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 ▼新事務員さん2  コント 06/10/13(金) 14:48
   ┣Re(1):新事務員さん2  anpan 06/10/13(金) 23:26
   ┣Re(1):新事務員さん2  Y丸 06/10/14(土) 0:02
   ┣Re(1):新事務員さん2  まとり 06/10/14(土) 10:20
   ┗Re(1):新事務員さん2  Zoo 06/10/15(日) 21:04

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 ■題名 : 新事務員さん2
 ■名前 : コント
 ■日付 : 06/10/13(金) 14:48
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   大家さんと義理の娘さんを椅子へと促し、テーブルを挟み対面した。
 『やはり、すごい!』
すごすぎて全く気にならなかった大家さんの胸の薄さまでもが気になり始めてくる。
この違いは 若さなのか? いや、違うこの二人は血が繋がっていないのだから
根本的につくりが違うのだろう、時代の違いも幅を作っただろうが、DNAから別物だ。

灰色一色の室内がなんだかあるものを中心にじんわりとピンク色に変わっていくようだ。

僕が仕事内容の説明をしなくとも満遍なく大家さんが知ってる限りの解説をし、おまけに実質以上の僕のまじめさをアピールをしてくれている。一通り娘さんへ僕のプレゼンテーションが終わった、大家さんはコップのお茶をゴクンと飲むと
「おいくつですか?」と言う娘さんへの僕の問いに
又、堰を切ったかのごとく、娘さんのプレゼンテーションを僕に始めた。
演説絶好調の大家さんがコウモリのように思え始めた頃、娘さんはバッグからそっと
履歴書を取り出し机の上に置いた。
 当然のごとくそちらに目を移すと、必要最低限の事柄を1枚の紙に自作の履歴書として
書き記されていた。 
つい、生年月日の周りを見回し スリーサイズの記入がないかなどと探してしまうアホだ。          もちろん あるわけない。
ただ、目を引いたのは高卒後、看護婦をなさっていたこと。結婚後看護婦を辞めて旦那さんの会社を切り盛りしていたこと。そしてここへ面接に訪れた、お胸がとってもおっきい
“ユミコ”28歳ということ。
 大家さんの詳しすぎる解説により、わかったことが息子さんの経営する仕事が上手く行かず倒産寸前であり、来春から大家さんと同居をするらしい。
 それまでは整理と少しの可能性を含めて旦那さんが一人で仕事を続けて行くらしい。
今、現在は2駅と離れていないところにお住まいのようだ。
 
こんな目まぐるしい会話の中でも意識して我慢をし、見ないようにと心がけても、つい
見てしまう。 見てしまうと言うよりも面積が大きすぎて目に入ってくるというのが
大袈裟ではない。
巨乳の方は相手の視線が敏感と聞いているが、目に飛び込んできてしまうのだから、どうしようもないと半ば開き直りだ。
大きな大きな黒い服に包まれた2つの物体が気になってしょうがない。
一応、悟られまいと扱っている品物の資料などを取り出し、熱心に説明などしてみる。
そして、説明好調の最中に 又見る  『もう駄目だ。』

