみさんとまどかさんが言った。それが“パイズリ”だって言うのを、ボクは初めて知った。 「これも気持ちいい?」 翔子さんが左右のおっぱいを交互に揺らす。一瞬でくすぐったさが暴発した。 「だ、だめ。ちん○んがすごいモヤモヤするっ」 「うん?」 翔子さんがぷるぷると揺らし続ける。すっぽりと谷間にうもれたちん○んを見下ろして、おおきなおっぱいでこねくり回した。 「あっ、……はぁ……ハァっ!」 わけが分かんない気分にボクはのけぞった。背中にふとんがこすれた。 「まどかお姉ちゃんにもやってもらおっか?」 やっとちん○んを解き放って翔子さんが言った。 交代でまどかさんがカニ挟みさせて、前のめりにおっぱいを押しつけてくる。包みこむって言うより、そり返るちん○んに谷間をこすりつけてくる感じだ。 「き、気持ちいい……っ」 「分かるよ。慶太郎くんのおちん○ん、お姉ちゃんの谷間ですごい硬くなってるもん」 ゆっくりとからだを上下させて、まどかさんがパイズリする。強めにおっぱいを押しつけられてるから、こすられるたびに皮がめくれそうになる。けれど痛いんじゃなくて気持ち良かった。 「おちん○んにパフパフ☆」 ちん○んを左右から圧迫する。はんぱに水を入れた水風船みたいな、ムニュムニュする感触だった。おっぱいがたぷんたぷん揺れた。 「めぐみお姉ちゃんにも挟んでもらおうよ。ね?」 と、まどかさんがウィンクする。 めぐみさんがちん○んを挟んだ。超やわらかい。 「精子出そう?」 「も、もうすぐ」 「じゃあお姉ちゃんのおっぱいで出そうよ。慶太郎くんの精子」 めぐみさんがこすり始める。手を組んでユサユサ揺らす感じだ。 でもスピードが速いから、ムズムズした感じがあっという間に爆発する。 「で、出ちゃう――精子出ちゃう……!」 「いいよ。お姉ちゃんのおっぱいにいっぱい出して」 それでもボクは、あと少しだけめぐみさんのパイズリを味わいたいと思って、唇をかんで我慢した。3人の中で一番フィットするおっぱい。やわらかくてすごい気持ちいいっ。 「我慢しなくていいよ。……ほら、ピュって」 ――っっ…………ぅっっ!! イクって言えなかった。ムズがゆさが広がってモウレツな幸せがボクを襲った。 「あ。出たっ」 どぴゅっ……どぴゅっ! 「すごい飛んでる(笑)」 ぴゅっ、っぴゅっっ……どぴゅ! めぐみさんがおっぱいを揺らし続ける。何回にも分けて精子が飛び散った。 「あーあ。自分の顔にまで飛ばしてる」 ほっぺについた精子を、まどかさんがぬぐってくれる。 めぐみさんはずっとパイズリをやめなかった。精子を全部しぼり取るように、だんだんスピードを緩めながらも。 最後の一滴まで発射させると、めぐみさんがやっとちん○んを離してくれた。 「超いっぱい出たじゃん。お姉ちゃんのおっぱい、そんな気持ち良かった?」 「す、すごく……ハァ、ハァ」 「天国だったしょ? 順番に挟んでもらえて」 翔子さんがボクの顔をのぞき込む。ボクはうなずくしかなかった。 とんでもない量の精子をまき散らして、あお向けになったままのボク。 ティッシュを手に取ったお姉さんたちが、いっせいに精子をふいてくれた――。 「じゃあ、荷物を持ったらバスに乗るように。いいか、忘れ物がないようにするんだぞ」 「はい!」 翌朝――。 朝食を食べ終わるとかんとくがこれからの動きを指示した。ボクたちは荷物をまとめてバスに乗って、また次の試合会場に向かうのだ。たっぷり睡眠をとった仲間たちは、ヒットポイントが全快して元気になっている。あくびをかみ殺しているのはボクだけだ。 ……あのあと、ボクはお姉さんたちの部屋に泊まった。 4人で並んで寝て、一緒に朝を迎えたのだ。「部屋に戻らないと怒られるでしょ?」と目覚ましをセットしてくれたのは、気の利くまどかさんだった。 あこがれのお姉さんたちに添い寝される幸せ。遠征に来てほんとに良かったと思った。 でも裸のままのお姉さんたちが横で眠るから、ボクは逆に目がさえる。 だから寝不足だった。 