Page 135 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Past Days Angel Heart 02/12/1(日) 1:59 ┣Re Angel Heart 03/1/5(日) 21:48 ┗スバラシイ!! ボリス 03/3/15(土) 13:11 ┗Re(1) Angel Heart 03/3/18(火) 2:51 ┗Re(1):Re(1) ボリス 03/3/18(火) 10:57 ┗Re(2):Re(1) ボリス 03/4/10(木) 1:13 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Past Days ■名前 : Angel Heart ■日付 : 02/12/1(日) 1:59 -------------------------------------------------------------------------
西暦2002年8月23日、金曜日。 日本時間で9日の午前5時を迎えた頃、僕はLA発成田行きの航空便A-207に搭乗していた。 京都で開かれる天文学会に、一研究者として出席するためである。 本来なら教授や院生仲間と一緒に日本に向かうはずだったけど、わけあって一足先に出発 することになったのだ。 ――妹に会いたい。 それがその理由だった。 天体物理学者を志し、親の反対を押し切ってアメリカに留学したのが5年前。20歳の大学 生だった僕は、今では25歳の大学院生になり、データの収集と論文の執筆に追われる毎日 を送っている。 日毎に夢を達成しつつある一方、家族との関係が疎遠になっていたのだ。 ……なんて考えるうちに、A-207便が滑走路を走り出した。窓外に見える景色が、徐々に スピードを上げ、後ろへ後ろへと流れてゆく。 やがて、何万tもの機体が、ふ……っとコンクリート製の大地から解放されたのだった。 ※ ※ ※ 「あぁぁっ! お兄ちゃん……おかえりぃぃ――っっ♪」 玄関を開けると、5年前と同じ声が家中に響き渡った。制服姿の唯が、世界最高の笑顔で 飛びついてきたのだ。 驚くほど大人になった唯。5年前の面影を残しながら、体つきはもう立派な女性だった。 ふくよかにふくらんだ胸の部分。「どうせペチャパイだもんっ!」と口を尖らせていた中 一時代とは、もはやまったくの別人である。 DカップかEカップ、あるいはFカップぐらいかもしれない。衣服越しに伝わってくるぷに ぷに感が、たまらなく心地よかった。 「はい、お土産」 と、空港で買ったそれを手渡す。唯の表情がパッと明るくなった。 「やったぁ♪」 「ただのチョコレートだよ」 「お兄ちゃんからもらえるなら、なんでも嬉しいもん」 そんなものか……と思いつつ、唯が昔のままでホッとした。この様子だと、援助交際とは 無縁だろう。僕はリビングに向かった。久し振りの日本食だ。狭いテーブルに、考えられ る限りの和食が並べられていた。 (ふぅ……) 意外と疲れていたのかもしれない。 ゆっくりと湯船に浸かると、一瞬にして身体の力が抜けるのが分かった。 何も変わっていないバスルーム。ホームステイ先に比べれば半分にも満たない広さだが、 そこには確かな安心感があり、心底からくつろげる空間があった。“日本に帰ってきた” と実感したのは、もしかしたら今かもしれない。 (それにしても――) 唯のおしゃべりにはホトホト参った。食事中、ずっと喋りっぱなしだった。5年間の出来 事を30分で説明された気がする。何が話題だったかまるで覚えていないぐらいだ。この調 子だと、絶対に夜通し話を聞かされる羽目になる(ーー;) ――と。 ガチャっ! いきなりドアが開いた。 見れば唯が立っている。しかもバスタオル一枚という姿で。 「な、な、ななっ……!?」 「唯も入るっ!」 やたらと嬉しそうな声。一体、この能天気さはどこからくるんだ? 「い、一緒に入るって、お前な!」 「いいじゃん、入ろうよー」 おねだりするように、唯は浴槽の縁に手をかけ、ぴょんぴょんと飛び跳ねている。 ぴょんぴょん跳ねるからぷるんぷるん揺れる。