Page 1454 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼専門学校はパラダイス(序章) ひろじい 08/6/29(日) 12:58 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 専門学校はパラダイス(序章) ■名前 : ひろじい ■日付 : 08/6/29(日) 12:58 -------------------------------------------------------------------------
女子校の先生、それは昔から男の憧れの職業の一つである。 しかし、現実はかわいい子ばかりに囲まれているわけではない。容姿で選抜できないからだ。それなら、と、私は有り余る財力で、専門学校を設立した。 もちろん、普通の専門学校にするつもりなどない。面接をしたうえで、容姿に優れた生徒だけを入学させるのだ。しかし、名も知れない専門学校に、たくさんくる応募者の中から生徒を選べるはずなどない。 まず、応募者は思い切って絞り込み、100人のみとした。経営的には苦しいが、私の財力からみれば別に儲からなくてもいいのだ。 そして学校を移転し、都心の人気の高い地域にした。ロケーションが学校選びにに大きく左右するからだ。 学科は秘書コース、国際コースなどビジネスを主体としたものだが、授業も硬い授業ばかりでなく、メイクアップ教室、ヘアデザインなどおしゃれに敏感な女の子の気持ちをくすぐる授業を多く取り入れた。 また、私が実際に面接を行い、容姿が優れている生徒には授業料免除にすることにし、ある程度のレベルの子にも授業料半額や入学金免除などで優遇することとした(もちろん容姿でそれを決めるとはオープンに言えない為、当校の判断により適用する、とした)。 そして各高校へのPRもあり、面接選考会には500人もの生徒が集まった。 もちろん、一流大学へ行けるような生徒は来ない。しかし、授業後にすぐ遊びにいける恵まれたロケーション、新しいきれいな校舎など女の子たちの遊び心をひきつけるアイテムが功を奏し、狙い通り、おしゃれな遊びなれているかわいい子が多く集まった。もちろん合格を出しても他へ行く子がいることを考慮し、定員の倍の200人に合格を出し、実際入学手続きをしたのはちょうど100人。なかにはモデル並みのスタイルの子も何人もおり、もちろん面接時には胸のふくらみのチェックも考慮されている。 そして4月、第1回の入学式を行い、私の理事長生活が始まった。 |