お姉さんたちには内緒だけど、ボクはみんなが寝てる間におっぱいやお尻を触ったりした。復活したちん○んをこすって、3人のお尻にかけたのもその時だ。パイズリと同じくらい気持ち良かった。 ――お姉さんたちと出会えて、ほんとに良かったと思う。 ――サッカーを始めて、ほんとに良かったと思う。 ボクは階段を上がりながら、心からそう思っていた。 部屋に戻る仲間たち。 その時、ボクはふとひらめいた。 ……そうだ。お姉さんたちの連絡先を聞こう。ここでさよならしても、メアドか電話番号を聞いていれば、またいつか会えるんだから。 そして今度会った時は、お姉さんたちにせっくすを教えてもらうのだ。あの優しいお姉さんたちなら、絶対にオーケーしてくれるはずだ。 また……会いたい。 ボクは荷物を取りにゆく仲間たちから離れ、お姉さんたちの部屋に向かった。 名前を名乗って、ふすま戸をそっと開ける。 きれいにたたまれたふとんがあった。 お姉さんたちは、もう出発したあとだった――。 Episode3『慶太郎の夏』END |
全部興奮しながら読ませてもらいました(笑) 次作の予定ってあるんですか? |
お久しぶりです。。。 流石です、夏休みにピッタリ。。。 興奮させて貰いました。。。 ありがとうございました。。。 |
Angel Heartさんの作品はどれも素晴らしいですね。 今後も宜しくお願いします |
いいですね♪ ほんとたまりませんね〜 もしよろしければグラビアアイドルの小林恵美さんとの妄想も読みたいです(>_<) |
Extra Episode『舞い降りた天使』 ボクがその本屋さんに足を運んだのは、毎週買っているマンガ雑誌を買おうと思ったからでもなく、夏休みの自由研究のために本を探そうと思ったからでもなく、ただ単純に涼しさを求めて入っただけにすぎなかった。 36℃もある屋外にくらべて、その本屋さんはクーラーが効いてひんやりしていた。助かっただけで充分だったけど、これで冷たいジュースなんかあれば最高だ……とボクは思った。 ボクはなんとなく雑誌をめくったりマンガを立ち読みしたりしながら、適当に時間を過ごした。あんまり大きくない本屋さんだから人はいないけど、やっぱりエッチな本を見るのには勇気がいる。カウンターに座ってるおばあさんに、なんだか怒られそうな気がしたのだ。 マジメぶって図鑑をながめていたボクは、けれどそのお姉さんが入ってきてどきんっと心臓が高鳴った。ブレザーを着たそのお姉さんは、ありえないくらい短いスカートから、細くてきれいな足をのぞかせていたのだ。 ボクはたまらずお姉さんのそばに寄っていた。ボクの姉ちゃんなんかよりよっぽど美人で、知り合いになりたいくらい優しそうだった。こんなお姉さんにせっくすをせまられたら、ボクは喜んでおちん○んを見せる。 平積みになったファッション雑誌を選ぶように、お姉さんが前かがみになる。ひょっとして後ろに回り込めば、パンツが見えるんじゃないかって、ボクはひらめいた。 ひらめいたら、からだが勝手に動いていた。 女子高生のお姉さんの真後ろに立ち、さも本を選んでるふりをする。チラッと横目でようすをうかがったら、真っ白いブラウスからブラジャーがすけて見えていた。お姉さんにすごくよく似合う、ピンク色のブラジャーだ。あれに隠されているのはどんなおっぱいなんだろう? ほんとにちょっとだけでいいから、ボクに触らせてくれたりしないんだろうか? そう考えて、ボクはふと悪魔のささやきを耳にした。 ……思い切って、触ってみたらどうだろう? たぶん、お姉さんは「エッチ」とかほっぺをふくらませて、ボクをたたくマネをするだけだ。だってお姉さんからすれば、ボクは痴漢みたいなおとなとは違う、ただのがきんちょだもん。絶対に怒ったりなんかしない。許してくれるはずだ。あんな優しそうなお姉さんが、ふざけたおっぱいタッチで怒るわけがない。 でもそんな悪魔を追い出すかのように、良心もささやく。 ……いや、それはダメだ。いくらなんでも、いきなりおっぱいを触ったら悲鳴をあげられるに決まってる。