幼児体型とアンバランスなふくらみは、見 るからに柔らかそうだった。 「ったく」 お前には羞恥心がないのか、と、そう言ったつもりで悪態をついたのに、唯はそれを誤解 したようだった。僕が了解したと思ったのだ。 「やったァ♪」 遠慮なく湯船に浸かってくる唯。狭い浴槽だから、二人も入れば相当に窮屈である。 「へへっ。一緒にお風呂に入るのって、なんか久し振りだね」 「あ、当たり前だろ。最後に入ったのはガキの頃なんだから」 「そっかァ」 「…………」 「…………」 永遠に思える沈黙。やがて唯が口を開いた。 「……ねぇ、お兄ちゃん」 「な、なんだよ」 「どうしてこっち見ないの?」 (う……) 「唯のこと嫌いなの?」 なんて台詞だ。気づかってるのがわかんないのかよ。 「あ……わかった。お兄ちゃん、テレてるんでしょ?」 「なっ、なにがっ」 「あはっ、図星だ☆ お兄ちゃん、わざと唯を見ないようにしてるんだ」 「…………」 「大丈夫だよー。お兄ちゃんなら恥ずかしくないもん」 「…………」 「ね、唯のこと見てってば」 「わ」 唯の手が無理やり僕の顔を振り向かせた。一瞬でのぼせたような気がする。純真な眼差し で唯は僕を見つめていた。 「唯のおっぱい、大きくなったでしょ?」 「な、なに言ってんだよ」 「ほら、触ってみて」 と、唯が僕の手を取って左胸に這わせる。触れただけで幸せになれる感触だった。 “やわらかい……” そう思った。気がつけば、僕は両手で妹のおっぱいをまさぐり始めていた。 「ん……」 時折可愛らしい声をもらす唯。ゆっくりと手のひら全体で柔らかさを確かめているうち に、僕の中で理性が崩壊した。インモラルな感情が本能を呼び覚ましたのだ。 「乳首がこんなになってる」 意地悪に桜色の突起を両指で弾いてみせる。口に含むと唯はぴくんと反応した。女子高生 の乳首は弾力があって美味しかった。 「も、もうダメだよっ……」 不意に唯が抵抗する。壊れていく自分が怖くなったのだろうか。 やがて唯が言った。お兄ちゃんにもしてあげる、と。 「あはっ☆ お兄ちゃんのおちん○ん、ちょーおっきくなってる♪」 浴槽の縁に腰掛けると、股座の間で立膝になった唯が面白そうにそう呟いた。 妹で勃起することに罪悪感を覚えたが、でも今は理性より本能が優先していた。カタくな った逸物を唯に握られ、僕は夢現の中で朦朧とした。 「舐めてもいい?」 と唯が上目遣いに尋ねてくる。僕は彼女の髪を撫でるのが精一杯だった。 「ぅあっ!」 唯のベロが裏筋に這うと、僕はあまりのくすぐったさに呻くしかなかった。ぬるぬるの舌 が雁首を攻め立て、先っぽをちろちろとくすぐり立てる。生暖かい口の中にすっぽりと含 まれると、もはや発射せずにはいられなくなったのだった。背中越しに見えるおしりがさ らに欲情を煽った。 「ゆ、唯のおっぱいでしくれる?」 そうお願いする。妹にパイズリさせるなんて、こんな不道徳は他にないだろう。 「おっぱいで挟むの?」 「あ、ああ……唯のおっぱいで気持ちよくなりたいんだ」 「そっか」 と、笑顔で立膝になる唯。ペニスはこれ以上ないくらい勃起していた。 唯はおもむろにペニスを掴み、深い谷間にそっとそれをあてがう。そして器用に両胸を手 繰り寄せると、手を組んでゆっくりと擦り始めたのだった。 (き、きもちいいっ!) 「あははっ。見て見て、お兄ちゃんのオチン○ン、唯のおっぱいに隠れちゃった☆」 「ぅあっ!」 ペニスの両サイドに幸せな圧迫感がある。どんなにキツく挟まれても痛くない、そんな柔 らかさだ。唯が嬲るようにおっぱいを上下させるたびに、亀頭が苦しそうに谷間から顔を 覗かせる。それを可憐な舌先でくすぐられるからたまらない。 「ちょっ、ちょっと唯……そ、そんなことしたら出ちゃうよ」 「動いちゃダメっ」 と、唯は歓喜にピくつくペニスを胸で押さえつける。マッサージするようにぷるぷる揺す られると、もはや我慢の限界だった。妹のおっぱいは果てしなく気持ちよかった。 「―っぅぅ――っっ!!」 「きゃっ!」 なんの予告もなく僕は発射してやった。強烈な幸福感と満足感がペニスを包み込んだ。 いきなり飛び散ったスペルマは唯の顎に襲い掛かり、そしておっぱいに滴った。