セミロングな多少赤みを帯びた御髪が胸元を指差している。
垂れ目なのか釣り目なのかどちらとも言えるぱっちりとした視線が時々重なり、ゾクッと
してくる。半袖から伸びる白い腕や、決して短くないスカートから見せる白い足は丁度良いムッチリ感である。何もかもがおっぱい様のお陰でプラスへと働き、豊かな暮らしが出来ているようだ。
娘さんは品物の資料や壁に貼り付けられてるポスターなどをよく拝見しようとバッグから眼鏡を取り出して内容を読み始めている。
 眼鏡姿が    『エロい』   
 もう何を持ってきても彼女のおっぱいと結びつかないものはない。  
 例え、帽子代わりにバケツをかぶろうと 隣に座っているババアが時折はいている、よれよれの部屋着ズボンをはこうが、何もかもが彼女のビッグなおっぱいと結びつき時折白衣などを着てエロいストーリーの序章が出来上がる。
 『大家さん、ありがとう』 
きっと、事務員の席が空いてることに、大家さんのメリットと重なり、いち早く義理の娘に着席させようと段取りをしてくれたのだろう。
そのためか、肝心な娘さんに働きたいと言うハングリーなアピールが伝わってこないのが
気になるが、形はどうであれ是非とも空いた席に座っていただきたい。
 「あの〜制服などは、あるんですか?」
と言うユミコさんの前向きな発言に応える間もなく大家さんが
「そんなものはあるわけないじゃないね」
と僕に同調を求めてる。
 「はい、ありません。自由です」・・・・薄ければ薄いほうが良いのですが、じゃあ
明日から制服としてこれを着てくださいと、白衣・ブルマ・水着・・・ビキニ。
有り得ない事を想像して股間温度上昇中。

「自由だからって変な洋服着て仕事なんかしちゃ駄目よ。矢田さんだって男なんだから」
「グググー・・・・・」
 意表をつく大家さんの余計な言葉に図星過ぎる程の痛いところを突かれ、ものすごく動揺し始める。  動揺した自分の姿に大家さんの意味深な目線が心に残る。
図星を突かれたときの人間の動揺を大家さん側の目で録画して人間研究してみたいものだ。
そんな、対大家との攻防をよそにユミコさんは卓上の資料を熱心に前屈みで見つめている。
 “た、た、谷間出現!”  わずか数センチの谷間であったが見逃さなかった。
肌のきめや大きさ柔らかさを意味するこの谷間は、静かに自分に登頂する決心を与えてくれた。 『そこに山があるから』 を号令に やる気がみなぎっている。
つい、数時間前までこの職を止める決心が固まっていた自分に、あの二つの山の大きさ
の分、希望が膨れ始めた。途中、遭難しようとそれは本望です。にわか立派な登山家出現。
自分のやる気を抑えながら、
「よく考慮していただき、出来そうであれば来てください」
と100歩譲りながらも意向を伝えた。 
唯一つ気にかかるのが、前半猛スピードで飛ばしまくっていた大家さんが後半静かになってしまったことだ。
 飛ばしすぎて疲れてしまった?若しくは俺に男を感じて嫁の危険を察知?
そうだよな・・・・・世話になってる大家さんを裏切るような願望をもってはいけない。
心ではわかってはいるが もう一つの心が 知らなければ上手く収まるなどと都合のいい事を考えてしまう。お返事を待つ間は、妄想と理性が絡み合い殴り合いくったくたに疲れさせていた。

  「よろしければ、来月からお世話になりたいのですが」
  「は、はい、来月からですね。承知しました」
  「どうぞ、宜しく御願いいたします」
  「こちらこそ 宜しく御願いいたします」      つづく
                    (なんだか引っ張ってすいません)

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):新事務員さん2  ■名前 : anpan  ■日付 : 06/10/13(金) 23:26  -------------------------------------------------------------------------
   いいんです。
思いっきり引っ張っちゃって下さい。
続きが楽しみです。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):新事務員さん2  ■名前 : Y丸  ■日付 : 06/10/14(土) 0:02  -------------------------------------------------------------------------
   普通の読み物としても大変面白い文章で、興奮すると言うより楽しい読み物です。
こう言った感性の文章好きです。
続きを楽しみに待ってます。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):新事務員さん2  ■名前 : まとり  ■日付 : 06/10/14(土) 10:20  -------------------------------------------------------------------------
   久しぶりに読み応えのあるスレッドです。
私も続きを期待してますよ!

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):新事務員さん2  ■名前 : Zoo  ■日付 : 06/10/15(日) 21:04  -------------------------------------------------------------------------
   何か文章力があって続きが気になりますー

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