ボクはお姉さんと知り合いになりたいんだ。嫌われたいんじゃない。 そんなゆれ動くてんびんを知らずに、お姉さんがさらに前かがみになる。この機会を逃せばきっと一生後悔する……ボクはそう自分に言い聞かせた。 パンツを見たい本心が、てんびんを悪魔にかたむけた。 ボクはお姉さんの背中に向けて立ち、気づかれないようにそっとしゃがみこんだ。カウンターからは死角になる場所なので、おばあさんの目を気にする必要はない。 (ゎ――――……!) とてつもない衝撃がボクをおそった。心臓が止まったかと思った。 白く細い足のその奥に、お姉さんのお尻を包む、ピンク色のかわいいパンツがあった。まるで勇気を出したボクを歓迎するように、ちいさなハートマークがたくさんちりばめられている。かたちのいいお尻にくいこんで、割れ目のシルエットが浮かんでいた。その下に続くかすかなもり上がりは、ボクがまだ見たことがないお姉さんのヒミツ――。 (すごぃ……すごぃ……!) ボクはアホみたいに目をむいた。けれど目の前のお姉さんは、なんにも知らずに雑誌を読み続けている。 ちん○んがフルぼっきした。顔が火照ってわけがわかんなくなった。 ボクは、お姉さんのパンツを脳裏に焼きつけようと、思いっきり顔を近づけてマジマジと観察した。デオドラントの香りが漂い、肌の質感が伝わってくる。このままパンツに顔をうずめて深呼吸できたら、ボクは死んだっていい。思い残すことなんてなにもない。そう思えるくらい、衝撃的な眺めだった。 ボクは知らないうちに、最高にかたくなったちん○んをいじっていた。半ズボンの中でそれは、きゅうくつそうに叫んでいる。 (や、やろう……今やろう……!) わけがわかんなくなったボクに、それが「悪いこと」なんていう意識はなかった。 目の前には、あこがれのお姉さんのパンツ。あとで思い出してするのもいいけど、どうせならリアルタイムでやりたい。こんな経験は、もう二度とないんだから。 ボクは立てひざになってズボンをさげ、思いっきりぼっきしたちん○んを取り出した。お姉さんが見せるふとももとパンツに、ちん○んは喜びまくっている。 (はぁ、はぁ……) すでに80パーセントくらいの限界だった。だれにも見つからない前に出すなんて簡単だ。お姉さんの足を見ながら、普通にこすればいい。 スカートが気になったのか、お姉さんがふいにパサっと片手ですそを直し、ついでにふとももをなでさすった。ボクにはそれが、お姉さんからのサービスに思えた。 (お……お姉さんのお尻……ぃ――っ!) さきっぽが真っ赤になり、ムズがゆい感覚が暴発する。90パーセントを超えていきなり100パーセントになった。精子がかけのぼる感覚を覚えたボクは、おさえきれずお姉さんの足にちん○んを向けていた。 (っ……出ちゃう――っ!) どぴゅっ、どぴゅっ……っぴゅ――! 勢いよく発射された精子が、お姉さんの足に飛び散った。 さすがにお姉さんはびっくりして振り向いたけど、ソウゼツな気持ちよさに襲われていたボクは、そんなことなんか気にしないで射精し続けた。 気がつくと、ボクは本屋さんの床に、ありえないくらいの精子をまき散らしていた。 「ね……なんでお姉ちゃんの足に精子かけたの?」 読みかけの雑誌を元に戻して、お姉さんが問いただす。 ボクは満足げなちん○んを出したまま、消え入りそうな声でつぶやいた。 「お姉さんのパンツが……見えちゃったから……」 「ここ本屋さんだよ? おちん○ん出して気持ちよくなるところじゃないんだよ?」 「…………」 「あーあ。お姉ちゃんの足、こんなに汚しちゃって」 ポケットから出したティッシュを使い、お姉さんが思いっきり飛び散った精子をふき取る。 それでボクは死刑を覚悟した。たぶん、ボクの人生はもう終わりだ。警察を呼ばれて、裁判にかけられて、そして最後には首に縄をかけられて落下するのだ。ぽかっと空いた床の穴に向かって。 精子をふいたお姉さんが、うつむくボクに向かって表情をくずす。 