挟まれな がらの絶頂は、トラウマになるほどの心地よさだった。 「あはっ……すごいいっぱい出たァ」 ナメクジのように肌を伝うスペルマを見下ろしながら、唯が可笑しげに呟く。チュっ☆ と亀頭にキスしてくれたのは、どんな思いがあったからだろう。僕はますます唯が好きに なった。 湯船に浸かる唯を、僕は後ろから抱きしめていた。インモラルな余韻を楽しむように、僕 の手は唯のおっぱいをまさぐっている。手のひらに余るほどの巨乳。ずっとこうしていて も絶対にあきることはない。 やがて唯が呟いた。 「ずっとお兄ちゃんと一緒に暮らせたらいいのに……」 「…………」 「でもダメだよね。お兄ちゃんはアメリカの大学に帰んなくちゃいけないんだもん」 「…………」 「あーあ。このまま時間が止まんないかなー」 「…………」 嬉しかった。妹を抱きしめる手に力がこもった。 「――だったら唯もアメリカに留学するか?」 「え?」 「そうすれば、ずっとお兄ちゃんと暮らせるよ」 「…………」 「…………」 永遠に思える沈黙。 そして唯は小さく頷いたのだ。 ※ ※ ※ ……それから1年が過ぎた。 アメリカに唯の姿はなく、日本にもその姿はない。 留学が決定したその日、唯は交通事故にあったのだ。まだ18歳だった。 唯の命日が明日に迫っている。ゆえに僕は日本に向かっているのだ。唯とインモラルな体 験をすることになった、あの日と同じように……。 どんどんと上昇してゆくLA発成田行きの航空便A-207。このまま、唯がいる天国へといざ なってはくれないのだろうか。 そう考えて自嘲した。何を馬鹿なことを……。 それよりも僕の夢を叶えよう。 そして、天文物理学者になって、遙か遠くの星空を眺めるのだ。 きっと、天使よりも素敵な笑顔を見せる唯がそこにいる。 (了) |
書き込みが復旧して良かった(^^; ○ヶ月振りぐらいの投稿なので穴だらけな作品ですが・・・。 前作ともどもご感想を頂けるとありがたいです<(_ _)> |
ここまで見事な小説に出会ったことがありません! 興奮度1000%でありながら、最後が感動的な話にもなっていて、 あやうく涙が出そうになりました。(←本当です) Angel Heartさんの作品をすべて読ませていただきましたが、 どれも、小悪魔的な女性と、攻められつつも自らの欲望を叶えてもらう男性との Hという描写が、絶妙でした。 それでは、次回も素晴らしい作品を期待しています! |
▼ボリスさん: なかなかレスがつかなくて、「駄作だったか……(_ _;)」とヘコんでたんですが、 (忘れた頃に)お褒めの言葉を頂けて嬉しい限りです。 まぁ、色々と破綻してる部分がありますけど、楽しんでいただけたようで良かったです<(_ _)> |
いえいえ、駄作どころか、名作ですよ! 私は最近このサイトを知ったのですが、素人画像の方しか見てなかったのです。 でも、ある時、『巨乳体験告白掲示板?自慢されてもな〜。あれっ?妄想小説? 読んでみよう。うーん、イマイチ。次いってみよう。おっ?Past Days? これだけ英語の題名だ。レベルが高そうだから読んでみよう。おっ。オォ! ウォーーー!』となったわけです(笑)。 それ以来、時間を見つけてAngel Heartさんの作品をすべて読破した、 というわけなのですが、そこで気づいたのは、「妄想小説」と称されているものは、 概してレスが非常に少ない、ということです。 これは、「読みっぱなし」という人が多い、ということも考えられますが、 他の告白等に埋もれて、じっくり読む機会をもつ人が少ない、ということが 主因ではないか、と思います。 こんなに素晴らしい作品群が埋もれているとは、もったいない!(>_<) ところで、『Past Days』の唯がぺチャパイだった、という設定が よかったですねー。私の妹もぺチャパイですが、もう高2で、成長が止まってる らしいので、羨ましい限りの話でした(笑)。 長々とすみませんでした。 それでは、『クリエイター』Angel Heartさん、ごきげんよう! |
Angel Heartさん、カムバ〜〜ック!! 次回作を心待ちにしていますm(__)m |