Page 621 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼若い肉陵・・・2 ライジング・サン 05/1/21(金) 19:36 ┗Re(1):若い肉陵・・・2 防人 05/1/22(土) 23:50 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 若い肉陵・・・2 ■名前 : ライジング・サン ■日付 : 05/1/21(金) 19:36 -------------------------------------------------------------------------
車内の時計はすでに午前1時になろうとしている。 「はぁ〜・・・」思わず溜息を漏らしてしまう。 20分弱で着ける筈の真里子のマンションまで1時間半もかかってしまった。 それと言うのも途中で真里子は2度も嘔吐したからである。 路肩で嘔吐する真里子の背中を擦りながら (ふざけんじゃねーってんだよ!くせーなー!)とジェイムズ・ヘッドフィールド級の シャウトを心の中で何度もしたのは言うまでも無い。 オマケに2度目などは警邏中の警察官に職質までされる始末・・・・ (てめー!俺がテロリストにでも見えるのか?タコ!) だが、さすがにここまで来るとほぼ諦めモード・・・(もう私を好きにしてちょーだい) てな感じだ。 「真里子君。ほら起きて・・・着いたよ」助手席でフルリクライニング状態で寝ている 真里子の肩を揺すった。 「あ・・・はい・・済みません・・」そう言ったものの全く起きて降りる気配が無い。 仕方無く私は車を降りて助手席側のドアから真里子を抱えて車から降ろした。 彼女と彼女のバックを抱えてマンションのドアまで歩いて行き、郵便受けで彼女の 部屋が3階の1号室なのを確認したまでは良かったが、暗証番号を入力しないと エントランスに入れない・・・仕方なく無理やり彼女を起こして入力をさせて何とか 入る事が出来た。 エレベーターに乗り3階まで着く間、私は以外な事に気付いた。 それまでズングリとした正に土偶のような体型だとばかり思い込んでいた真里子の身体が 実は非常にウエストがクビレているのだ。 背も比較的低い上、バストとヒップが人一倍豊かなので今まで気が付かなかったのだが こうして手を添えてみるととても良く分かる。 そして豊なバストは圧倒的質量を持って私の脇腹に押し付けられている。 私の耳元で悪魔の囁きが聞こえ始めた・・・・ 真里子の部屋は思いの他あっさりしていた。女性らしい小物などはほとんど無く、 生活に必要な物だけが綺麗に整頓された極めてシンプルな感じだ。 彼女をソファーに座らせ、部屋を一回り見渡した私は先程から気になっていた尿意を 開放すべくトイレに入った。 用をたしながら考えた。今までリストラを逃れる為に女子社員が色仕掛けで迫って来た 事は何度もあった。だがそんな事で関係を持っていたらキリが無いし、 その事での判断ミスは自分で自分の首を締めるような物だ。 だが、真里子は今の段階ではリストラの対象外だし・・・・ 疲れているせいか思考が上手く働かない。 決断し切れぬままトイレから出ると真里子が目を覚ましていた。 「気が付いたかい?済まないがトイレを借りていたよ」 「いえ、部屋まで送って下さったのですね・・・済みません」 この時点で彼女に迫っても拒否される事は無いのは分かってはいたが、 焦らしてでも真里子の方から言わせなければならないのだ。 「気分はどうだい?」 「悪く無いです・・・まだ少しお酒が残っていますが・・・」 「そう。それじゃ僕はこれで失礼するよ。気分が悪いようなら明日は休むと良い」 そう言って玄関に向かおうとする私に・・・ 「待ってください・・・課長は私の事・・お嫌いですか?・・・」 潤んだ瞳で真里子は私を見た。 「いや、とても魅力的だよ」 「それなら・・・今晩・・・一緒に居てくれませんか?・・・」 私は真里子の座っているソファーまで行き真里子を見下ろすかたちで彼女の前に立った。 「先に言っておくが、私はSEXに関して道徳観念が無い人間だから君が嫌がる事を 強要するかもしれない。それでも良いのかい?」 私を見上げながら真里子は 「はい 課長のそういう所、何と無くですが以前から感じていましたから・・・」 この時点で私の思考は(カチッ)という音と共にエロエロモードへと切り替わった。 つづく |
少々説明過多な気もしますが、なかなか読ませまる展開ですね。 次回が楽しみです。 |