「でもまァ、ボクの気持ちも分からなくはないけど(笑)」 「え?」 「だって年上のお姉さんにあこがれる年頃でしょ? パンツが見えちゃったら、おちん○ん握りたくなっちゃうよね」 (怒んないの……?) ほんものの天使が目の前におりてきた気がして、ボクの頭は混乱した。 「そんな顔しないの。お姉ちゃん、怒ってないんだから」 (ほんと……!?) 「……って言うか、おちん○んに精子ついてる。きれいにしてあげるから、お姉ちゃんにちょっと貸して」 (あ。そんな……) 賢者タイムに入る直前の、びんかんなちん○んを優しく触られ、ボクは思わず腰をひいた。 けれどお姉さんは、そんなことにかまわずさきっぽをぬぐってくれる。 目の前に、優しくてきれいなお姉さんの、ピンク色のブラジャーに包まれたおっぱいがあった。 ボクは、知らないうちにお姉さんのおっぱいを触っていた。 「エッチ」 ほっぺをふくらませて、お姉さんがボクをたたくマネをする――。 Extra Episode『舞い降りた天使』END |
皆様、いつも戯れに紡いだ妄想物語をお読み頂き、誠にありがとうございます。 今回は短編作品を通して、ずっと描きたかったテーマを書いたつもりでおります。やはり思春期には、誰しも「憧れのお姉さんにえっちな悪戯をされたい」という夢があったと思いますので(違うのかな?) もう大人になったのであの日には戻れませんが、せめて妄想の中だけでもあの頃に帰れればいいな、とそう考えたのがモチーフです。『郷愁の断片』3作で、多少なりとも皆様の性的原風景が蘇ったのならば幸いです。 ちなみにExtra Episodeは、衝動的に書いたあとに「巨乳じゃねえじゃん!」と気がついて収録をカットした作品です。が、まぁせっかく書いたから載せようかな、と。 次回作はいつになるか分かりません。テーマとシチュエーションが閃いたら、また書きたいとは思っていますが。 では、引き続き皆様からのご感想をお待ち致しております。 |
Angel Heartさん いつも素晴らしい作品をありがとうございます! その素晴らしい文章力には感服致します。 タイトルからどんな作品かと思いましたが、読んでみて納得です。 誰しも少年期に思うであろう、まさしく「妄想」作品でした。 私は少年の頃からおっぱいが好きで、寄稿頂いているような妄想を 幾度となく繰り返していました。www (当時ぱいずりなどは考えもしませんでしたが) 今後も素晴らしい作品お待ちしています! |
Angel Heart師匠、お久しぶりです。 いつもケータイで作品を拝読させていただいており、レスもケータイでしていたのですが、最近ケータイの調子が悪くて…PCで書き込みすればよかったのですがなかなか時間もとれず、全然レスできずにいました。申し訳ありません。 そんな私ですが、やはりAngel Heart師匠に触発されて、最近も妄想小説作成に励んでいます。ただ、今回は2つの妄想を同時進行で少しずつ進めているため(書きたいシチュエーションが2つ浮かんでいるためです笑)、まだ完成には程遠いのですが、アップした際にはぜひご覧になっていただき、講評していただきたいなぁ、と思っております。 何せ、理系の人間なので、Angel Heart師匠のように巧い表現や言い回しができないのが非常に悔しいです。でも、負けじと作品を作っていきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。 長々と失礼致しましたm(__)m |
忘れた頃にアゲて頂いて恐縮です<(_ _)> ピルロさんを初め、naoさん、こうさん、巨乳妄想人さんの妄想小説は拝読させて頂いておりますが、レスを返すことが滅多にないので、ピルロさんの新作がアップされた際には書き込んでみようかなと思います。 同時進行で書けるアイデアがあるとは、なんとも羨ましい限りです。こちらは7〜8年もこの板に棲みついているおかげで殆どネタ切れです(笑) ピルロワールド、お待ちしております<(_ _)> |