Page 1166 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼新事務員さん 5 コント 06/11/14(火) 0:24 ┣Re(1):新事務員さん 5 XXX 06/11/14(火) 0:37 ┃ ┗Re(2):新事務員さん 5 まとり 06/11/14(火) 9:13 ┣Re(1):新事務員さん 5 ミスタービンビン 06/11/14(火) 21:21 ┣Re(1):新事務員さん 5 新ーぽこちん 06/11/14(火) 22:50 ┗Re(1):新事務員さん 5 anpan 06/11/15(水) 0:11 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 新事務員さん 5 ■名前 : コント ■日付 : 06/11/14(火) 0:24 -------------------------------------------------------------------------
「ユミコです」 の小声に すぐさま反応して、扉を開けるとそこにはいつもと違った雰囲気のユミコさんが うつむき加減で立っている。 「どうしました? 何か忘れました?」 「あ、いえ、 はい 」 いつも、見ないようにとの顔ばかり見ている必死の努力のお陰で、すぐさま ユミコさんの表情に陰りがあることに気づいた。 ほのかに顔色は赤い・・・お酒? そして目が少し腫れぼったい・・・泣いた? 僕は僕でジャージ姿に開かずの扉からテレビの音を立ててつまみのにおいなどを 所内にふりまき、完全に休日モードによりいつもと違う。 それにいち早く気づいたユミコさんは急に明るいモードに切り替え 「ごめんなさい、お食事中でした?ひょっとして来客中?」 「いえいえ、一人です」 「あがっても平気ですか?」 と、すっかり休日モードの所内に遠慮が生じてる。 「どうぞどうぞ」 入室したユミコさんはいつもは閉まっている奥の小部屋が 気になるらしい。 TVの音源や食事の匂いの発信源である小部屋の引き戸をそそくさと閉めながら 「あ、すいません。休みなもんで」 するとユミコさんは自分の定位置の椅子には座らずお客さん用の小ぶりの 長椅子に腰掛けた。 う〜ん、やっぱり様子が変であり いつもと違う。 「コーヒーがいいですか?お茶がいいですか」の問いに 「すいません じゃあ お茶で」 といつもと立場を逆転させながら僕がお茶を 入れた。 お茶を差し出すと 「でも、社長は偉いですね、こうやって生活してるのに仕事のときは生活感を 全然出さないんですから。」 「あ、いえ 実は前の事務員さんで失敗してるんですよ」 「失敗?」 「段々職場なのか、自宅なのか公私混同しちゃって、それで 事務員さんも呆れたんだと思います。でも、事務員さんいなくなって、 気付いたんだけど、一人じゃ何も出来ないな〜って、やる気もなくなって たんですよ。そんなときに大家さんの紹介でユミコさんが来てくれたんです。」 「そうなんですか」 「もし、ユミコさんが又、前の事務員さんのように僕に愛想をつかして 辞めてしまったら僕はもう、経営者には不向きだと判断して止める つもりでいるんですよ。」 なにやら、ただ事ではなさそうなユミコさんの雰囲気につい、告白のような 熱弁をしてしまった。 ただ、ユミコさんはこの熱弁にすごく恐縮しながらも感動してくれていた。 「実は今日、両親達との同居の件で上で食事をしながら話し合ったん ですよ・・・・」 「なるほど。。。」 ユミコさん家族は上の階に住む大家さん達との同居について親戚を含めて 話し合いがもたれたらしい。 ユミコさんは子供を義母に預けて、職場に来れる今の環境が望ましいと旦那には 進言しているのだが旦那はどちらともはっきりしない態度を貫いている。 子供の幼稚園のこともあり、決断を早めなければいけないらしいが、 そこへ旦那の妹に当たる者が何やら同居に難色を示しているらしい。 そんな宴の中お酒もまわり、何やらユミコさんが槍玉に上がってしまう話題に もつれ込んでしまい日頃の不満などの爆弾が破裂。 何とも現実的で生活感あふれた内容に僕自身の環境には全く関係なく、 自分の不幸さがとっても勘違いであり、むしろ自分は幸せなんだと思えた。 堪らなくなったユミコさんは泥酔している夫と遊びに夢中のおばあちゃんこの子供を義母に「御願いします」と言って、帰宅する・・・はずが、 泣きながら下階の職場に休日出社。 一通り事の次第を説明してその場で言えなかったものを吐いてしまうと普段は見たことの無いほど明るく楽しそうであった。 二人だけの会社で忘年会も新年会もなかったため、酔ったユミコさんはとても 新鮮であり明るく可愛く そして やはり 大きいのである。 新年会くらいやりましょうよというおねだりに冷蔵庫からビールを取り出しささやかな宴を始めることになった。 今までに無いプライベートな展開に普通なら手放しに喜びたいところなのだが、 この場の二つほど階上に旦那と子供と大家さんとそしてその仲間達が混沌として いると思うと、どうにもこうにも緊張感がいっぱいである。 でも、ユミコさんがお酒を飲みながらこんなに明るくそして楽しく笑う人だなんて思いもしなかった。 いつもおかしい話題や事が発生しても口元に手を置き俯き加減で声を押し殺してるようだが、今はこっちまで楽しくなるような高らかな笑い声と共に自慢のお胸が揺れまくっている。いつもは動かず、いや動かさないようにしているためか 動かざること大きな大きな山の如し なのだが こう躍動感をみなぎらせた お胸に つい、ついと 目が釘付けになってしまった。 「あ〜矢田さん、今、胸見たでしょう 」 (一応、矢田は仮名ですが僕) 「あ、あの、見てません いや すいません」 「エッチ」 「ごめんなさい、つい」 もう、こうなっては開き直って胸の話題へと移行してカップ数くらい聞いても いいのだがお宝を前にして今まで封印していた期間が長すぎた分、 普通に戻れなくなってしまってだんまりを決め込む僕だ。 見かねたユミコさんが 「いいのいいの気にしないで 目に入っちゃうんですよね」 そうそう、そうなんだ、全く持ってそうなんである。 「はい、そうなんです」 “ハハハハハ”こんな会話に不思議な笑いが二人の間にこみ上げてきていた。 「矢田さんもおっきいのが好き? 胸」 へ?今なんとおっしゃったのですか? 「それとも 小さいのが好き?」 「も、も、もちろん 大きいのが 大好きです」 つづく 引っ張りすぎてすみません・・・作為的に引っ張るつもりはなかったのですが ついつい結果的に引っ張りキングに、 anpanさん、Y丸さん、zooさん、k2さん パイ雄さん、xxxさん、ヌボボビッチさん、新ぽこちんさん、そしてまとりさん この場を借りてお返事ありがとうございます。 ようやく次回自分の巨乳体験を |
お待ちしておりました。^^ 毎回軽快なテンポのいい文章力に感心しております。 また続きを楽しみにしております。 |
ほんと、文章力がありますよね。つい引き込まれます。 そして毎回次の展開が楽しみって感じです。 女性の方から話題をふってくる展開はまさに据え膳状態ですね。 次が楽しみです! |
母乳プレイ期待してます!!! |
またまた、うまい!!!! 文章がお見事です。 まるで光景が目の前に!!! 巨乳体験も、引っ張れるだけ 引っ張って欲しいな・・・この際!!! |
引っ張られるのって結構、好きなんですよ、僕。 チラリズムに似たものを感じてしまうんです。 |