Page 1984 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼派手系女子大生えりかの毎日〜えりか人気ブレイク そして〜 ぷりひろ 12/9/27(木) 16:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 派手系女子大生えりかの毎日〜えりか人気ブレイク そして〜 ■名前 : ぷりひろ ■日付 : 12/9/27(木) 16:34 -------------------------------------------------------------------------
そして、いよいよ本番当日。 一般公開は午後からだけど、午前中はプレス対応。 テレビや雑誌などの取材なんだけど、人気ブースのせいか取材も多い。 事務所からは「もう秋月さんもここまでになったんだから顔出ししていいよね」と言われていた。 そう、まだ私は学生っていうこともあってプロフをオープンにしていなかったのです。 でももう今日からは「秋月えりか」という名前がいろんなところへ広がっていくのです。 もちろん写真も。 まずは8人並んでの写真。 そしてブースの紹介と1人づつPRがあり、コンパニオン単独での撮影やインタビューも。 雑誌なら、写真とともに 秋月えりか 18歳 身長168cm B91−W59−H89 チャームポイントはプルプルの唇です みたいな感じで載ります。 まるで嵐のような取材ラッシュが終わり、いよいよオープニング。 まあ今日は金曜日だし、それほどでも、と思ってたけどとんでもありませんでした。 オープン直後から来場者が殺到したのです。 もちろんブースは大小含めて100を超えるほどあるのですが、車目当てより圧倒的にコンパニオン目当てのカメコが多く、コンパニオンのいる大手のブースに集中します。 それもコンパニオンが多くてしかもレベルが高いブースに。 うちのブースは実はこの8人だけでなく、パンフ配りやグッズのサンプリング、受付などのコンパニオンさんも別に7人もいて計15人の大所帯だから余計です。 時間を決めてナレーション付きでモデルコンパニオンがステージに展示してある車のところで横立ちしたりするのですが、人気がある子が多いのでいつも人だかり。 みんなそれぞれにファンがいるらしく、ステージ下では差し入れをもらったり、前のイベントの写真をもらったりしていたので「えーすごーい、」とただただびっくりの私。 私もステージから降りると、「すみませーん」と声をかけられました。 大きなカメラに超望遠レンズ。ずんぐりした体に丸メガネ。 見るからにオタ、って感じの20代の人。 「今日初めて見てファンになりました。」 「あ、どうもありがとうございます。」 「お名前教えてください」 「秋月えりかです」 「すごいスタイルいいですね。写真いいですか」と尋ねるやいなやカメラを構えて撮りまくります。 しかも望遠レンズで近寄って毛穴や唇の皺まで写るかと思うくらいドアップで。 それを見ていた他のカメラマンもたちまち私を囲みます。 ただでさえ座ったら確実に中が見えるひざ上25cmの超ミニで、しかも胸元がざっくり開いたピタピタのワンピ。 カメコにとってはもう絶好のターゲットです。 そんな1日目が終わり、2日目の朝。 朝一でブースに私に会いに来た人がいたのです。 「えりかさん」と声をかけられて振り向くとあの昨日のオタの人。 「昨日の写真を渡したくて」 「え、ありがとうございます。」 と受け取ると「あ、あとこれ差し入れ」と言ってお菓子の包みらしきものも。 「えー、こういうのいただくの初めてです」 「えっ、えりかさんって新人?」 「はい、こういうイベント初めてなんでまだ何にも分からなくて」 「じゃあ僕がファン第一号か」 「(あんまりうれしくないけど)そーですよー、記念すべき第1号ですぅ。」とか話してると、ブースの責任者の人が話を止めに入ったので「次11時からステージなんで見てくださいね」と言って、控室に写真と差し入れを置いてステージの準備に。 そして次のステージに上ると真ん前で大きなカメラを構える彼の姿が。 それも車そっちのけでずっと私を追いかけてます。 しかもステージ下だからもろローアングル。 まあ見せパン履いてたんで別にいいけど。 彼が撮った写真でどうするかは、考えたくないけど・・・。 そして嵐のような3日間、リハも入れると4日間が終わりました。 そしてこのイベントが私の運命を大きく変えることになったのです。 事務所には私へのお仕事のオファーが殺到し、イベントに取材にとひっぱりだこ。 コンパニオンからレースクイーンへとキャンギャルの王道を歩みはじめたのです。 そして日本中の多くの男たちが、今この瞬間も私の写真をネットで雑誌で見ていろんなシチュエーションを想像して「えりかー、えりかー」と唸りながら独り励んでいることでしょう。 |